二次創作小説(映像)※倉庫ログ

行楽の秋、一日の終わり編:その1 ( No.85 )
日時: 2013/10/25 11:19
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: pND9SC4/)

前回、鬼BEの口ぞえによりクイズ大会を開くことになった。
そして追加サービスを受けて早2分。ある襖の前まで到着した。
早速扉を開くも、暗闇の中。

ノーヴェ「なぁ、本当にここなのか?」

鬼BE「まぁ見てておくんなまし」

黒く塗り潰した様な部屋に疑問符を浮かべるノーヴェに鬼BEがいつもの調子で答える。
その返答の直後に、バッと一気に部屋にライトが当てられる。
部屋は意外に広く、20人の客人や鬼BE達が入ってもまだまだ余裕がありそうだ。
回答席らしい、赤や青などの5つの席がある。更に奥の司会席には、ある人物がいた。













BGM:ラスベガスドリーム



モノクマ「さぁやってまいりました!第100回秋月旅館クイズ大会!司会は僕、モノクマと……」

裕子「アイマスからエスパーユッコこと堀裕子!そして——」

カジカ「カジカでお送りします」

モノクマとこの世界のカジカ、そしてエストさんのアイドルの堀裕子だ。その司会と同時に客席にもライトが当てられる。
この2人は早速ボードを渡し、その通りに回答席に並ぶ。
因みに配分はこう。





赤チーム セレナ・スバル・ウェンディ・ダブルイ・ミーティア


青チーム アイチ・ギンガ・リインフォース・ミア・セイン


黄チーム ユウ・ディード・スズ・ディエチ・ノーヴェ


緑チーム セレナ・和人・オットー・リコリス・チンク



これなら色別の半での偏りが無い。双方納得してのチーム分けだった。


カジカ「では早速代表、回答者を選んで下さい」

カジカの言葉にチーム一同悩む。
まだ具体的なルールも知らないので、どんな問題が出るか解らない。
とりあえずチーム別で頭脳ピカイチのミーティア、リインフォース、ディエチ、オットーが出る。
回答席には『ピンポーン!』と鳴りそうなボタンとカードがある。カードは何に使うが解らないが、早押し式のようだ。
全員が回答席に着いた所でモノクマがクイズカードを読み上げる。

モノクマ「問題!アニメ版ダンガンロンパで、最も最初に行われたオシオキは?」

モノクマのオシオキ。オシオキとは名ばかりで本当は殺人を犯したクロをその肩書きにあった卑劣で残酷な公開処刑なのだが、本編でそんなオシオキは無かった筈だが……?
だが、ディエチがいち早くボタンを押す。

ディエチ「宇宙旅行!」

モノクマ「ディエチさん正解!このオシオキは冒頭前に行われていたんだよね〜。因みに本編最後にも使われたよ」

流石にこの問題はりゅーとさん側のキャラに軍配が上がった。
と、ここで天井に設置された電光掲示板がルーレットを映し出し、回転する。
ルーレットの升目にはそれぞれ、ディエチ達黄チーム以外の4色が描かれている。

ノーヴェ「な、何だあれ!?」

モノクマ「そうそう、言い忘れたけど正解できなかったチームの中から1組選ばれ、更にその中の一人が罰ゲームを受けなきゃならないんだ。あ、僕のオシオキと違って死なないから安心してね」

カジカ「更にその罰ゲームの内容も全部あのルーレットが執り行います。それと、お手元のカードは客席から一人を指名して回答の代役を務めさせる事の出来る、『助っ人カード』ですので。1回しか使えませんから気をつけてくださいね」

黄チーム以外「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

そんな事を言っている間にルーレットは青を指した。

セイン「ギャー!こっちに止まったー!」

ミア「だ、誰がオシオキを……」

ルーレットの結果に早くもミアは心臓を握られた感覚に陥る。
正解した黄チームも人事で無いように顔色が悪くなる。
そしてルーレットが止まる。








結果


先導アイチ が 女装する





アイチ「うえぇ!?——ってうわっ!?」

するとどこからがユキが現れ、アイチを煙に包んだ。
やがて煙が晴れるとそこには可憐なメイド姿のアイチが。
男の娘と扱われるだけあって女装が似合う。——おい、客席から奇声とカメラのシャッター音が鳴り止まないんだがwww完全に腐った女子のものだろwww
回答席の(八雲チーム以外)全員は余りの似合いぶりに唖然となり、あまつさえ司会でさえも……





