二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- QUEAST7:年の瀬にタワーを攻略しよう:その1 ( No.843 )
- 日時: 2015/12/29 21:48
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: zSZyy9Vi)
今回はネオイクスさんとのコラボネタ。クリスマス?何それおいしいの?
12月26日。カロス地方のとある街。
カルム「さて、これくらいでいいか」
男性クエスター「そっちはどうだ?」
女性クエスター「大丈夫〜!掃除ももうすぐだって!」
ドータクン「ドー」
デリバード「デリバー!」
カルムが所属するポケモンクエスター達が、幼稚園の正月の準備が進められていた。
一通り飾り終え、最後に玄関に門松を飾って完成。掃除も終わったらしく、クエスト完了サインを貰うと拠点に帰還。暫く休憩しようと思った時、クエストボードにある1枚のクエスト用紙を見つける。
カルム「何だ?まだあったのか?……って、これクロスオーバー館の奴じゃねぇか」
そのクエスト用紙はこの世界の物では無いらしい。内容を見てみると、どうやら他作者からの依頼らしい。無碍にするにしては内容が内容なので、話の内容を聞いてみる事にした。
†
クロスオーバー館:リビング
カルム「で、発注者が誰だと思ったらあんただったんだな。
ネオイクスさん」
依頼:モゲナーとヘリオス、オメガリドリーとオベイロンを倒し、女子キャラを助けろ!
銀河連邦のカストール・デーン提督だ。モゲナーとヘリオス、オメガリドリーとオベイロンが次元牢獄から脱走して女子キャラをさらっていったのだ!
おかげでめちゃくちゃ大変なことになってしまって……一刻の猶予もない!救出の協力を頼む!
あいつらのいる場所は、クッパタワーだということは分かっている。
報酬:10万ゴールド
協力者:ドキプリ6人。ネオイクス、轟駆流、松風勇人、山野ケンタ、花咲アカリ、サムス・アラン、瀬名アルト
カルム「確かここ最近誘拐事件のニュースがあったんだが、まさかそれがこのクエストか?」
ネオイクス「そうなんだ。場所は解ってもそこのセキュリティが解除できないんだ。誘拐のペースは酷くなる一方だし、家族の方も……というか、何でクロスオーバー館に送ったはずのがカルムたちの世界に届いちゃったの?」
カルム「大方どっかで手違いが起きたんだろう。まぁいい。年末年始は流石に休業だが、年内には終わりそうだ。先に何人かと下見に行くから、俺らの所で手の空いている奴らとそっちで頭数揃えといてくれ」
アルト「下見?まぁ、後者の方は何とかなるし、タワーに乗り込む時には変身アイテムも持ってくるつもりだよ」
カルムの言う『下見』に疑問を感じたネオイクスさんだったが、依頼を受けるというのが解ったらしく、こちら側での準備を整えてクッパタワー突入の準備を急いだ。
†
クッパタワー前。
プリキュア達が囚われているタワーの前に来たのはネオイクスサイドの協力者、直葉、ユーリ、ショウマ、クッパが集まっていた。
ユーリ「ここですか?」
ネオイクス「うん。最上階までかなりの敵がいるらしいし、多分オベイロンたちも最上階に……」
クッパ「簡単だ。敵をなぎ倒しながら上に行けばいい」
亜久里「簡単に言わないで下さい。例えそうだとしても、最上階に到達している頃には全員疲労困憊。最上階の彼らを倒せるとは思えませんわ」
サムス(ネ)「そうだな。最低限敵を倒しつつ、速やかに最上階へ向かう。これが最善策だと思う」
真琴「とはいっても……あら?」
長い戦いになりそうになると思いつつ塔を見上げると、入り口の門のすぐ右からロープのようなものが上の階から垂れてきた。一見すると白い縄みたいだが、手触りは縄とは違う。
マナ「これを登れって事かしら?」
六花「罠、じゃないの?」
ショウマ「だが、これを使えば余計な戦闘は省けるね。それに、もう何人か登ってるよ」
クッパ「おい、早くしろ。先に行ってるぞ」
アルト「ボルタリングで登らないで;」
正面から向かうより手っ取り早いと判断し、このロープを使って(飛行能力を持つキャラとボルタリングしてる1名は別)登っていく。そしてベランダを経由しつつ、10階のベランダに到達した。ベランダを登って到達した時、ネオイクスの後頭部の後ろからジャキン、と音がする。
ダークサムス「動くな……」
マナ「……!」
†
Sパイレーツ1「おぉ、ダークサムスか。どうした?」
Dサムス「こいつらを、連れてきた」
同10階。Dサムスが捕らえた一行を最上階に連れて行くところだった。
Sパイレーツ2「何だ?声がおかしくねぇか?」
Dサムス「え?そういやちょっと喉の調子がおかしくてな。まぁ大した事じゃない」
適当に流して捕らえた一行を30階の牢屋に閉じ込め、Sパイレーツの2体が立ち去って行った。
え?もう掴まった?感想まだ。
- QUEAST7:年の瀬にタワーを攻略しよう:その2 ( No.844 )
- 日時: 2015/12/29 21:57
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: zSZyy9Vi)
捕まったと思ったら……?
