二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 永遠の記憶を、空に捧ぐ。__ドラゴンクエストⅨ ( No.23 )
- 日時: 2013/01/15 21:31
- 名前: 漆千音 ◆1OlDeM14xY (ID: 7K.EniuH)
3.
——ウォルロ村に戻った時には既に夕暮れ時だった。
何とか無事だった二人は(と言うかマルヴィナは)、
ズッキー、スラピ、スラらんの三匹に礼を言って別れた。
彼らはまた、旅人達のために縁の下の力持ちとなってゆくのだろう。
いつも村の入り口にいる青年がお帰りと言ってくれた。マルヴィナは驚いて、ただいま、と返した。
…少し嬉しかった。ようやく、馴染めたのだろうか。そう思って。
と、その青年の目が、後ろのルイーダに向く。目をしばたたかせた。口も開いている。
いわゆる——少々間抜けな表情で、見惚れていた。
が、そんな視線を気にせずルイーダはマルヴィナを見た。このあたり、流石酒場の女主人である。
「——えーと…宿屋はどっちかしら?」
「ここから西に。あの家を左折すればわかると」
「ありがと」ルイーダは踏み出そうとして、振り返った。「——そうそう、お礼はまた改めて」
ぱちっ、とウインクを決め、ルイーダはスタスタと行ってしまう。
(…何者だろう?)
マルヴィナは首を傾げた。酒場の女主人。それだけじゃない雰囲気を持っていた。
そう——いうなれば、同じ匂いを持つ者。
冒険者と言う、風体を。
「さすが、リベルトさんの宿ね」
マルヴィナも気になって宿屋に入ったとき、ルイーダはカウンターに立つリッカと話していた。
こんな時でも、仕事をするんだな。何もやることがなかったとしても——マルヴィナは、
予想外れの守護天使に少なからず不満を抱いていたついこの前の自分を思い出す。
…見習わなきゃな。そっと、そう思いながら。
「父さんのお知り合いの方ですか? あっ、もしかして…ルイーダさん!」
リッカは目を見開いて答えた。「マルヴィナ、帰ってきたんだ——!」
今扉を開けて入ってきたことには気づいていないらしい。
「ご名答。貴女はまだ小さかったけど、覚えていてくれたんだ」ルイーダはあの優雅な仕草でお辞儀をした。
「——えぇ、マルヴィナにもずいぶんお世話になったわ。ところで、リベルトさんは?」
「————————」
瞬間的に、リッカの表情が変化した。声が小さくなる。
遠くにいたマルヴィナまで声は届かなかったが、
「——ええっ!? そ…そんな…な…亡くなっ…」
目の前にいるルイーダの反応から、真実を告げられたことは、分かった。
「何てこと…あの、伝説の…それじゃあ、セントシュタインはっ…!」
リッカもマルヴィナも、さすがに話が見えなくなり、ただルイーダを見つめた。
そこでリッカは初めてマルヴィナがいたことに気付く。ただいま、と頭を下げておいた。
「…待って」
声をかけるより早くリッカは、ルイーダが呟いた言葉に気をとられた。
マルヴィナもそうだったため、問題はなかったが。
「ってことは、今はこの宿、貴女一人で経営してるのよね?」
「そ、そうですけど」
「うん。ここっていい宿だわ——」ルイーダは振り返る。そして、ゆっくりと言った——
「さすが伝説の宿王の娘ね」——と。
ルイーダを挟んで二人、頭上に疑問符を増やす。
「…あの、さっきから伝説っ——」
「ねぇ貴女!」
リッカの言葉を最後まで聞かず、ルイーダはいきなりカウンターを叩く。
バコンッ、とすごい音がしたが、本人はいたって気にしていなかった。ビクッ、とリッカは身を引く。
