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〜第二章 私たちの過去〜 第四話 吉永 ダリア ( No.30 )
日時: 2013/01/03 23:05
名前: ☆+:*.苺ろ〜る.*:+☆ ◆N1toQkxgzc (ID: GTsKO5qg)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode

〜第二章 私たちの過去〜 第四話 吉永 ダリア

私、吉永ダリア。
アメリカで生まれて日本で育ったの。つまり、ハーフ。

十一歳。小学五年生の頃。私はテストの学年一位と二位を争っていた相手がいるの。
名前は「たける」。男子で、頭がよく、女子からもモテていた。
そして私とはいつも学力で争っていた。
でも最近、二人とも満点が多くなって、もう勝ち負けがなくなって、毎回引き分けになったの。

私は武に恋をしていたとかそんなものではなく、ただ、学力を争っている「ライバル」としか思ってなかったの。

でも、ある日いきなり、武から聞いた言葉が、信じられなかった。