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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 〜第二章 私たちの過去〜 第一話 スイート・マーガレット ( No.6 )
- 日時: 2012/12/28 10:10
- 名前: ☆+:*.苺ろ〜る.*:+☆ ◆N1toQkxgzc (ID: GTsKO5qg)
〜第二章 私たちの過去〜 第一話 スイート・マーガレット
「大丈夫?うわぁ、びしょびしょ。保健室に行こう。」
せなはいつも私をかばってくれる。
でもせなは、私をいじめている奴らの事も言わなかった。
だから、いつもこれの繰り返し。
「まぁ、どうしたの。びしょぬれじゃない。」
保健室の先生が言った。
「ちょっと水道を出しすぎちゃって。」
せなが言った。
ね?いじめた人たちが水をかけただなんて、一言も言わないでしょ?
「あらあら、じゃあせなちゃん、この子の体操服、持ってきてあげて。」
「はぁい。」
そして私と先生の二人になった。
ー私は迷った。いじめの先生に言おうか、言わないか。
でも私は言わなかった。いや、言えなかった。
言う勇気がなかった。
「持ってきましたぁ」
ドアの先には私の体操服を持ったせな。
そして、私は着替えた。
そのあと、担任の先生が来た。
「スイート、大丈夫か?」
「はい・・・」
そして私は、教室に戻った。
すると、いじめる奴らがこっちをギロリとにらんだ。
そして、私の事を主にいじめる・・・リーダー?は、私をひっぱり、
「大丈夫だったぁ?」
と、やさしいふり。
だけど、そのあと小声で、「私たちの事、言ってないでしょうね。」と。
私は首を横に振り、席についた。
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