カジカ「貴方の女装クオリティの高さには度肝を抜かれます;」

モノクマ「女の子にしか見えない……;」

裕子「何か負けたー!(ショック」

アイチ「OTL」

はい、この通りトドメを刺されました。
腐女子も鼻血を滝の如く流し、貧血寸前です。

モノクマ「こんな感じで、内容は僕達にも解りません」

カジカ「まぁ、頑張って;因みにその服は青チームの誰かが答えないと脱げない仕組みになっているから」

アイチ「ええぇ!?——ぬ、脱げない……!」

舞園「あの、司会者さん。流石にこれはないんじゃないんですか?」

苗木「え?舞園さん?」

桑田「確かにあれはないな。ある意味モノクマのオシオキ並に残酷だぜ」

舞園の突然の反発に桑田も同意する。彼にとって今の彼女は女神か天使に見えただろう。
だが忘れてはいけない。彼女も腐った女子の一員だと言う事を。

















舞園「私と切霧さんに上目遣いと涙目のコンボで「ご主人様」って言ってくれればその罰ゲームは無しでど——」

アイチ「こんな感じでよろしいでしょうかご主人様ぁぁぁぁああああああ!!!」

舞園「おっごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!?」

言い終わる直前にメイド姿のアイチの拳が超高校級のアイドルの顔面にヒット!
高威力のパンチによって客席を飛び出し、後ろのスペースへと倒れ落ちた。

苗木「舞園さぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!?」

桑田「今グーで殴ったよな!?超高校級のアイドル相手に何の躊躇も無しに顔面にグーで殴ったよな!?」

カジカ「完全に地雷を踏んだね……;」

裕子「強くて可愛いヒーロー……ヤバイ、なんだか惚れちゃいそう……///」

一同がアイチの暴行に唖然となる中(一人だけ違うが)、その本人が被害者の前に歩み寄る。






アイチ「次は殴殺死体で宜しいでしょうか?ご主人様v」

舞園「いえっっ!遠慮いたしますっっっっ!!!」


ダンロン組(怖っ……;)


行楽の秋、一日の終わり編:その2 ( No.86 )
日時: 2013/10/24 20:09
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: pND9SC4/)



苗木「あれ、本当に男の娘なの……?」

リインフォース「毎度リナやレッカに襲われてるから護身術の腕が上がったんだな……;」

不二咲「男の娘だったら——」

大和田「不二咲、テメーは何も言うな。つーかテメーの秘密をテメーでバラしたら秘密もクソも無ぇだろうが」

こうなった以上、もう回答者達に『勝つ』以外の道はなくなった。
続いてはノーヴェ、スズ、ミア、スバルが前に出る。

裕子「問題!版権曲『るろうに剣心』の第一オープニング曲『そばかす』。ポップンミュージックでは誰が担当?」

今度はポップン関係の問題。またりゅーとサイドのキャラに取られるかと思ったら……









ミア「ホワイトメリーね!」

裕子「正解!」

今度はエストサイドのオリキャラ、ミアが正解する。
そしてまたもや運命のルーレットが廻りだす。
今度は……











緑チーム の 直葉 が 和人から『最低だな』と言われる



直葉「何このイジメーーーーーーー!!?」

これは痛い、精神的に痛い。自分が一度は想いを寄せていたとはいえ、これは酷い。
普段は兄妹とはいえ、この言葉は直葉にも重くのしかかる。
やがて和人は深呼吸して、一言言い放つ。

和人「スグ、悪い。——最低だな」

——やっぱり、効く。
最初に謝ったとはいえ、酷い物は酷い。
しばらく涙が止まらない直葉はさておき、次の問題に入る。
今度はウェンディ、リインフォース、ディード。とここで緑チームが……