Dサムス「さて……もう良いぞ」
そう言った瞬間、突然全ての監視カメラに何かが刺さる。その直後に3人の影が着地した。
音也「まったく、クリスマスはスクフェスの限定コスを全員分ゲットしようと思ったのに、急に呼び出して……」
ユキ「うりゅー!」
ゲッコウガ「ガラッシャ!」
せつな「え?誰……?ってか、どこから来たの!?」
なぎさ「このDサムス、ひょっとして敵じゃない……?」
呟いた途端、囚われていたはずの6人の縄が勝手に解け、Dサムスが渡した鍵を受け取って牢屋の扉を開けた。そしてDサムスがパワードスーツのメットを取る。そしてその人物がDサムス本人ではなく、パワードスーツを纏っていたカルムだった事を知る。
マナ「10階に到着した時、パワードスーツ姿のカルムさんと鉢合わせしたの。それで私たちを掴まえたふりをして、まんまとここに連れてこさせたって事」
ゆり「なるほど。態々敵を倒す手間を省いて私たちの救助を優先したのね」
クッパ「男共は、我輩と一緒にボルタリングだったがな。しかし情報と違くないか?」
ネオイクス「多分、依頼しに行ってる間に奴らが出て行ったんだね。ぐずぐずしてると帰ってくるよ」
そこに丁度クッパ達男子チームがベランダから乗り込んで来た。そこには最初にクエストに挑んだキャラ達の他にヴィルヘルムもいた。
ショウマ「へぇ〜。ここって倉庫も兼任してるのか。あ、だとすれば……」
カルム「あんまりうろつくなよ。とりあえず、コンピューターは……あれか」
サムス(ネ)「私も手伝うぞ」
Dサムスのスーツを取り外し、オベイロンが使うであろうコンピューターに自分の携帯のコードを差し込み、電源を入れる。そして数分後、セキュリティが解除された。
その途端にカルムの携帯から着信音が鳴る。
カルム「もしもし?——軍曹か。今合流した」
どうやら相手はネオイクスサイドのケロロ軍曹かららしい。会話を終えると、1通のメールが届く。
ユイ「この塔全域の全体図です。最上階のアイコンが私達で、その下でうろついているのが敵のアイコンです」
リーファ「なるほど。なるべくこいつらに接触しないように——って、ちょっと待って?」
携帯から送られたマップに変身したリーファが眉を潜める。その理由は……
●
○ ○ ○
○ ○
○ ○ ○
●=オーラガイザー・ドラゴン
○=クロノジェット・ドラゴン
いや、なんでジェネレーション編のユナサン戦の最終決戦のファイターのエースカード?いや、クルルと睦実も神崎とショウマとして新導と綺場の前に立ちふさがったか(声優ネタです)。
クルル『ちょっとした仕返しって奴だぜ』
ケンタ「だからってこうする必要ある?」
睦実『でもちょっとイマイチだね。僕ら側をヴァナルガンド、相手側をアルトマイルにしたら?』
ショウマ「本人がいる前でそれは止めてくれる?」
マナ「なら私達側はルキエでどうかしら?(無駄にCOOLなボイス」
勇人「相田さん、アンタもか;」
モア「ならアストライオスはどう?(無駄にCOOLな低音ボイス」
駆流「モアさんも無駄にCOOLな低音ボイス!」
クッパ「というか、あんな彫像みたいな顔が10も20もあるなんて嫌だぞ」
ケロロ『なら夏美殿達を初代ガンダム、敵側をガンダムバルバドスにするであります!』
ギロロ『お前らいい加減に脱出せんかぁぁぁ!!大体アイコン雑談をしてる場合じゃないだろ!』
クルル『解った解った。じゃあこっちをレッドピラミッド、敵をネメシスにしとくぜ』
ユイ「コナミとカプコンのホラーキャラがまさかのコラボって;」
キレたギロロの怒号が30階の牢屋に響き渡るのだった。
しょっぱなから声優ネタをやらかしました(笑)。&ケロロ小隊を勝手にお借りしてすいませんでした。
- QUEAST7:年の瀬にタワーを攻略しよう:その3 ( No.845 )
- 日時: 2015/12/29 22:03
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: zSZyy9Vi)
