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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【まどマギ】それは優越感か、後悔か 【オリキャラあと一人!】 ( No.36 )
- 日時: 2013/03/11 16:45
- 名前: おなかへった ◆scEpNWmRjQ (ID: EdkNSjYc)
ガシャン、ガシャーン。次々とものが倒れる音がひびく。急いでかけつけてみると、それはナースステーションからの聞こえてきたものだった。どうやら病室の方は何事もなかったらしい。
——ふぅ……。
お母さんの安全が保障され、一安心する。だがそれもつかの間だ。ナースステーションには数人、床に力なく倒れているのだから。それだけでない、中には血を流している人もおり、心はすぐ元にもどった。
「なっ……」
それだけでも十分にショックだったのに。更なるしょうげきが私をおそい、軽いこんらんへとおちいらせた。
「チッ、病人より悲鳴を上げてくれると思ったのによぉ」
——信じたくない、信じられない!私は必死にくり広げられている状態をこばんでいる。
だってやさしくて、明るい彼女はこんなことしないから。
だって笑顔の絶えない彼女が、あんなこと言うはずがないから。
だって……。
言動、行動、光景。全て否定し続けても、やはり彼女であるとみとめるしかなかった。
だって。
「すぐに気絶してつまらねぇな、はっ!」
丸いくりっとした目は金色であるが、彼女のそれにまちがいない。
おろしたかみもブラウンで、くせも完全にいっちしている。
服は先ほど会った時と同じ、パーカーにデニムスカート、ショートブーツをはだの上に直接はいている。
だから私は、この状況を事実だと、認めるしかなかった。
彼女——黒夜 桜綺が暴力をふるい、暴言をはきすてているということを。
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破壊王子様、お待たせしました!黒夜ちゃんの登場です!
ここからは黒夜ちゃんと紫藤さんのターンなので、ゆっくりと待っていて下さい。
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