リコリス「助っ人カードを使います!」

モノクマ「早くも助っ人カードとは大胆だね〜!で、誰を選ぶの?」

客席にスポットライトが当たる。この中から回答代表の代理を選ぶのだ。
リコリスが選ぶのは……






リコリス「すずかちゃんをお願いします!」

すずか「え?わ、私!?」

突然の指名に戸惑いながらもすずかが緑チームの回答席に出る。
このメンバーが出た所で出た問題は……










カジカ「問題!鮫牙の歌姫セレナの生前のフルネームを答えよ!」

これは流石に難問である。セレナはバミューダ△のユニットのブレイクライドユニットであるオリジナルユニットでもあるのだ。彼女のフルネームは……









すずか「はい!リエラ・スクアーロ・アッシュですね!」

すずかの答えは見事正解。
いつものルーレットが廻る前にモノクマがある疑問を尋ねた。

裕子「あれ?ちょっと待って。カジカ、今『生前の』って言ってなかった?一度死んだ訳じゃあるまいし?」

石丸「確かに奇怪だな。蘇った。何て馬鹿な事もあるわけ無いし……捨て子か?」

セレナ「全然違いますよ;第一捨て子でもありません」

モノクマ「だったら、なんで2つも名前があるのさ?」

セレナ「当然ですよ。だって私……」

















セレナ「もう一度死んでるんですから」

セレナ&すずか以外「」

はい、皆さんフリーズ。カキコで流行の転生ネタはあるが、リアルにこんなネタが出るとは思わないだろう。
とここでルーレットが廻り……








緑チーム の セレナ が モノクマのオシオキを受ける



すずか「」

ユリ「モノクマ、お願いします」

モノクマ「はいはい。では久しぶりに〜〜……」

セレナ「え!?ちょ、待っ……いやぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜!!!??」

モノクマが司会席から本編で使われたオシオキ用のスイッチを取り出し、起動する。
そして突如首輪付きの鎖がセレナを捉え、瞬く間に襖の奥へと引っ張っていった。悲痛な叫びを残して。




GAMEOVER

セレナさんがクロにきまりました。オシオキをかいしします。




「夕焼けの葬式(別れ)」






襖の奥は旅館ではなく、夕日をバックにした崖上の岸。
鎖で拘束されたセレナに向かい合う様にモノクマが立つ。
そして一瞬で棺桶を作り上げ、その中に閉じ込め、棺桶に薄めた血を塗りたくる。そしてそこから棺桶を突き落とした。
盛大な水飛沫があがると、血の匂いを嗅ぎ付けたサメの群れが水飛沫の上がった場所から群がり、獲物に喰らいつく。
そして数分も立たない内に、海面から真っ赤な血が上がった……





モノクマ「さぁさぁ次の問題を「待って下さーい!!!」あれ?生きてたの?」

セレナ「あ、危く死ぬ所でしたよ……;」

次の問題にさしかかろうとした時、ずぶぬれのセレナが襖の奥から現れる。
その途端に会場が仰天する。

苗木&山田「お化けー!」

葉隠&腐川「ぎゃああああああああー!!!幽霊ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

桑田「成仏しろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!(十字架装備&顔真っ青」

石丸&朝日奈「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏……」

十神&舞園&霧切&不二咲「成仏成仏成仏成仏成仏成仏成仏成仏成仏成仏成仏成仏成仏成仏(ry」

大和田「お前らパニクりすぎだろうが!!」

セレス「幾らなんでも失礼ではありませんこと!?」

すずか「幾らなんでも酷過ぎますよ!!——ってセレナ、どうやって戻って来たの?」

セレナ「人魚化して魔法を発動して命からがら……;一応死んではいますが、2度死には嫌ですよ……;」

モノクマ「じゃ、あの血は誰の?」

セレナ「申し訳ありませんが、同種の血です……」

まさかあのサメの群れを殺して生き延びたの!?(byダンロン組)
だが、罰ゲームは終わったので次の問題に……
今度は赤チームが助っ人カードを使い、日向創を指定し、日向、アイチ、ノーヴェ、スズが回答席に立つ。

カジカ「問題!『名探偵コナン』177話の『黒の組織との再会(灰原編)』で登場したアポトキシン4869のデータのパスワードは?」

いきなりかなりの難問だな。
黒の組織との再会とはコナンの宿命の敵である黒の組織が、元黒の組織の灰原哀と共に再会し、事件を解決する話だ。
その時に灰原がアガサ博士のMOに工藤新一を幼児化させた毒薬アポトキシン4869のデータを落とそうとした時に出てくる。
その時の台詞は「組織の人間がたまにこう呼んでいたのよ。4869を文字って「シャーロック」。『出来損ないの名探偵』って」と。
この問題に答えたのは……