「貴女…セントシュタイン城で宿屋をやってみる気、ないっ!?」
「…………………………………え」
リッカは呆然。そして、マルヴィナと同時に、
「「………ッええええええええええええええっ!!」」
盛大に驚いた。
- Re: 永遠の記憶を、空に捧ぐ。__ドラゴンクエストⅨ ( No.24 )
- 日時: 2013/01/15 21:51
- 名前: 漆千音 ◆1OlDeM14xY (ID: 7K.EniuH)
叫んだのはいいが。
当の本人、リッカはセントシュタインに行く気はないらしく、それでもルイーダは宿王が去った今
宿はピンチだと言い張る。宿王ってなんですかとリッカが聞けば、並みいるライバルを押しのけ
宿屋を大きくしたまさに宿の王、それがリッカの父リベルトだと言う。
だがリッカはそんな父親、性格からしてありえないと答え、対しルイーダはそれが事実だから…——
といった、聞いていて唖然とするような議論が行われていた。実際、聞いていたマルヴィナは唖然とした。
結局時間は夜となり、リッカが夕飯を作らなければといって出て行ったところで話合いは中断した。
ちなみに、「絶対行きませんから!」の一言を残していっている。
「むぅ〜…なかなか頑固ねぇ」
あなたがいえることじゃないと思う、とは賢明にもマルヴィナは言わなかった。
「長期戦になるかな」
充分長かったです、とはやはりマルヴィナは賢明にも言わなかった。
とりあえずマルヴィナはリッカを追い、彼女の家へと走る。
会ったところで、どんな言葉をかけるかとは、考えていなかったけれど。
「——」
だが、そこで気付いた。
その、リッカの家の前に、あの人が——
キサゴナ遺跡で出会った、あの幽霊がいることに。
「…女の子の家(加えておじいさん)の前で見張るのはただの変態だと思うのはわたしだけか」
「うひゃうっいいいいいいえわわわ私はべべべべつにへへ、変態なんかではっ」
何気なく声をかけただけなのにかなり驚かれ、マルヴィナまで驚いた。
幽霊はささっ! と振り返り、脅かさないでくださいよぅ、と情けない声で言った。——言ったはいいが。
「…って? あなた、私が見えるんですか? 自分で言うのも悲しいですけど私とっくに死んでいるんですよ!?」
…確かに悲しい言葉だな、とツッコミ要素を交えてマルヴィナは思った。
「——そういえば遺跡であった時も私に気付いたんですよね…変な人」
「最後の言葉はそのままそっくり返したい」マルヴィナは同じくツッコミ要素を交えて簡単に答えた。
「ところで、貴女は?」
マルヴィナは一つ息を吸うと、言う。
「人に名前を聞くなら、まず自分から名乗りなさい」
「お…っと。これは失敬」幽霊は幾分か、姿勢を正した。
背筋の伸びた、良い姿勢だ。まるで、慣れているかのように。
マルヴィナは少しだけ眉を持ち上げた。——すぐに理由を理解した。
「私はリベルト、リッカの父親です」
先程聞いた言葉に、マルヴィナは少し考えてから気づいた。
「ああ! そうだったんだ」マルヴィナは声のトーンを上げた。
成程だから、良い姿勢になれているのか。そう思って。
「えー…っと。わたしは、マルヴィナ。リッカにはお世話になっています」
丁寧に頭を下げ、そして上げる——驚愕顔のリベルトがそこにいた。
「マ、マルヴィナさん、ですって? まさか貴女、新しい守護天使様——」
「え、あ——」
マルヴィナが頷こうとした、その時だった。
「そこ、ちょぉぉぉおおっと待っっったああああぁぁああっ!!」
いきなり、何者かの声が、二人の耳に飛び込んだのは。
二人はほぼ同時に驚いた。驚いたが、そのままその何者かは、
「ぎゃ」
マルヴィナに突進!