第1ルート組
ピーチ(ネ)「どうやら誰もいないみたいね」
キャサリン(ネ)「でもここってかなり厳戒態勢じゃないの?殆どいないじゃない」
第1ルートを選んだのはキャサリン、キャサリン、ピーチ、小雪、ユキに音也。そしてMAXHEARTとSPLASH☆STARとキュアミューズとキュアパッション。彼女らは今15階にいるのだが、ここにいるモンスターが殆どいない。まるでポケモンタワーの様に静まり返っている。その間にもユキと音也はそそくさとがらんどうのエリアを進んでいく。
ユキ「うーうー!早くー!」
ブラック「ちょ、ちょっと!置いてかないでって!」
ミューズ「無警戒にも限度があるでしょ;小雪さんみたいに現代慣れしてボケたの?」
小雪「何か酷い言われ様ですね;」
ブルーム「ともかく、いないならいないでさっさと——」
ドロロ『!いかん!小雪殿、速くそこから離れるでござる!』
イーグレット「え?」
Sパイレーツ3「お前らなんでここにいる!緊急連絡!」
小雪「しまっ……!」
ブルーム達も脱出しようとした瞬間、見回りに来ていたSパイレーツ3に見つかってしまった。背後から完全に虚を突かれた形であり、このままだと他のSパイレーツに報告されてしまう……!
ザクッ!
振り返る直前、Sパイレーツ3の喉に氷の苦無が刺さり、一撃で息の根を止める。倒れこむSパイレーツ3の身体が途中で何かに抑えられる。その間に宙を舞うレシーバーを音也がキャッチした。
Sパイレーツ4『おい!何があった!?応答しろ!』
音也「こほん……悪い悪い。さっきの緊急連絡は間違いだった」
Sパイレーツ4『間違いだって?まったく驚かせるなよ!』
音也「すまなかったって。そっちも30階を見張っとけよ?」
音也がさっき倒したSパイレーツ3の声色でモニター室で待機しているSパイレーツからの通信を終えて通信を切ると、その通信機を苦無で突き刺して使えなくする。そして振り返り、一言。
音也「終わったよ」
ネオイクスサイド女子「いや、アンタ本当にただの中学生!?」
うん。普通暗殺術を仕込んだ忍者少女と変声機抜きで自在に声色を変える中学生なんてそうそう存在しません。つか、彼女らが知る中ではそんな卓越したスキルを持った人間はいないです。
ミューズ「ところで、この2人みたいなのが私達の敵でなくてよかったって思う人、手を上げて」
ネオイクスサイド女子( ・ω・)ノ
ユキ( ・ω・)うりゅ?
音也「ともかく、バレずに勧めるのも時間の問題だね。他の2チームはこっそり脱出するなんて考えないだろうし」
その次の瞬間だった。窓の外で、数体のSパイレーツがまっさかさまに落下していった。
小雪「これは、音也さんの言う通りかも……;」
ホワイト「だね……;」
†
その頃、カルム側は……。
カルム「急げ!」
桃華「タマちゃん、ここであってるの?」
タママ『はいですぅ。そこの廊下を渡って、その突き当りの階段を降りれば安全に渡れるですぅ』
ギロロ『そこも罠が仕掛けられている可能性がある。用心して進め』
15階の廊下を進んでいく桃華、アルト、ユーリ、リーファ、カルム、アカリ、勇人、キュアブロッサム、キュアルージュ、キュアメロディ、キュアベリー、プリン(ネ)、キュアパイン、レジーナ、キュアエース。こちらのチームも対して敵とぶつかるわけでもなく、順調に進んでいく。
アルト「あ、あれ?何か急に進まなくなったんだけど?」
ルージュ「確かに言われて見ればそうね。何か、走っても走っても進んでない気が……」
※キュアルージュ達が見たもの:後ろに流れる床。
ルージュ「って、床が後ろに流れてるぅぅぅ!?」
なんと、ついさっきまで進んでいた廊下は既に敵の罠が作動していた!ベルトコンベアはカルム達が来た道とは逆方向に動いており、その奥には串刺しにせんと巨大なトゲが出た壁が。体力が無くなれば、真っ先に串刺しになる……!