スズ「はいはーい!シェリングフォード!」

カジカ「正解!」

スズ「あれ?当たった?さっきミルキィホームズを見てたからなんとなくだけど当たった!」

まさに偶然の正解。
因みにシェリングフォードとは、シャーロック・ホームズ生みの親の『コナン・ドイル』が自分の小説をシャーロックと名付ける前に付けた仮名。つまり、『試作段階の名探偵』と言うわけなのだ。
決してミルキィホームズのシャーロック・シェリングフォードと間違えないように。
そしてルーレットの内容は……









助っ人 の 日向創 が コナンの子供時のマネ(つまり、あれれー?とか、おかしいぞー?をしろって事ww)をする




日向「ふざけるなぁぁぁぁ!!!誰がそんな事を……!」

当然反論するが、ふと、彼の目にモノクマとカジカ、そしてユリの後ろの牢屋が入る。
中からは鋭き眼光とギラリと光る斧の刃、猛々しい威圧感。そして「悪い子はいねぇがぁぁぁ〜……」と声が漏れるのみ……



モノクマ「と、なっております。この罰ゲームが嫌なら、どうぞ中へ」

裕子「あたし的には素直に罰ゲームを喰らった方がいいよ;」

2人の警告は最もだった。
恥を捨てて苦杯を飲むか、プライドを守り抜きジャックの斧の錆となるか……
傾いたのは——前者だった。











日向「あれれー?(精一杯可愛らしい声&ポーズ」




びゅごおおおぉぉぉぉ…………




クイズ会場に吹雪が巻き起こる。司会者も回答者も、観客もこの吹雪に寒気を覚えるのだった……





石丸&苗木「……(ドン引き」

十神「惨いな……」

大和田「外の世界にも、絶望はあるんだな……」

モノクマ「君のモノマネに、吐き気マックスだよ」

罪木&不二咲&腐川「……ごめんなさい」

大神「上には上があると言う事か……(遠い目」

朝日奈「何をどうしたらそうなる訳……?」

江ノ島&西園寺「ウザいウザいウザいウザいウザいウザい!ダサいダサいダサいダサいダサいダサい!寒い寒い寒い寒い寒い寒い!」

セレス「アーサーに絶望しろ!コナンに絶望しろ!ドイルに絶望しろー!(全員同一人物じゃん」

桑田「名探偵コナンに絶望しろアホ!金田一少年の事件簿に絶望しろアホ!探偵学園Qに絶望しろアホー!(全部推理コミックじゃん」

このリアクションに日向は勿論撃沈。
だが……


花村「皆何もそこまで糾弾する必要はないんじゃない?むしろ僕はおいしいって感じるよ?」

狛枝「意外な一面ってのも悪くないよ(無傷」

霧切「これはこれでおいしいわ(鼻血」

舞園「ショタ化の日向君、悪くないわ〜(笑顔で鼻血」

山田「そのアイデア貰いましたぞ。内容はショタ日向が……」

葉隠「何であんなので鼻血を出せるのか解らないべ!?」

辺古山「花村と狛枝はともかく、無印3人の守備範囲の広さは驚きを通り越してむしろ感心するぞ;」

ディエチ「ディードは見るな」

ディード「……?」


と、再起不能な日向は苗木が引き連れ、今度は黄チームがなのはを指定。
次はギンガ、リインフォース、なのは、ノーヴェが立つ。

裕子「問題!『魔法少女リリカルなのはVivid』で前作ストライカーズの主人公、高町なのはとフェイト・T・ハラオウンの子供となった主人公の名前をフルネームで答えよ!」

ここでサービス問題が出た!
この答えの主人公はPSPの『ギアーズオブディスティニー』にも登場しているので、この面子にとっては簡単だろう。
と、ここでいち早くなのはがボタンを押した!

なのは「答えは……」

貰った!と黄チームが確信した。が……

なのは「……」

裕子「ん?なのはちゃん?早く答えてー。時間無いわよー?もしもーし?」

なのは「……」

モノクマ「固まっちゃってるね?」

なのは(子供……私とフェイトちゃんの……子供……//////)


次からヤバイwww

行楽の秋、一日の終わり編:その3 ( No.87 )
日時: 2013/10/25 09:52
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: pND9SC4/)

