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〜第三章 光と闇〜 第一話 魔法テスト ( No.39 )
日時: 2013/01/04 20:23
名前: ☆+:*.苺ろ〜る.*:+☆ ◆N1toQkxgzc (ID: GTsKO5qg)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode

〜第三章 光と闇〜 第一話 魔法テスト

「皆さん起きて下さい。今日は魔法テストの日です。遅れないように。」

寮の中で放送が流れた。

「んんーまだ眠いよぉ…魔法テスト?…あああ!!!!」

私は忘れていた。

「もう、早くしなきゃ〜」

私はパジャマからワンピースに着替え、この前トメさんからもらったお腹がいっぱいになるあめをなめて玄関に出た。
もちろん、杖とボウシを持って。

「遅い!!!」「遅いぞ〜」「遅いわよ、マーガレット。」

うっ、朝から遅いの連発。

「さ、行くぞ。」

テツの言葉で私たちは外に出て、広場に向かった。

「遅いですよ、チームフラワー。」
「す、すいません」

校長先生の遅いという発言に私はつい謝ってしまった。

「まぁいいでしょう。
 それでは、テストの説明をします。
 まず宝探しの魔法ですが、魔法を使って町に埋まった星のかけらをより多く持ってきたほうが勝ちです。」

いよいよ始まる。私たちにとっては初めてのテスト。
ユキフルの二人は落ち着いた表情。

「なぁんだ。たった二人かよ。ちょろいな。」

きくがボソっと言った。
そしたら、聞こえていたのか、ユキフルの背の高いほうがギロっとこっちを見た。

「それでは始める。準備はよいですか?」
「はい。」
「はい。」

「それではよーい…はじめっ!!!」

いよいよ始まった。
でもさくらときくはやる気が全くない様子。
これで大丈夫かなぁ。
こうして私は魔法使いに変身した。