二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケットモンスターBW2 幻のクロスワード ( No.18 )
日時: 2013/01/26 07:50
名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode

バトル7:アドリブ

 ポケウッドのオーナー、ウッドゥに連れられ、ポケウッド撮影スタジオにやってきたライガとミオ。早速、監督による撮影前の説明が始まった。

「今回撮影して貰うのは、この台本だ。」
「?」

 【恐怖の洗脳ポケモン VS幼馴染み】

あらすじ:ある科学者が発明した、ポケモン型洗脳マシーン。その実験台として、幼馴染みが連れ去られてしまう!研究所に向かうも、そこには洗脳された幼馴染みが・・・・。

クリア条件:セットG1を倒せ。それ以外の敵を倒したらNG。

「へぇ、凝ってるんですね。で、配役は?」
「えーと、こんな感じで進めるよ。」

主人公ジャックの役:ライガ
ジャックのポケモン:ガーディ

幼馴染みニーナの役:ミオ
ニーナのポケモン:チョロネコ

「こんな感じで。ポケモンはレンタルだよ。」
「ちょっと待ちなさい!この子達は、私が認めたポケモントレーナーよ!レンタルじゃなくて、自分のポケモンでも大丈夫よ!」

 ウッドゥが口を挟んだ。

「んじゃぁ・・・。どいつにしたら良いんですか?」

 10分ほど議論した所、

ジャックのポケモン:ルカリオ(ライガのリオ)
ニーナのポケモン:チョロネコ(都合上、やっぱりレンタル)

「・・・・大丈夫なんですか!?オーナー!この映画は、幼馴染みのポケモンを倒さず、洗脳マシーンという設定の、セットG1を倒さなきゃ行けないんですよ!」
「俺達なら、大丈夫です!」
「とりあえず、OKだと思います!」

 監督は仕方なく、セットに着けと言った。

「3,2,1,アクション!」

 撮影が始まった。ライガが最初の台詞を言う。

「どうしちまったんだニーナ!お前は・・・。お前は・・・!」

 続けて、ミオも台詞を言う。

「ふふふ・・・。全てはドクターのため・・・。貴様を抹殺する!」
「ドクター!?そいつがやったのか・・・・。許せない!ポケモンバトルで正気にしてやる!待ってろ!」

 ライガとミオは、ポケモンを繰り出した。

「くっ・・・。チョロネコを傷つけるわけにはいかない・・・!やつが
手持ちとして持っている、洗脳マシーンを倒さなきゃ!」
「ふふふ・・・。」
「リオ、吠える!」
「ガオォォォォー!!!」

 吠えるは、さっきライガが、技マシンで覚えさせた技だ。チョロネコ
を手持ちに戻す。そして、入れ替わりで出てきたのはセットG1だ。

「よし、こいつを倒せば良いんだな・・・。リオ、波導弾!」

 セットG1にダメージを与えた。が、

「か、火炎放射!?避けろリオ!」

 だが、まともに喰らってしまった。その時、セットG1が破壊され、ポケモンが現れた。  

「ひゅあああああん!!!!」
「ラティアス!?」

 おいおい、アドリブかよと思いつつ、ライガが即興で作った台詞を言う。

「何でラティアスが!?成る程助けてくれたみたいだな・・・。」

 実際はそんな風に見えないのだが。

「はいカーット!!!いいよ!いいよこの映画!て、それよりこいつを
どうにかしてぇぇぇぇぇ!!!!!あれ?」
「ひゅああああああん!」
「帰って行った・・・・。頭の良いポケモンですね。ただ、映画に参加しただけだったかもしれませんよ。」
「・・・・あり得るわね。ただ、本当か否かは分からないけど。」

 こうして、ライガとミオの映画撮影は、無事・終わりを告げたのだった。

 一週間後・・・。

「はぁ!?あの映画が、大ヒット!?」
「そうなのよ!もう一回、出てみない?」

 ライガの答えははっきりした。

「絶対嫌だぁぁぁぁ!!!!」