二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 〜第一章 入学〜 第二話 フラワーグループ ( No.2 )
- 日時: 2012/12/28 11:30
- 名前: ☆+:*.苺ろ〜る.*:+☆ ◆N1toQkxgzc (ID: GTsKO5qg)
- 参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode=view&no=4886
〜第一章 入学〜 第二話 フラワーグループ
「お前が今日からとんがり学校に通うスイート・マーガレットだな。
さっそくお前の部屋に案内する。・・・、お前、好きな色は?」
オレンジの干柿が言った。
私の好きな色…ピンク…かな?
「ピンクです・・・。」
ちょっとこの人、苦手なタイプかも。
声が元気じゃない。
「ピンクか。それじゃあ、こっちに来い。」
私は干柿についていく。
階段を下り、一階へと行くと、右に曲がり一番奥の部屋へ進んだ。
ドアの色は緑。でもじわじわっとピンク色に変わっていった。
「魔法…?」
私はボソッと言ってしまった。
だが干柿はそんなこと聞いてないかのように。
「ここがお前の部屋だ。さぁ、もう時間だ。他のやつらを呼んで、学校へ行くぞ。」
そういうと、干柿はアナウンス?みたいなもので
《えー、入学生のみなさん、学校へ行きます。一階のフロントまで来てください。》
ここってフロントなのか???
ここ、ただの学生寮でしょ?
・・・まあ、いっか。
3分後、私を入れて4人が集まった。
いかにもお嬢様って感じの長い金髪のカールをした女の子。
スタイルのいい黒髪のストレート、眼鏡をかけていて、文学少女的な女の子。
ちょっと背が低い、青い髪のやんちゃそうな男の子。
そして茶髪のセミロングで天パの私。
「それじゃあ、13歳組はこれで揃ったな。」
「・・・え?」
干柿の放った言葉に4人全員が驚きの声をあげた。
「ちょっと、13歳組って・・・こんなやつらと私は同い年なの?」
金髪カールが言った。
私も同い年とは思わなかった。
悪い意味ではなく、いい意味で。
だって、金髪カールは一緒の年ぐらいかなぁ、って思ったけど、
文学少女は年上かな…って思ってたし、やんちゃそうな男子は正直言って年下と思ってた。
でも、皆私と一緒の13歳だそうだ。
「そうだ。お前たちは、同い年。
そうそう、これからはこのグループで動いてもらうけど、なにかいいグループ名はあるか?」
このグループで活動・・・。
なんか大変そう。
「みなさん、名前は?」
文学少女が言った。
「さくら」と金髪カール。
「きく」とやんちゃそうな男子。
「マーガレット」と私。
「テツ」と干柿。って、干柿には聞いてないんだけど…。
そして、「ダリア」と文学少女。
「あっ、皆お花の名前だぁ!!!」
私は言った。
実は私、お花が大好きなの。
「じゃあ・・・フラワーグループで行かない?」
「ふうん、まあいいんじゃないの?」
「どーでもいいけど。」
「えぇ、いいと思うわ。」
こうして私たち、『フラワーグループ』は作られた。