エース「……!皆さん、窓縁に掴まって!」
プリン(ネ)「ぷりゅ!」
メロディ「これね!」
エースの咄嗟の機転で窓縁に掴まり、何とか串刺しを回避する。だが、それと同時にこの廊下を移動できなくなった。どうにかコンベアを止めなければと考えていた所に、ギロロの連絡が入る。
ギロロ『おい!敵がそっちに来てるぞ!』
アルト「嘘!?この状況だと対処できないよ!」
その間にも敵のアイコンはどんどん迫ってくる。そしてついにカルム達にも確認できるようになる……!
大人数扱うの難しい……(´・ω・`)。
- QUEAST7:年の瀬にタワーを攻略しよう:その4 ( No.846 )
- 日時: 2015/12/29 22:16
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: zSZyy9Vi)
流れてきたもの:シンクの勇者服コスのシュウ☆ゾー
カルム「何だシュウ☆ゾーか。敵じゃなくて良かった」
裏桃華「つーかなんでシュウ☆ゾーだよ!何でトライクロニカのリーダーだよ!誰が流してんだあああああ!!」
すみません、何でトライクロニカのリーダーが流れてきてるんですか?しょばろは2期の制作が決定してるけど、夢銀河アイドルのリーダーな訳?桃華も裏人格がいきなり現れてツッコミをいれまくる始末です。
タママ『誰が流してるんですかね?事務所のドッキリって奴ですか?』
レジーナ「だとしても嫌がらせのレベルを超えてるわね;ともかく、夢銀河アイドルはほっといて先に「ぬああああああああ!!!」ん?」
夢銀河アイドルをほうっておいて行こうとした時、後ろから何かの声がする。何事かと振り返ると、なんと一部のプリキュアが夢銀河アイドルを支えてベルトコンベアの上を走っていたのだった。
勇人「何やってんですか貴方達はあああああああ!!?」
メロディ「何を言うておる!ビスコッティの勇者をみすみす見殺しにする訳なかろう!!お前達も喋ってる暇があったら手伝え!」
アカリ「私達の国も、彼に救われた……!」
マリン「は!?何言ってるの!?ってか2人とも口調おかしくない!?」
ベリー「その通りなのです!未来を担う勇者の一人を、こんな所で殺させたりしません!」
パイン「なのです!?艦これの電ちゃんの物真似!?」
リーファ「大体、私達はコイツに国を救われたようなものだ……!そんな奴を見捨てられるか!!」
ブロッサム「勇者様がいなくなるなんて、自分は嫌であります!」
ユーリ「拙者らを笑顔にしてくれたのに、助けられなかったなんて悲しいでござる!」
エース「何言ってるんですの!?というか、皆さん口調変わっていません?!」
パイン「って、よくよく見たら、今走ってる人達DOGDAYSに関係してるじゃない!道理で性格が変わる訳だよ!誰か作者の桜さん呼んできてー!DOGDAYSについて説明プリーズ!」
いやいやいや、どんだけ声ネタに凝ってるんだよ。走ってるプリキュア全員声優ネタだろうが。しかもこの罠を見越しての事なのか、壁がこちら側に迫ってきた。
プリン(ネ)「ぷりゅ!」
カルム「面倒な罠出してくれたな全く!」
迫る壁を見て窓縁にいたままでは危険だと感じたカルム達もまたコンベアの上に飛び乗る。だがタイミングの悪いことに、再び何かが流れてきた……!