「はだっ!?」妙な声を上げて、トーンダウンした。
「いったァ…い。ちょっとどこ見てんのよ、ちゃんとかわしなさいよぉ!」
「って、だったらぶつからなきゃ——あれ?」
振り返って、そこには誰もいなかった。思わず探す。が居場所は声が教えてくれた。
「ここヨ、ここ!」
その方向に視線を転じる。
「……………………………………」
そして、かける言葉を失った。何故なら。
「…妖精?」
「は? アタシが? 何言ってー。…ってのはどーでもよくてー、」
「………」
再び黙るマルヴィナ。とりあえずこのいきなりの乱入者を観察した。
大きさは子供の手のひらとその半分を足したほど、肌は黒く、
髪は茶と金の間ほど、ウェーブがかかっている。
そこにピンク色の花が収まっており(コサージュ、とか言うらしい)、また妖精のような
背の羽も同じような色だった。オレンジのワンピースを着ているが、
露出が多く、マルヴィナが抱いた第一印象は——『派手』である。
その観察を終えた頃、その妖精らしきものはずびしとリベルトを指し、開口一番、
「オッサン!」
眩暈がするかと思った。
「はいっ」
急に珍妙な妖精らしきものに呼ばれ、オッサン・リベルトは直立不動した。
「アンタ今、天使って言ったよネ? アタシもそー思ったんだケド、なーんかイマイチ自信ないのよネ。
だってこの人羽もワっかもないのよ! これってヘンじゃね?」
「……………………」
アンタの喋り方のほうがヘンじゃね? と言いたくなるのをどうにか我慢するマルヴィナ。
「……はあ」
オッサン・リベルト、空返事。
「…いやいや、変と言えば貴女もいったい何者で?」まともな切り返しである。
さすがは宿人、とマルヴィナは感心し、妖精もどきは待ってましたと言わんばかりの表情。
「フフン…それを聞いちゃいマス? 聞かれちゃあ答えるしかないわネ」
「自分から名乗れって言わないんだ」
「メンドいしカット」
「………………………………………」
マルヴィナが本当に眩暈を感じた時には既に、さっさと自己紹介を始める妖精もどき。
体を横に反り、左手でピースを作り——
「聞いて驚けっ! アタシは“謎の乙女”サンディ! あの天の箱舟の運転手よっ」
そして、そう名乗った。
- Re: 永遠の記憶を、空に捧ぐ。__ドラゴンクエストⅨ ( No.25 )
- 日時: 2013/01/15 21:53
- 名前: 漆千音 ◆1OlDeM14xY (ID: 7K.EniuH)
その恰好のまま、少々時を止めたのち——
「マルヴィナさん、天の箱舟って?」リベルトは軽くスルーして問うた。
「わたしたち天使の特別な乗り物のこと」マルヴィナも便乗してスルーした。
「はぁ…なるほど」
「——って、ガン無視ですかっ! ——ちょっとアンタ、今自分で天使って言ったよネ?
ンじゃ何であんたどー見ても人間になってんのヨっ! てか何でそんな薄い反応なのヨっ」
「…いや、どう見ても——運転手には見えないし」
「あ・ん・た・ねぇぇぇぇーーーっ」サンディはむくれたが、無理矢理笑って腰に手を当てた。
「——まーいいワ。後でしっかり証明してやるんだから! それより説明しなさいヨ。
アンタホントに天使なワケ?」
嘆息し、マルヴィナは自分の身に起こったことを、とりあえず簡単に説明した。
星のオーラを捧げ、女神の果実が生り、天の箱舟がやって来た。けれど、生じた邪悪な波動、
砕け散った箱舟と、散りばめられた果実。自分を含め、大勢の天使が地上に落ちたこと——
他の天使はどうなったかわからない。けれど自分は、何故か翼と光輪を失って、この地上に落ちた——…。
話し終え、息をついたところでサンディぽつり。
「何か信じらんないんですケド」
「は?」
「だって羽もワッかもないってのにユーレーや箱舟だけ見えるって、何そのハンパな状態?」
痛いところを突くな!! ——と言うと面倒くさそうだった。
「どーしても天使って言うんなら、…そーね、そのオッサン。そのオッサン昇天させてみなさいよ」
「えっ!? わ、私ですか! そっそりゃ私だってこのままでいいとは思いませんけど!」
急に話を振られたリベルトは再び直立不動。
「はい決まり! どーせオッサン、この世になんか未練残してっから、こんなトコうろついてんでしょ?
