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〜第三章 光と闇〜 第一話 魔法テスト ( No.37 )
日時: 2013/01/04 19:13
名前: ☆+:*.苺ろ〜る.*:+☆ ◆N1toQkxgzc (ID: GTsKO5qg)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode

〜第三章 光と闇〜 第一話 魔法テスト

「ユキフル」…とんがり学校の問題児…。
この前は少しだった不安が今になって大きく膨らんでいく。

「ねぇ、皆はこのテストのために練習しに行った?」

私は皆に聞いてみた。

「ううん、そんな余裕もなかったし。」
「俺も。てゆーか、魔法語忘れたし。」
「そうね。私も行ってないわ。」

三人とも行ってないらしい。
私は今、ちょっと自信がない。
だって、禁断のダーク魔法って…結構ヤバい奴なんじゃないの?
てゆーか、そんな魔法掛けられて大丈夫なの?

「ねぇ、今からでも練習しに行こうよ。さくら、きく、それにダリアも。」
「私は結構よ。相手がダーク魔法とやらを使えば強制終了なんだろ?だったらそれを使うまで待てばいいじゃん。」
「そんなー。」

さくらの答えに私はちょっとがっかりした。
強制終了を待つなんて、私には出来ない。
ダーク魔法がどんなものかも分らないって言うのに…。

「俺は、魔法語さえ教えてもらえば出来ると思うし。」
「ちょっと…」

きくも練習しないってこと?

「私も今日は疲れたわ。ゆっくり休んだほうが明日に備えられると思うし、あなたも今日の所は休んだら?」
「・・・。」

私は皆の言葉に何も言い返せなかった。
そして、気づいたら走り出して外に出ていた。

「なんで・・・皆練習しないの?」

私は森のほうへと向かって行った。