流れてきたもの:ダルキアンコスのフラン(イナダンのキャラ)
勇人「今度はフランさんが流れてきたんだけど!?この人も後ろの人達と同類か!」
ユーリ「!あれはダルキアン卿!?済まぬ皆の者。拙者、急遽ダルキアン卿を助けに参るでござる!」
リーファ「頼んだぞユキカゼ!」
シュウ☆ゾーを支えていたユーリが流れてきたフランを見た途端、シュウ☆ゾーを任せて自分はフランを担ぎ上げてその状態で走る。てか、まだあったのかこの嫌がらせは。
ギロロ『一体どうなっている!?嫌がらせにも程があるだろうが!つか、誘拐してる間にこんなの考えた奴誰だ!?オベイロンか?!アイツも犬日々に出ていたからな!』
タママ『そんな事言ってる間にまた来たですぅ!』
桃華「また!?何度流してくるの!?」
カルム「今度は誰だ!?つむぎか!?オレスキーか!?ジョー岡田か!?それとも予想を裏切って木之本桜か!?」
レジーナ「全員後ろの人達の関係者じゃない!」
半分ヤケになってるカルムをよそに、次の罠が迫ってくる。そして、次の罠は……!
流れてきたもの:アイテル
カルム&ギロロ&裏桃華『「まさかのナナドラかいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」』
予想を裏切りに裏切ってネオイクスさんの知らなそうな作品から出てきました。誰か、今度は奏月昴さんかエイヴさんを呼んできてください。つか、今度はミルヒコスしてないんかい。
カルム「どちくしょぉぉぉぉ!!今度はまさかのナナドラかよ!どういう人選したんだこれを考えた奴!」
パイン「も゛……も゛うむ゛り゛……限界……;」
ベリー「しっかりしてください異世界の勇者様!貴方が倒れたら、シンク達も助からないのです!」
ギロロ『今の状況だと物凄く頭にくるぞその喋り方!——ん?おい、朗報だ!正面50メートル先に配電盤がある!』
クルル『調べてみたが、間違いなくコンベアの制御の奴だぜぇ。カバーはかなり耐性が強いが、中の電子機器は一般的な奴ばかりだ。水や大量の電気を浴びせりゃ一発KOだぜぇ』
カルム「そりゃ良い事を聞いた。ルージュ、俺の腰のベルトからボールを取ってくれ!」
クルルからの情報を得たカルムの指示に、咄嗟にキュアルージュがモンスターボールを取り、放り投げる。そのボールからサンダースが現れた。
カルム「よっしゃ丁度いい!サンダース、窓縁に移動だ。アルト、蓋壊すの頼む!」
アルト「解った!必殺ファンクション、パワースラッシュ!」
ボールから出たサンダースはいきなりコンベアの上に出てきたことに驚くが、素早く窓縁に移動する。そしてアルトが必殺ファンクションで起こした衝撃波を決めて配電盤の蓋を破壊。
カルム「よし。サンダース、チャージビームを決めてやれ!」
今度はサンダースがジャキンと、白い部分のの毛を銃口を向けるように配電盤に向ける。そして毛で出来たトゲの間に発生した大量のエレキボールをむき出しの配電盤に叩き込んだ。その途端配電盤がショートを起こし、爆発して機能を停止。同時にベルトコンベアとトゲ付きの壁も停止した。
レジーナ「よ、漸く止まった……;」
ブロッサム「やったであります!流石でありますよトレーナーさん!」
桃華「こっちはまだ戻ってない!?」
カルム「お前らいい加減にしないとチャージビームお見舞いするぞ」
また声優ネタやらかしたwwww
- QUEAST7:年の瀬にタワーを攻略しよう:その5 ( No.847 )
- 日時: 2015/12/29 22:27
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: zSZyy9Vi)
そして、大荒れすると音也が予想した第3ルートの6階。ここではクッパ、ケンタ、ヴィルヘルム、夏美とモア、更に他のプリキュアチームが次々と降りていった。ここだけSパイレーツが次々と乗り込んできているが、それと同じ位のスピードで倒されていく。理由?それは……
クッパ「オラオラオラァァ!他にいねぇのかぁぁぁ!!」
ケンタ「そこのけそこのけ我らが通るぅぅぅぅぅ!!!」
Sパイレーツ5〜15「ぎゃあああああああああ!!!」
※答:八雲サイドのクッパと山野ケンタが悉く倒して行ってるからです。
何体ものSパイレーツを次々と倒していく。それはもう、吹き飛ばされる紙くずの如く。後を追うネオイクス達も思わず呆然する始末である。因みにモア達とは今は一旦別行動である。
ネオイクス「そういえば気になったんだけど、この階のダークサムスをどうやって倒したの?」
ヴィルヘルム「その件だが、私もあの依頼書を読んでここに来た。カルムについて来て、空中から行こうとしたのだが……」
〜回想〜
ネオイクス達が来る少し前。依頼を請け負ったカルムと、偶然依頼書を見てついて来たヴィルヘルムはクッパタワーの前に来ていた。早速乗り込んで下見をしようとした時、30階から3つの影が彼方へと飛んで行く。恐らくオベイロン達だろう。
カルム「さて一番厄介なのが出て行ったのは幸いだった。んで、問題はこの扉だけど……」
ヴィルヘルム「空から上るとはどうだ…?」
カルム「なるほど。そりゃいいな」
早速飛行能力を持つヴィルヘルムの背を借りて、壁沿いに空を跳んでいく。そして、あと少しで25階に到達しようとした時だった。
ヴィルヘルム「あ」
カルム「どうした?」
ヴィルヘルム「ここから上、飛行魔法をカットされてた…」
カルム「」
次の瞬間、ヴィルヘルムとカルムがまっさかさまに落下する。地面に叩きつけられれば、一巻の終わり……!
