二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスターBW2 幻のクロスワード ( No.12 )
- 日時: 2013/01/25 18:52
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
バトル5:曲者揃い
「ま、チームワークがダメなら、個人技で攻めた方が楽だけどね。オレのチームはクセが強いし。」
「え!?ライガ、どういう事!?」
そう、ライガのポケモンはクセの強い物が多く、初心者には扱いづらい。例えば、ヌッケは変なところで出せば足手まとい、エモンは飛行タイプ持ちだから同タイプに弱い。そして、リオも同じだ。だが、ライガは弱点を知り尽くしていた。だから、死角無しの戦いが出来るのだ。
「特徴的っつー事は、それを最大限生かせば、弱点を突かれる前に突破できるんだ!」
「ふん・・・。ならば先に倒してやる、フワ!シャドーボール!」
「遅い!エモン、放電!!」
エモンの放電が先だった。フワは体勢を崩し、シャドーボールはリオにぶつかった。しかし、リオにダメージは少ない。放電は、ライガのポケモンにも当たったが、ヌッケは特性のおかげで命拾いし、リオはタイプ相性でダメージが少ない。
「こしゃくなぁぁ!カイ、爆裂パンチ!」
「リオ、耐えろ!」
気合いのタスキのおかげで、リオは耐えた。
「リオ、波導弾!」
波導弾はドータに命中した。が、
「そんなに効いていない!?」
「ドータは鋼・エスパータイプだ。波導弾も効きやしないさ。ドータ、トリックルーム!」
トリックルームでドータは時空をゆがめた。これで、素早さが低い順に行動される。ドータクンは、とにかく耐える。仮に効果抜群の技でも耐える。対戦でも嫌がられる。ドータクンはトリックルームや催眠術のような、補助技も覚えているため、より厄介だ。
「くっそぉ!どうすれば!とりあえず、ヌッケ!シャドークローだ!」
カイにシャドークローが決まった。急所に当たり、一撃必殺だ。
「ぐぅ・・・!フワ、シャドーパンチ!」
「ヌッケ!」
今度は、ヌッケがやられた。やはり、素早さがコントロールされているのは、痛い。
「参ったなぁ。フワライドから倒すか!エモン、10万ボルト!」
「フワッ!やるじゃないかぁ・・・・。」
フワも倒れた。これで2対1だ。
「すごい・・・。チームワーク0でこの強さ・・・!」
ミオが思わず感嘆の声を上げる。しかし、フータは不敵な笑みを浮かべる。
「無駄だ。ドータはボクの手持ちでは最も強い。さあ、ジワジワと押し寄せる苦しみに耐えられるかな?ドータッ、催眠術!」
「エモンッ!」
「さーて、どういたぶってやろうかな?ドータ、ジャイロボール!」
ジャイロボールが決まった。エモンは倒れた。
「リオ、すごいキズぐすりだ!」
「回復しても無駄だよ!今すぐ眠らせてやるからさ!そして、ジャイロボールで一気に決めてやる!」
「リオ、これは賭けだ。やつは催眠術を放ってくるだろう。その前に、
トリックルームが解ければ俺達の勝ちだ!」
リオはうなずいた。ドータが近づいてきた。残り、6秒・5秒・4秒・・・。その時、ドータの動きが鈍くなった。トリックルームが解除されたのだ。
「くそぉぉぉ!!!おのれライガァァァ!!」
「リオ、悪の波導!」
「ドータッ!」
悪の波導が決まり、勝者はライガとなった。
「ガブリアスを横取りして済まなかった。心から謝る必要がある。そして、認めるよ。君は強い。ボクより遙かに。」
「お前も強かったぜ!また、バトルしような!それに、こっちも良いこと学ばせてもらったからな!」
こうして、ポケモンバトルはまた1つ、友情を生んだのだ。
「さーて、ガブリアスはアンタにゲットされちゃったし・・・。どうしようかしら?」
「君達、もしかして、IPQのメンバーかい?」
「そうだけど?」
フータは笑顔を作った。
「良かった!ボクもIPQのメンバーの1人なんだよ。ほら、証明書。」
「ええええええええ!?」
「結果オーライね、ハハハ・・・・。」
こうして、ライガの初仕事は無事・成功したのだった。