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〜第二章 私たちの過去〜 第三話 大門 きく ( No.25 )
日時: 2013/01/03 22:21
名前: ☆+:*.苺ろ〜る.*:+☆ ◆N1toQkxgzc (ID: GTsKO5qg)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode

〜第二章 私たちの過去〜 第三話 大門 きく

俺はきく。俺は大分県に生まれて大分県で育ったんだ。
俺の地元、大分県は温泉が有名な都市。
うちは温泉館だった。そして俺はその手伝いをしていた。
そして、いつもうちに来る客がいた。
俺の許嫁、「莉奈」。ひとつ年下で、茶髪の二つ結びをした女の子。
まぁ、世間からしたら可愛かった。外見からも、性格からも。
莉奈はいつも俺の事を「お兄ちゃん」と呼ぶ。
そして俺は普通に「莉奈」って呼んでた。
んで、ある日、莉奈がおれに言ったんだ。
不思議な言葉を。

「お兄ちゃん、私の事を、いつまでも見捨てないでね。
 何があっても、絶対に守ってね。お兄ちゃん。私はお兄ちゃんが大好きだよ。」

なんだか、別れの言葉みたいだった。
まるで、今から何かが起こるかのようにー。