カルム「にゃろっ……!アリアドス!いとをはく!」
落ちてたまるかとカルムがポケモンを自分の背中に繰り出した。そして出てきたアリアドスは壁に糸を貼り付ける。
カルム「って、今度は壁にぶつかるぅぅぅぅぅ!!!」
ヴィルヘルム「安心しろ。脚に魔力を纏わせてガラスを破る…」
カルム「こんな状況なのに冷静でいられる場合かぁぁぁぁぁ!?」
悲鳴が尾を引くように落ちて行き、ついに10階の窓を突き破った。
グキッ!!
カルム&ヴィルヘルム「ん?」
ガラスが破れる音に混じって嫌な音が聞こえた。着地した2人がその音の正体を確認すると、首が折れて事切れたダークサムスが……。2人が唖然と見ている中、影虫がパワードスーツの隙間から這い出て消滅した。
〜回想終了〜
ヴィルヘルム「という事だ」
ブレイ&サマー「いや、おかしいでしょ」
ゲッコウガ「ガッシャ(頷く」
いや、どんだけ強運の持ち主なんですかこの人。落ちた先がダークサムスに直撃って普通ねぇだろ。と、その間にSパイレーツが次々と乗り込んでくる。
Sパイレーツ16「いたぞ!撃て撃て!」
サムス(ネ)「来たぞ!」
ミント「任せてください!プリキュア・ミントプロテクション!」
ロゼッタ「ロゼッタウォール!」
サンシャイン「サンフラワー・イージス!」
咄嗟にプリキュア達の防御技でSパイレーツの攻撃を防ぐ。クッパも甲羅に篭りながら回転して攻撃を弾く。
ミント「数が多すぎる……!」
サンシャイン「頑張って!モアさん達が帰ってくるまでの辛抱です!」
ロゼッタ「その通りです……って!?」
ロゼッタがサンシャイン、ミントと共に攻撃を堪えようと前を向いた時、言葉を詰まらせた。
ロゼッタが見たもの:ロボットダンスをするショウマとゲッコウガ。
ミント「ぶっふぅ?!」←吹き出した。
夏美「ちょっとおおおおおお!?何やってんのアンタ達!?危ねええええええええ!!」
ショウマ「いや、忘年会に一発芸の練習を……(鼻メガネ装備」
ゲッコウガ┌(^∀^)┘←結構ノリノリ。
ミント「〜〜〜〜〜!!(笑うまいと必死に堪えている」
ロゼッタ「そんな所で練習しないでぇぇぇぇ!!危ない危ない危ない危ない!当たる!当たりますって!」
アクア「早く!速くあいつらを避難させて!さっきミントが吹き出したからプロテクションの強度が一気に弱まったわよ!」
サマー「ちょっと吹き出しただけで強度が弱まるってどういうこと!?」
このままではキュアミントが(笑いを堪える意味で)耐えられない。急いでロゼッタとサンシャインが前に出てショウマ達を守りに入る。
モア「クッパさん、終わらせてきました!てゆーか、迅速作業?」
クッパ「よし!飛行能力を持つ連中は、飛べない奴らを抱えて飛べ!」
冬樹『飛べって、何する気なの?』
プリキュア達が戸惑いながらも空中に避難すると、クッパが大きく両拳を振り上げる。Sパイレーツもクッパの行動に目を丸くするも、格好の標的を狙い撃とうと照準をクッパに定める。だがその直前にクッパが拳を足元に叩き付けた。その瞬間床に亀裂が走り、盛大な崩落音と共に床が破壊された。
ネオイクスサイド「床を壊して敵諸共落下したああああああああああーー!?!?」
プライムヘッド「!?!?!?」
その下の階にいたプライムヘッドも上の階の床が突然振ってきた事に完全に不意打ちを喰らった形となり、成す術なくSパイレーツと共に瓦礫の下敷きとなってしまった。
瓦礫諸共落ちたクッパは崩落が収まった後、瓦礫の山から這い出てくる。が、その後ろでプライムヘッドも瓦礫の山から這い上がってきた。
ズガンズガンズガン!