※暫く八雲なのはの妄想をお楽しみください。2人ともSS版で大人状態です。




海鳴公園


なのは「フェイトちゃん、覚えてる?」

フェイト「うん。私達の……私の、大好きな人との出会った場所//////」

なのは「……うん」

久し振りの長期休暇でなのはの故郷の地球を訪れていた。
だが、なのはにとってこれはただの休暇ではない。ある一大決心をする為の長期休暇である。

なのは「あのね、フェイトちゃん。大事な話があるの//////」

フェイト「ん?」

なのは「あの……その……えっとね……」

恥ずかしくて言えない。だが言わなくては。そんな葛藤をしている中、ついに本題を切り出した。












なのは「私、フェイトちゃんの事を愛してるの!結婚して!!」

言い切った。羞恥心を飲んで想いを告げられた。
そしてフェイトの答えは……













フェイト「私も……なのはの事を一番愛しているよ。世界中の、誰よりも」

愛し合う証として、なのはの身体を強く抱きしめ、深い口付けを交わす。
抱き締めている人が、もうどこへも行かないように。今まで無くしたものの為にも、彼女を幸せにする為に……





時は過ぎ、告白から1年後、病院の廊下。


不安と期待。その2つの感情が混ざり合った、待ち切れない表情だった。
その時、フェイトの隣の病室の扉が勢い良く開けられ、看護婦がフェイトに報告する。






看護婦(ダネル)「フェイトさん、産まれましたよ!女の子です!」

フェイト「本当ですか!?」

報告に早速フェイトがなのはの病室に入る。
ベッドの上には、晴れてフェイトと夫婦仲になったなのはと、彼女に抱かれている赤子。

なのは「フェイトちゃん……」

フェイト「産まれたんだね。私達の子供……」

なのは「うん。名前ももう決めたんだ」

赤子を起こさないように優しく語るなのは。

なのは「ヴィヴィオ。高町ヴィヴィオって名前だよ」

赤子、ヴィヴィオもその名前を気に入ったのか少しだけ微笑んだようにも見えた。
親二人は、互いの顔を見ながら優しく微笑む。これからの新婚生活に期待と希望を膨らませて……





ユウ「なのはー!戻って来ーい!!」

なのは「えへへ……私と、フェイトちゃんの……子供……//////」

ノーヴェ「ダメだこりゃ;完全に妄想に入り浸ってる;」

以上、高町少女の新婚妄想でした(笑)
つか、子供って点でそんな妄想すんな。正確には養子だボケ。
因みにフェイトも客席でダウンしています。

裕子「3…2…1……はい、終了!回答権が2番目に早かった青チームに移ります」

リインフォース「簡単だ。高町ヴィヴィオ」

裕子「正解!そしてアイチの女装も解除!」

アイチ「やったー!」

同チームが答えた事により、アイチの服がメイド服から旅館の浴衣に戻る。この時、腐った女子が残念がったのは言うまでも無い。
そしてルーレットの罰ゲームは……





助っ人 の 八雲サイドの高町なのはとフェイト・テスタロッサ が りゅーとサイドとグレイディアサイドのなのはのSLBを喰らう


おい、奥でりゅーとさんとグレイディアさんのなのはが笑顔でレイジングハートを非殺傷設定をOFFにしてるぞ。確実に殺る気満々だろ。


モノクマ「ではでは、オシオキのパート2。行ってみよー!」



GAMEOVER

八雲なのはがクロにきまりました。オシオキをかいしします。
フェイトちゃんもごいっしょに。





その後、様々なクイズや罰ゲームが執行され、時間が過ぎていった。
そしてここいらでお開きにしようとユリが告げる。


裕子「いよいよ最終問題よ!このクイズは正解したチーム以外が罰ゲームを受けることになります!代表者、前にどうぞ!」

この時点で全員が助っ人カードを使い、後は自分達の力でこの戦争を生き抜くしかない。
最後の代表者はスバル、アイチ、ユウ、和人が立つ。










裕子「問題!ドタバタ逃走中3逃走成功者+逃走中〜魔道士と王子〜逃走成功者+逃走中〜僕らの宇宙戦争〜+逃走中〜ロボット軍団の大逆襲〜−りゅーとさんのダンガンロンパ組WSTチーム=何人!?」

