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Re: ポケットモンスターBW2 幻のクロスワード ( No.2 )
日時: 2013/01/19 22:34
名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

バトル1:ライガ

「おいおい嘘だろぉ!?」
「ガルルルル・・・・。」
「何でここに野生のガブリアスがァァァァ!!!!!」

 3時間前。

「ポケモンバトルトーナメント・サザナミカップ!決勝戦を勝ち抜き、
優勝賞品のボールシューターを手に入れるのはどちらだ!?バトル・スタート!」

 相手はゴーストを繰り出した。ライガは相棒のルカリオを繰り出した。

「先手必勝!リオ、瞑想!」

 リオとは、ライガがルカリオに付けたニックネームである。

「ゴースト、鬼火!」
「かわせリオ!」

 リオは素早く鬼火をかわす。そもそも鬼火は命中率が低い。

「格闘タイプのリオとゴーストタイプのゴーストじゃ、ゴーストが有利と思ったら、大間違いだぜ!」
「何だと!?」
「リオッ!あくのはどう!」

 リオは体中から禍々しいオーラを放つ。これは命中した。その前のめいそうで、とくこうをあげてからの、あくのはどうは一撃でゴーストを仕留めた。効果は抜群だ。

「よっしゃあ!優勝だぁ!」
「まさかあくタイプの技を使うなんて・・・。計算外だったな・・・。」
「で、優勝賞品は、このボールシューターです!」
「ボールシューター?」
「そう!これは、自分から離れた位置にポケモンを飛ばしたいときに使うのです!ってもういない!」
「オレは忙しいんだよ!じゃあな!」

 そう言ってライガは去ろうとした。が、去れなかった。住宅街から悲鳴が聞こえる。

「あのポケモンは!」
「うわぁぁぁ!逃げろ!」

 紛れもなく目の前にいたのは、イッシュ地方には生息していないはずの、きょうあくポケモン・ギャラドスだった。

「おいおい、俺達のポケモンさっきの大会で瀕死になっちまったから・・・。ライガ!お前がやれ!ってもういない!」
「すっげー!ギャラドス初めて見たぜ!」
「はよ、戦えぇーい!」

 みんなが怒鳴った。

「行けッ、エモン!」

 ライガはエモンガを繰り出した。エモンとは、ライガがこのエモンガに付けたニックネームである。しかし、これが後の大冒険になることをまだ彼は知らない・・・・。