二次創作小説(映像)※倉庫ログ

リクエスト話4・遊び出た才能(1レス完結・重大な前書き有) ( No.61 )
日時: 2014/02/25 23:42
名前: エスト ◆yExe7MqAhc (ID: 7hcYnd26)

(代・ω・)誰からも見向きもされないSS、このリクエスト話を含めてあと数話でこのスレでの更新を『完全に中止』します

ダブルイ「いきなりなんだ」

(代・ω・)話の構成がまったくまとまらず、読み手が来ないのも事実。それに万人受けするネタが無いためさらに人が来ないのは当然だったわけです

ダブルイ「今からでもなんとかなるんじゃ……」

(代・ω・)私は諦めました。もう、ここで書いても見てもらえないんじゃしょうがないので更新をやめようと思うのです。前置きはここまでにして、ではアリンさんのリクエスト話をどうぞ。これはスズが寮に行くきっかけとなったもので時間軸はほぼ現在と見て差し支えありません



—あたしはとある王国の冒険者で、二人のお姉ちゃんがいる。
一人はリコお姉ちゃん。王国の中ではかなり名の知れた戦士として、難関ダンジョンに挑んだり、たびたび王国に貢献している。
もう一人はミィお姉ちゃん。魔法使いとして、そして長女としてあたし達をまとめてくれる、統率力のある人。

そんなあたしは……冒険もまだまだ十分とは言えないし、王国に貢献もできていない。いつもやっているのはお姉ちゃん達。あたしはそのたびに留守を任されてしまっている……。

そんな退屈さを紛らわすために手を出しているのが、小さい頃に買って遊んでいた、シャボン玉。
あたしもシャボン玉みたいに遠くに飛んで、何物にも邪魔されないで、自由にいきたいなって思いながら……今日も遊んでいた。



でも、今日は何かが違った。
あたしはいつものようにシャボン玉を吹いていたのだけれど、何故かあたしの身長より一回りほど大きくなったシャボン玉は、空中に浮かんでその場に佇んでいる。
スズ「……?おかしいなー、こんなにシャボン玉がおっきくなったのは初めてだけど、飛ばないのも初めて……?」
あたしは不思議そうに空中に浮かんでいるシャボン玉を見つめて……そして、手を伸ばして触れようとしたときに、それはおこった。



スズ「!?きゃーっ!!」
なんとシャボン玉が意思を持ったかのようにあたしを飲み込んでしまい、あたしはシャボン玉の中に入ってしまった形に……。
スズ「わぁ……これが、シャボン玉の風景……きれい……」
無重力なのか、あたしはふわふわしながら辺りを見渡す。そこには虹色に染まった風景が……神秘的に見えた。
スズ「ふえ……ふえぇぇ……」
『何か』があたしの体の中に入っていく。体中に広がって、意識が無くなっていく……そして、あたしは……シャボン玉の中で、意識を失った。



スズ「う……うーん……」
気が付くと、あたしは草むらに倒れていた。どうやらシャボン玉は消えてしまったようだ。
スズ「うにゅー……なんか体が変な感じぃ〜……」
体中に広がる違和感、それを確認したくて適当に手を突き出すと……

—ぽわん—

スズ「ふえっ!?あ、あたしの手からシャボン玉が!?」
信じられない。でももう一度やっても、また同じようにシャボン玉が出る。
スズ「え、えっと、ま、まさか……もしかして……」
さっきあたしを包み込んだシャボン玉が、あたしにシャボン玉を出す力を与えた……?
スズ「……あたし、もしかしたら……!」
この力で、お姉ちゃん達を助けることが出来るかもしれない、そう思って自らシャボン玉の技や魔法を編み出そうと決心した。

—そして。
実際、その力は本当に役に立ってくれた。
あたし達をシャボン玉に包んで離れたところへ移動したり、魔物を大量のシャボン玉で一気に攻撃したり、傷ついたお姉ちゃん達をシャボン玉で癒したり……。
リコ「すごいね、スズちゃん!そんな力を身に着けているなんて!」
ミィ「全然知りませんでした……もっと早く教えてくれていれば……」
スズ「え、えへへ〜」
お姉ちゃん達に褒められ、あたしは思わず照れちゃった。でも、この力があれば、あたしはもっと頑張れる!



—そして、あの日。
スズ「あたし、お姉ちゃん達に負けないように、遠くで頑張る!」
その発言は、当然お姉ちゃん達を困惑させる……かと思いきや、
リコ「……そう。でも、スズちゃんが決めたことなら、わたし達は反対しないよ」
ミィ「でも、いつか必ず戻ってきてくださいね……あなたは私達の家族であり、誇りなのだから」
スズ「リコお姉ちゃん、ミィお姉ちゃん……うんっ!あたし、頑張る!行ってきます!」
そうしてあたしは、転移用のシャボン玉に身を包み、その場を後にした。



—某ショッピングモール前—
美由紀「ちょっと高かったけど、お小遣いをためてようやく買えたー♪」
美由紀は買い物でお目当てのぬいぐるみを買い上機嫌。そんな中、
美由紀「誰だろ……?声かけてみようかな?」
声をかけようと思ったら、少女のほうが気づいて美由紀に走り寄ってきた。

スズ「こんにちはー♪」





—そして、 >>8-10 へ続く。










—あとがきっぽい—
もう話の構成が滅茶苦茶でアリンさんに申し訳がないですorz
一応スズがどうしてあの力を得ることが出来たのか、その描写がこの話になっています。
で、転移した先がちょうどこのスレで言うスズ初登場回の場面となって、繋がります。



……ごめんなさい、傷心してるので後書きはここまで。
感想あればお願いしますorz