聞ーたげるから言いなさい」
この喋り方は地なのか? とようやく理解するマルヴィナであった。
「え、と。未練、ですか…? 何だろう? 宿屋の後ろに埋めた、あれ…かな」
「アレって何よ。——ちょっと自称天使。ボーっとしてないでさっさと行きなさいヨ!」
わたしはパシリか!!
何とか言うのを抑えて、マルヴィナは不承不承探しに言った。…さっきから反論していないような。
まぁいっか、とマルヴィナは宿屋の後ろに回った。
・・
それを見つけるのに、それほど時間はかからなかった。なにか、すぐに分かった。
マルヴィナはそれをそっと持ち上げ、戻ってくる。
「あったよ」
「早ッ」
そんなマルヴィナに、サンディは飛んだまま引いた。
対称的に駆け寄ったのはリベルトだ。マルヴィナの腕の中にある、金色の輝きに目を止めて。
「そう! それです! 宿王のトロフィー! ああ、懐かしいなあ」
リベルトはゆっくりと笑うと、口調をしんみりさせ、語りだす。
「この村に来た時に、封印したんですよ。セントシュタインでの夢を、断ち切るために」
「なんで、また」マルヴィナは問い返す。
「…リッカのため、ですかね——私の妻は病弱でしてね。その病気は、あの子にもあったんです」
マルヴィナは目を見開いた。リッカが、病気。
「ああいや、今は元気になっています。そう、この村の名水を飲んで育ったおかげで。
ここの水は病気を遠ざけ、治す効果を持っていますからね」
リベルトは、マルヴィナの手にあるトロフィーに目を戻した。
「そんなトロフィーを見たら、あの子は何ていうか…知らないほうがいい。
あの子が自分の為に私が夢を捨てたなんて思ってしまったら、お終いですから。
…ルイーダ嬢には悪いですけど、セントシュタインにも、行かないほうがいいんです。あの子は——…」
それ以上言葉が出てこないリベルトに対し、マルヴィナは黙った。…そして、くるり、と家に向かう。
「え…な、なにを!?」
「リッカに話すために決まっているだろう」マルヴィナは即答した。
「ま、待ってください! それを見たら、あの子は!」
「“自分の為に父は夢を捨てた”…確かに思うかもしれないな。そういう性格だ」マルヴィナは認めた。
けれど。それでは、駄目だ。リベルトのためにも、そして何より、リッカのためにも。
「だけど、あなたが望んでいるのは、真実を知っても強く生きていける娘じゃないのか?
そして、自分の代わりにたくさんの人たちと宿屋を続けていてくれる事じゃないのか?
