二次創作小説(映像)※倉庫ログ

MZDによるデートスポット製作(アンケート実施中) ( No.18 )
日時: 2013/10/09 21:46
名前: エスト (ID: 96KXzMoT)

(代・ω・)アンケートが思いのほか集まらないので急遽内容を変更してお送りします
リコリス「えっ?」



それはNo.14のレスがつく数か月前のことだった。
ポップンワールド・チューンタウンはいつも賑わっている。
そんな中、ある一枚のはがきがMZDのもとに届いた。

MZD「お、ご苦労さん。俺様のところにはがきが届くたぁ、珍しいな」
お供である『?』が持ってきたはがきを受け取り、意外そうな表情をした。
が、MZDはグラサン着用なので表情などわかるわけがない……のは通常の場合だけ。
MZD「なになに……送り主はタイマーだと?あのドヘタレが送ってきたのか?」
タイマーといえばニャミの彼氏にしてキングオブヘタレの一人。その彼がMZDに頭を下げてまで頼みたいことがあったのだろうか。
はがきにはこう綴られていた。



『ニャミちゃんと真剣にデートをしたくて、でもデートにふさわしい施設というかそういうのが無くて……このままじゃニャミちゃんに嫌われるぅぅぅぅぅぅ!!!;ω;』



MZD「……アホかあいつは」
ニャミがタイマーのことを嫌うはずはない、とはいえきちんとしたデートができないのは彼氏としてやはり悲しいのだろうか;
MZD「……まぁ、こんな下らない願いを叶えてやるのも神様の役目だからな。ひと肌脱ごうか」
いったい何を思いついたのか、MZDのグラサンが一瞬光った。





—No.14のレスがつく数週間前—
MZD「さぁて、もうすぐ完成するぞ。まさかあのドヘタレの手助けをするとは思わなかったが、これはこれでいいスポットになりそうだな」
彼が製作したのはチューンタウン唯一のデートスポット・その名も『デート館』。
仕上げ段階に入ってはいるが、あとはどの施設を館に盛り込むか……その内容を今『?』が飛び回ってさまざまな人から情報を得ている。

MZD「おう、戻ってきたか」
『?』がMZDのもとに戻り、集めてきた情報を彼に見せる。
MZD「なるほどなるほど。図書室、食事処、そして二人一緒に寝れるダブルベッドか。いいんじゃねぇの?」

と、ここでMZDがまさかの情報を目撃してしまう。
MZD「ん?こいつは……『裸族のためのデート館も製作してくださいお願いします!!!byニッキー(りゅ)』って裸族じゃねぇかくそがあああああああ!!!!」
やっぱりありました裸族の要望wwwwwwwwwwwしかも内容が『裸族技開発研究所』『ちく寿司体験』『脱ぎたくてFull.Verのカラオケ』などあまりにもひどいwwwwwwwwww
MZD「こいつは却下ぁ!!」
もちろんMZDは裸族のために作るわけではないので一瞬で焼却した。
MZD「……まったく」

で、ほかにも使えそうなスポットを『?』の持ってきた情報からある程度採用し……、



—No.14のレスがつく数時間前—
MZD「できたぜ、デート館!……とはいえ、まだ試作段階だから完成とは言えないんだがな」
プロトタイプではあるが、デート館が完成し、早速様々なカップルに試してあげようかと思ったが、そこに一人の少女が現れた。
???「あのー、MZDさん……ですよね?」
MZD「おっ?……て、あんた一人なのか?連れの兄貴は?」
金髪で白ワンピを着た女の子……そう、リコリスである。
リコリス「そのことで相談なんですけど、あれは新しく建った施設なんですか?」
MZD「ん?ああ、ドヘタレなとある人物の要望で作ったデート館ってやつだぜ。まだ試作だから、ある程度体験してもらって感想をもらい、完成させるつもりなんだ」

その時リコリスに電流が奔る←
リコリス「お願い!お兄ちゃんをこのデート館でデート体験させて!」
MZD「おいおい、急に焦ってどうしt……」
リコリス「お兄ちゃん、全然わたし達女の子の気持ちを分かってもらえないの!ううん、分かってはいても『あの事件』を未だに引きずってて、一歩を踏み出せないの……!」
MZD「……その事件のことは、にじっ娘から聞いた。あいつもヘタレかと思ったが、どうも違うみたいだな。言うならば、過去の鎖に縛られて動くことのできない状態ってやつか」
リコリス「お願い!デートとなる彼女候補はわたしが集めるから!」
MZD「いいのか?だってお前は……」
リコリス「いいの!わたし、お兄ちゃんとは血が繋がってないから『不可能ではない』けれど、それでも!!」
リコリスの今までにない熱意にMZDは……
MZD「わかったわかった。じゃあ一週間後、あいつを俺様のところに呼び出すよう伝えてくれ。それと、彼女候補もな」
リコリス「はっ、はい!!」

かくしてリコリスはMZDと(ある意味)共同戦線を張ることとなり、デートを体験してもらうよう仕組んだのであった。



そしてNo.14のレスへ続く——





(代・ω・)とまぁ、急にデート体験をすることになったきっかけがまさかのドヘタレタイマーだとは思わなんだ
ミア「ある意味でヒドイわね……」

まだアンケートは3名様ほど受け付けております。この話に関する感想もおk



追記:
(代・ω・)自分の話に何が足りないのか、何がいけないのか。そういうのも載せてくれると助かります