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Re: ポケットモンスターBW2 幻のクロスワード ( No.11 )
日時: 2013/02/11 08:31
名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

バトル4:確執

「オイオイ、こいつがいるから、野生のポケモンが出てこなかったのでは?」
「そうだけど、助けてー!怖い怖い怖い!」
「今行くぞぉー!行け、エモン!」

 ライガはエモンを繰り出した。

「エモン、アクロバット!」

 アクロバットは見事に決まった。が、ガブリアスの素早い事。ドラゴンクローを喰らってしまった。しかし、

「ガブルル・・・。」
「へっ、どんなもんだい!」
「特性の静電気!ライガはこれも計算済みだったって事!?」

 エモンの特性、静電気で麻痺状態に。これはガブリアスにとっては痛い。そして、ミオも脱出できた。


「ふー、危なかった・・・。」
「今だ!エモン、アンコール!」

 エモンはガブリアスにアンコールを使う。ガブリアスは、ドラゴンクローしか出せない。しかも・・・。

「ガブルルル・・・。」
「よし、痺れて動けないんだな。今だエモン!」
「ガブルル!?」
「アクロバット!」

 決まった。後は、ボールを投げて捕獲するだけだ。

「行けッ、ハイパーボール!」

 その時だった。別方向からボールが飛んできたのだ。

「ガブルッ!?」
「ええっ!?」

 そして、ガブリアスはボールの持ち主に捕獲されてしまった。

「誰だっ!邪魔をするな!」
「邪魔をしてくれたのは君達の方だ。せっかくボクが捕まえようとしていたガブリアスなのに・・・。」
「何だとぉ!?人が捕まえようとしていたポケモンだぞ!ふざけんな!」
「油断していた君達が悪い。ボクの名はフータ。なんなら、ポケモンバトルで勝負を着けよう。」

 当然、売られたバトルは買う主義だが・・・・。

「トリプルバトルでね。」
「へ?」
「どうしたの、ライガ。」

 ライガの顔から血の気が引いた。

「やっぱ止めておく。」
「何で止めるのよ!」
「怖じ気着いたのかい?」

 ライガはきっぱりと言った。

「怖じ気づいた!」
「だから何でよ!」

 ミオが怖い顔で言い寄る。今にも噴火しそうな勢いだ。

「オレのポケモン・・・。仲が悪いんだよ。」
「仲が悪い?」
「そ、まあバトルしたら分かるさ。仕方ない、行けリオ!エモン!ヌッケ!」
「やる気になってくれたね。ドータ!フワ!カイ!」

 フータのポケモンは、ドータクンのドータと、フワライドのフワ、カイリキーのカイだ。

「リオ、悪の波導!あれ・・・?また始まった。」

 リオとエモンが喧嘩をしていた。どうやら、エモンがオヤツにとっておいた木の実を、リオが食べたか食べてないかで喧嘩になったらしい。

「フフフ・・・。楽勝になりそうだね。」
「クソッ、どうすれば!」