あなたができなかったことを…代わりに成し遂げてほしいんじゃないのか」
リベルトは反論しない。すべて、図星だから。
「あなたの本当の未練は、それだ」
「…………………」
「だったら…腹くらい、割りなさいっ!」
別の意味での沈黙が落ちた。
「くくりなさい、じゃね?」
「……………………」マルヴィナ沈黙、のち、「そうとも言う」
「そうとしか言わないっしょ」
咳払いして、マルヴィナは扉を開けた。
リベルトは、もう止めない。
- Re: 永遠の記憶を、空に捧ぐ。__ドラゴンクエストⅨ ( No.26 )
- 日時: 2013/01/15 22:13
- 名前: 漆千音 ◆1OlDeM14xY (ID: 7K.EniuH)
星の輝く、空の下。
小さな家の、小さな部屋で。
リッカは、黙って顔を伏せていた。
「………そう。そうだったんだ」
リッカは、きゅっと拳を握り締めた。その手に、マルヴィナはトロフィーを置く。
リッカはしばらく黙った。
「…知ってたんだ。父さんは、この村で、宿を開いてた。いつも笑ってた。
笑顔でいれば、自然とお客様がやってくる。いつも彼らのために、できることをする——
宿主は、お客様への守護天使なんだって、いつも言ってた」
マルヴィナは、頷いた。
「でも、そう言う時の父さんは、ちょっぴり寂しそうだった。知ってたんだ。…でも、聞かなかった。
聞いちゃいけない気がしたから…だから」
リッカは震えながら、トロフィーを見た。
——世界一の宿を創るぞ。
幼い自分にそう言ったあの言葉は、ただの冗談じゃなかった。
冗談めいて言っていたあの言葉は——父の、願いだったのだ。
リッカ・ロリアム。
伝説の宿王リベルト・ロリアムの娘にして、15歳の女宿主。
父の跡を継ぎたいと思っていた。
そうすることで、思い出を守りたいと。
——ならば、これから自分がすべきことは、もう決まっている。
「マルヴィナ」
リッカは、顔を上げた。視線をまっすぐに、ぶつける。
「私…セントシュタインに行くわ」
マルヴィナの表情が明るくなった。リッカも、力強く頷く。
「父さんが宿を続けられなくなった分…私が続けてみせる!」
力強く言った彼女の瞳に映る、強い決意。
——頑張れ。マルヴィナはただ一言、けれど、とても支えになる魔法の言葉を、彼女に送った。
リッカは、下へ降りて行った。祖父に、そう話すために。
マルヴィナはそっと見守ろうと、扉を開いて階段を降りようとした。
「…あ」
と。その前にリベルトがいた。
「あれ? オッサン、いたんだ?」
サンディが声をかける。マルヴィナは驚いて横を見た。——いや、アンタもいたのか!?
「えぇ。話は、聞いていました」
穏やかに、笑いながら。リベルトは、マルヴィナに頭を下げた。
「貴女の、言うとおりでしたね…あの子は強くなったんですね。…もう、思い残すことはありません」
天を仰ぐ。
娘の成長を見届けて。
「——お別れ、です。ありがとうございました、天使様——」
光が包む、淡い煌き。そして——昇天。
マルヴィナは、目を閉じて頭を下げた。黙祷する。
——大丈夫。リッカなら、あなたのあとを継いでくれる。
「行っちゃったわね」
サンディは呟くと、いきなりクルッと振り返った。
「なかなかやるじゃん! こりゃアンタのこと、天使だって認めないわけにはいかないかー!」
「声…」マルヴィナは顔をしかめたが。
「ヘーキよ、アンタ以外聞こえないんだし。——でさ、アンタ天使なんだから。いいの? 拾わなくて」
「?」何のことか分からずマルヴィナはサンディを見返した。「…何を?」
「は? だから、星のオーラ。そこに転がって——」
静寂。
「ま、まさか、ちょっ、マジ!? 見えないの!? 見えなくなっちゃったのっ!?」
「——みたい」
「みたいって! 前言テッカイしたいんですケド。ほんとーに信じちゃっていいのカナ」
「だからぁ…」
マルヴィナはその言葉に抗議しながらも、失われた自分の能力に戸惑いを隠せなかった。
髪の毛をくしゃくしゃと掻きまわしながら、外を見る。雲一つない、良く晴れた星空。
新たに胸に生じた不安は消せなかったけれど。
大切な親友に恩返しができたことには、清々しい思いを抱いた。
まるで、この空のように。
【 Ⅱ 人間 】 ——完。
漆千音))この小説を書き始めた当初は1000文字程度で投稿していました。
いやぁⅠもⅡも短いなぁ←