最後は逃走成功者にWSTメンバーを引いた数のクイズだ。
カキコの小説を読み漁れば情報が手に入れられるだろう。
この戦争の勝者は…………

















スバル「6人!!」

カジカ「正解っ!!優勝は赤チーム!!!」


クイズの答え5+3+0−7+5=6


クイズに正解した赤チームは晴れて罰ゲームを免れ、残った回答者は……










残った回答者「ぎゃああああああああああああああああ………————!!!」





モノクマ「うぷぷぷぷ!今回も楽しめたね〜!」

カジカ「それでは今回はこれまで!」

裕子「それではまた次回!さようなら〜!」





アイチ達の部屋


アイチ「はぁ〜;酷い目に遭った;」

ユウ「一生の恥だ……OTL」

キリト「何で俺まで……OTL」

セレナ「災難でしたね;」

リインフォース「大丈夫か……;」

あの罰ゲームで見事アイチ達は女装させられていました(爆&全員ピンクのメイド服&キリトはファントム・バレット版)。しかも今夜はこれは脱げないと言うシステム付き。
ともあれ、相当疲れてしまったのは言うまでも無い。明日の紅葉狩りの為にも早めに寝て、疲れを取ろうではないか。



おまけ「覗きの末路」


同刻、ダンロン組の部屋。


石丸「今日も酷い目に遭ったな;特に腐った女子とクイズ;」

大和田「全くだ。あいつらたまには自重しやがれ(・ω・`#)」

苗木「大和田君、顔怖いよ;」

苦労人組+αが今日の愚痴を零していた。
あんな暴走は彼らはもう起きたくないと願うも、次回も暴走させる気です。
と、ここで気を利かしたのか、葉隠が彼らに言う。

葉隠「おい3人とも、ジュースでも買ってこようか?」

そう言っては部屋を後にする。
桑田にしては気が利くな。と思った直後だった。

カイト「どうしました?」

苗木「あ、気にしないで。ただジュースを買いに行っただけだから」

カイト「なんだ、そうですか」










カイト「てっきり従業員の皆さんが入っている温泉にでも行って、覗きを決行するのかと」

その言葉に3人はフリーズ。
確か、葉隠の行った方向って……;










大和田「自販機なんてねぇじゃねぇか!!!」

石丸「何たることだ!!覗きとは大人気ない!!」

苗木「いや、未成年……って、成人だった;」

石丸「とにかく追うぞ!今ならまだ間に合うかもしれん!」

カイト「あ、早とちりかもしれないと思って報告をしましたよ。覗き防止を」

カイトが携帯を見せて少しでも落ち着かせようとした時だった。
この旅館の従業員服のユキが声を上げる。因みにユキは、ポップンミュージックの新人アイドルではなく、ヴァンガードの方です。

ユキ「お兄ぃ、手伝って〜!」

カイト「ん?ユキ、大丈夫?」

石丸「僕も手伝お……う……?」

苗木「石丸君?どうしたの?」

大和田「おい、とっとと終わらせろ。でないと葉隠の野郎、覗きを成功しちまうぞ!」

石丸「苗木君、兄弟……一つ訂正していいか?多分、葉隠君は覗きを決行出来ないと思うんだが……」

大和田「あぁ?お前、温泉に浸かり過ぎてその硬い脳みそまで溶けて碌に頭が廻らなくなったのか?」

石丸「そうだな。出来れば温泉に浸かって、この凍った背筋を解かしに行きたいな」

大和田&苗木(・ω・`)?

石丸の言葉に疑問を抱いた超高校級の暴走族と超高校級の幸運は廊下の角のものを見る。




凍りついた葉隠とエストさんのレオン(QMA)だった。


大和田&苗木「背筋どころか全身凍りついているぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」

葉隠「な、ななな苗木っち……おおお大和田っち……」

石丸「覗きに行こうとしたのは解るが、何で凍りついたんだ?」

葉隠「ゆゆゆ、幽霊に肩を掴まれててててみるみる体温がううううばわわわわわわ」

カイト「あ〜……『氷遁:後ろ神』にやられたんだね」

石丸「なんだそれは?」

カイト「常に標的の真後ろを取り、常に冷気を送り続ける忍法です。2人はこの程度なら良かったんですが、本来なら冷気を通す特殊なかんざしを刺して、そして体内から凍りつかせて凍死。なんて事もありえますよ」

苗木「こんな小さな子供が……」

ユキ「ユキはこれでも部隊は諜報員ー!うー!」

カイト「ま、今回は廊下で反省して下さい。これに懲りて金輪際覗きをしない事を心掛けて下さいね」

ダンロン組とエストさんのゲスト達もまた、翌日の紅葉に精を出す為に眠る。
凍りついた葉隠とレオン(QMA)を廊下に放置して。



次回は紅葉狩り編。ゲストも登場させます!
感想どうぞ。