二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 〜第一章 入学〜 第一話 太陽と花 ( No.1 )
- 日時: 2012/12/27 20:28
- 名前: ☆+:*.苺ろ〜る.*:+☆ ◆N1toQkxgzc (ID: GTsKO5qg)
〜第一章 入学〜 第一話 太陽と花
「さぁ、がんばって来なさいよ!!!」
お母さんが言う。
私、スイート・マーガレット。このたび、とんがり魔法学校に入学することになったの。
「うん、じゃあね。お母さん。また手紙送りますっ!!!」
私は元気にそう答え、紫色の扉に入っていった。
薄暗い部屋。その先には暖炉が燃えている。
そして隣にあるデスクの椅子に座っているのは・・・太陽?
「もうそろそろ揃ったかな?」
太陽が喋った。
そろった?私は薄暗い部屋を見渡した。
そこには10人くらいの男女がいた。
「それでは、とんがり学校の生徒手帳を作る。
ここにいる入学希望者達は、順番に私の所にきて、
名前と性別、誕生日を言って、生徒手帳をもらい、この先にある光の扉を進みなさい。」
太陽が言った。
そして、次々とその光の扉へと続いていく。
私の前の女の子が光の扉へと向かっていく。
次は私だ。
「名前は?」
「スイート・マーガレットです。」
「ほう、珍しい名前だね。それでは性別は・・・女性でいいかな?」
「はっはい。」
「うむ。それでは、誕生日は?」
「えっと、6月6日です。」
マーガレットは6月のマーガレットがきれいに咲いているときに生まれたという。
「ふむふむ・・・、よし、これで質問は終わりだ。」
・・・と、会話が途切れた。
「あの・・・太陽さん、生徒手帳は?」
私は太陽の名前が分らなかったので、「太陽さん」と言ってしまった。
「ん?はっはっは。太陽。キミ、正直だねぇ。
はい、生徒手帳だよ。大事にしなさいね。それと、私の名は、シャイン。
とんがり学校の初代校長だよ。それでは、光の扉へと進みなさい。次に会うときはキミがアノ魔法を使った時。」
シャインが言った。
「また会える日を楽しみにしているよ。」
「えっ、アノ魔法って…?」
私は聞きたいことがいっぱいだった。
だが、不思議なことに、足が勝手に扉のほうへと動く。
シャインの魔法か。
そんなことを考えていると、すぐに扉の前に来た。
ーガチャリー
私は扉を開けた。
するとそこにはオレンジ色の干柿。が立っていた。
きっと今からお世話になる人だろう。
さて、これからどんなことが始まるのか。
きっと、素敵な人に出会って、恋が始まって。
素敵な魔法使いになるんだろうな・・・。