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〜第三章 光と闇〜 第二話 ダーク魔法 ( No.53 )
日時: 2013/01/13 20:03
名前: ☆+:*.苺ろ〜る.*:+☆ ◆N1toQkxgzc (ID: GTsKO5qg)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode

〜第三章 光と闇〜 第二話 ダーク魔法

(きく視点)

「おりゃっ!!!」

俺は思いっきり杖を振った。
地面が8ヶ所光る。
俺は杖をスコップに変えて、その光る場所を掘ってみる。

「なんだぁ?これ。ひし形…だよな…?」

その石は細長いひし形。
俺が不思議そうに見ていると、その石は5個と3個に分かれて5個のほうは一つの星に、3個のほうは星の半分の形になってる。

「ま〜たお星様見つけた〜!!!」

・・・・・!!!!
この声は…!!

「やっぱりか…」

ユキフル…。お星様見つけた〜!!!って。馬鹿馬鹿しい。

「ねぇ、それちょうだい。」
「・・・は?」

なにをふざけたことを…。

「あげねぇよ。」
「ふぅん、仲間があんな目にあったのに…」
「え…?仲間?」
「あ、いや、こっちの話。」

仲間?気になる…。

「ま、とりあえずその星くれない?」
「そうだよ〜。舞苦お姉ちゃんの言うこと聞いたほうがいいよ〜」
「だから、嫌ってば。」
「なんですって…!!!」
「マユ!!!もういいの。こいつもさくらと同じ目に合いたいらしいから。」

さくらと同じ目に…?

「おい、さくらと同じ目に、って、さくらに何かしたのかよ!!!」

俺が舞苦に殴りかかろうとした。
でもそんな事はさせないと言わんばかりに俺は動けなくなった。

なんだよ、これ。魔法か…?

「変な真似しないでよ。あんたは今から私に、ダーク魔法をかけられるんだから。」
「なっ!!!」

ダーク魔法…。

俺は正直、ダーク魔法がどんなものか見てみたかった。
ドキドキ、わくわくしてる気持ちもある。
でもー、俺はどこかでおびえていた。
昔の記憶が。莉奈が。帰って来そうでー。