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Re:   永遠の記憶を、空に捧ぐ。__ドラゴンクエストⅨ ( No.323 )
日時: 2013/04/03 23:15
名前: 漆千音 ◆1OlDeM14xY (ID: b43c/R/8)

  <未世界とは>     ※ストーリー状況によって追加していく。敢えてネタバレ要素も入れている。


 住民は大きく分けて二種類。
『不人間』…いわゆる『この世』に生まれ出でなかった者。
      霊術者だの召喚士だのが呼び出せるのは実はこちら。
 『霊』 …『この世』にて強い未練を残したまま死した者。
      甦らせるのにはとてつもない魔力を必要とする。

 未世界から甦った『霊』は当然本来存在する者ではない為、再び死した時その身体は
身に着けていた物もろとも消失する。
その時一瞬だけ小さな、この世と見世界を繋ぐ扉が開き、消失した魂はそこを通って未世界へ戻る。
あるいは俗に言う『あの世』へ行く。
もし複数の『霊』が同時に死した場合、その扉は大きくなり、まだ生きている霊(表現おかしいけれど)も
巻き添えを喰らってこの世から消えてしまう。




『記憶の渡者』…記憶と能力を人間に与えた『不人間』を指す。『記憶の継嗣』の対として使用される名。

『記憶の継嗣』…『不人間』の記憶、能力を知らぬうちに与えられた人間。
     大抵の人間は誰かの継嗣である。何かが他と比べてずば抜けていたり、
     見たことがないはずの景色を懐かしいと感じる(“未世界”ではデジャヴと呼ぶ)のは
     『記憶の継嗣』である証拠。


『記憶の先祖』…マイレナ命名。“未世界”唯一、チェルスのことを指す。
     『不人間』でないにもかかわらず一人の存在(=マルヴィナ)をつくり、
     記憶と能力を与えることができたため、そう呼ぶ。

『記憶の子孫』…極めて特別な例。マイレナ命名。
     とある理由により一般の天使よりはるかに大きな力を持っていたチェルスが、
     更にとある理由により創り上げた生命、それが『記憶の子孫』マルヴィナ。
     そのため、対照的にチェルスを『記憶の先祖』と呼んだ。しかし所詮は真似、
     偽者であることには変わりなく、生命の創造の理を捻じ曲げた代償としてその存在は
     “霊”と同じになってしまっている。