その直後、無数の光の剣が突き刺さり、続けてミサイルの雨を喰らって撃破された。
ソード「油断大敵……とは言い難かったかしら?」
ケンタ「こっちも人任せって訳には行かないからね」
サムス(ネ)「その通りだ」
クッパ「ふん、味なマネを……」
思いっきり暴れさせました。
- QUEAST7:年の瀬にタワーを攻略しよう:その6 ( No.848 )
- 日時: 2016/01/05 19:04
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: zSZyy9Vi)
クッパタワー前。
3階から飛び降りたクッパが着地する。その直後にネオイクス達も飛行能力で着地する。
カルム「そっちも終わらせたみたいだな」
クッパ「ああ」
そう言った直後、クッパが数度正面の扉を殴って扉の形を変形させて追っ手が来ないようにする。
ユイ『……はい。全員の救助、完了です!』
ケロロ『ポケモンクエスターカルム殿、そして八雲サイドの皆の方、ご協力感謝するであります!』
つぼみ「お陰でこちらも助かったであります!」
ギロロ『よし。今度は我々の番だ。今奴らはライダー達とスマイル以降のプリキュア達と交戦していると報告があった。加勢しに「必要は無い」何?』
突然ショウマがギロロの言葉を遮って言い放つ。そしてショウマは懐からあるものを取り出した。
ショウマ「これ、何だか解る?」
ユイ『……スピリタス、アルコール度数90%以上の強力なお酒ですね』
ショウマ「じゃあこれは?」
ネオイクス「妖怪ウォッチシリーズの、ウルトラメラメラボムだね」
ショウマが取り出した2つのアイテムを見ながら答える。が、その瞬間一部のキャラの顔がさぁ…っ、と青ざめた。
……あ、今回のオチが見えた。
ショウマ「音也、早速この携帯でオベイロンに繋いでくれ。クッパ達はドタドタと音を立ててくれ。爆発音とかで臨場感を出すんだ」
音也「……何か嫌な予感しかしないけど;」
六花「でも、この声でバレないの?」
なぎさ「いやいや、聞いたら驚くよ?」
既に体感しているなぎさ達を余所に、音也はショウマから渡された携帯を使ってオベイロン達に連絡を入れる。
音也「えーっと……緊急連絡!緊急連絡!」
マナ「ちょ、声がさっきのSパイレーツそっくりになった!?」
駆流「演技も迫真物だし、電話越しだと本人だと思えるよ;」
オメガリドリー(ネ)『何だ?この忙しい時に何の用だ?』
音也「それが……!何者かが暴れており!そのどさくさに紛れて捕らえていた奴らが逃げてしまいました!!」
オメガリドリー(ネ)『なんだって!?』
オメガリドリー(ネ)の返答にあわせ、クッパがタワーの壁を殴ったり、プリキュア達がわざと必殺技を相殺して爆発音などを出して伝えさせる。
音也「至急応援を、応援を求めます!ぎゃあああああ!!!」
オメガリドリー(ネ)『お、おい!——畜生!オベイロン急げ!こんな奴らにかまってられるか!』
向こうから携帯を切り、こちらに戻ってくるのを確信した音也。自分の声に戻すとショウマが声を上げた。
ショウマ「よし、すぐにここから離れるよ。急いで避難だ!」
それを合図にすかさず全員クッパタワーから離れていく。そして30分後、オメガリドリー、オベイロン、ヘリオス、モゲナーがクッパタワーに到着した。
ヘリオス「これは……!」
オベイロン(ネ)「なんだこりゃああああああ!?」
第一声は納得する。何せ自分達がちょっと出ている間に見るも無残な大惨事の有様となっていた。
