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- 〜第三章 光と闇〜 第二話 ダーク魔法 ( No.48 )
- 日時: 2013/01/11 20:54
- 名前: ☆+:*.苺ろ〜る.*:+☆ ◆N1toQkxgzc (ID: GTsKO5qg)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
〜第三章 光と闇〜 第二話 ダーク魔法
(さくら視点)
「ふぅ〜、やっと着いた!!!」
私は学校の前にいた。
そして、ユキフルの2人を探す。
でもその二人の姿は見当たらない。
「んー、ま、いっか。」
私は思いっきり杖を振った。
━キラキラキラ━
地面が五か所光った。
私は杖をスコップに変え、光る場所を掘ってみた。
ー出てきたのは星のかけら…らしきもの。
形は細長いひし形。
すると、その五つのひし形状の石は手の平の中で一つに集まり、一つの星となった。
それは、虹色に輝いていて、とってもきれいだった。
「きれい…」
私は思わず声を出してしまった。
「あ〜!!星見〜っけ!!」
ん?この声、どこかで聞いたことがある…今日、今、さっき…。
私は声がするほうを見た。
…やっぱり、ユキフルの2人。
「その星、ちょうだい。」
背の高いほうが言った。
もちろん、ダメに決まってる。
「あんた…バカなの?そんなこと言われてあげるようなバカはいないよ〜だ!!この背高のっぽ!!」
私は言ってやった。
でも、そいつは引き下がらずに続ける。
「なによ、生意気なわがまま嬢ね。それに、私は舞苦よ。背高のっぽ?どこの言葉〜?私、分んな〜い。」
「あんたこそ何なのよ!!私はわがまま嬢じゃなくてさくらよ!!覚えておきなさい!!」
私はそれを言って、この場を去ろうとした。
でも、舞苦は私に
「ちょっと待ちなさい。その星、貰わないと返さないから。」
「はぁ?」
なんてことを言ってるんだ、こいつは。
「だから、無理に決まってるでしょ?ほんと、バカね。」
「お姉ちゃんになんてこと…」
「マユ!!いいわ、こうなったら力ずくよ…!!」
「分った!!お姉ちゃん、ダーク魔法だね!!」
ダーク魔法!!!でもそれを使ったら強制終了…。
「使えばいいじゃないの。そうしたところであなたたちはこの勝負で負けるんだから。」
「ふふふ…それはどうかしら…?」
「え…?」
私はこの言葉に油断してた。
そして私はこの後にダーク魔法がどんなものか、知ることになるの…。