プライムヘッドのいる15階は天井が抜けてまるで地震の痕を思わせる。更にSパイレーツはただ倒されるだけでなく、壁に突き刺さっていたり、床や天井にめり込んでいたりとこちらも無残な有様。オメガリドリーが倒されているSパイレーツの1体に何が起きたのか問いただす。
オメガリドリー(ネ)「おい!何が起きた!?侵入者はどうした!?」
Sパイレーツ17「し、侵入者は…3時間も前に……」
ヘリオス「3時間前?我々はついさっき連絡を入れて戻ってきたのだぞ!」
Sパイレーツ17「はい?我々は侵入者との戦闘で、そんな暇無かったですよ…?」
矛盾した事を言うSパイレーツに目を丸くする4人。Sパイレーツ17の言う事は正しく、ついさっき連絡を入れたのは音也の声真似であり、そんなことを知らないオメガリドリー達は大急ぎで30階に向かう。そこの牢屋はもぬけのからであり、室内も何だか暗い。
オベイロン(ネ)「監視カメラが写真を付けて誤魔化しただけじゃないか!誰だこんな事をしたのは!」
モゲナー「ともかく、明かりを点けて……って、電灯が壊されてるぞ!」
オメガリドリー(ネ)「いや待て。あそこにランプがあるぞ」
オメガリドリー(ネ)が指したのは、机の上にある旧式のランプだった。そのすぐ傍にはランプを着火させるライターがあった。
ヘリオス「無いよりはマシか。ってか、何か酒臭くね?」
モゲナー「確かにそうだな。地震で酒の入った箱が落ちて中の瓶が割れたんじゃね?」
そう言って疑う余地も無く、オベイロンがライターの火を点けた。その瞬間だった。
チュドゴォォォォォォォォォン!!!!!
BGM:サライ
ネオイクス「ま さ か の 爆 発 オ チ か よ オ イ」
ショウマ「スピリタス+ウルトラメラメラボム+火のトリプルコンボが功を奏したな」
はい、今年2度目の爆発オチでした(爆)。スピリタスと火のコンボでもかなりヤバイのに、そこから更に爆発物を加えたら、城壁に巨大な風穴を開けかねないほどの爆発だろう。内側からの大爆発により、クッパタワー最上階は花火の如く破裂し、巨大な黒煙を空に立ち上らせるのだった。因みに今回の報酬はそのまま全額ネオイクスサイドのクッパ軍団に弁償代として渡されたそうだ。
おまけ『天災の訪れ』
クッパ「しかし意外な話だな。お前があのワリオの恋人だなんてな」
ブレイ「本当ね〜。世も末って言う事かしら?」
デイジー(ネ)「もしもーし?当人が何言ってるんですかー?」
クッパ「まぁ奴のどういう点が気に入ったのかはさておき、向こうじゃ豪い騒ぎだぞ」
そう言ってクッパが隣の扉を開ける。すると……
スマブラファイターs「神よぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!その怒りを静めたまえええええええええ!!!」
ワリオ&ワルイージ「○×△□азゝ≡ΩΑΒΓ〜〜〜〜〜(魔法陣の前で聞き取れない呪文を延々と唱えている」
マリオブラザーズ「アイヤァァァァァ!!イヤァァァァァ!!!ハイヤァァァァァ!!!!(雨乞いの儀式の如く叫びながら礼拝」
デイジー(ネ)「何か大変な事になってるぅぅぅぅぅぅ!!!?何が原因でこうなったの!?」
クッパ「原因=ブレイ。以上」
すいません。どんだけ信じられないんですかあんたら。
〜あとがき〜
今回はネオイクスさんの依頼でした。それにしてもちょっと自分的には大人数を生かしきれなくて不服です。
2度目のクッパタワー攻略だったので、今回はいきなり30階からスタートして降りていくパターンでした。
そして最後は2度目の爆発オチ。スピリタスだけでも危険なのに妖怪ウォッチの危険アイテムも追加だなんて危なすぎだろ。
ネオイクスさんはピクシブで活躍中です。一度ご拝見どうぞ。
では。今年最後の小説でした。
感想おk。