二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスターBW2 幻のクロスワード:オリキャラ募集! ( No.274 )
- 日時: 2013/04/30 08:09
- 名前: タク ◆9mCc3lFAO6 (ID: 39RfU1Y2)
バトル14:襲撃者
「ああ、アタシはミオっていうの。よろしく!で、ライガって人を探しているんだけど・・・。」
「ライガさんっすか?ああ、ピスタシティにいると思いますけど。」
ミオは嬉しそうに飛び跳ねた。
「ありがとう!!それじゃ、案内してくれる?」
「ええ・・・。良いですけど・・・。」
「ライガさんと知り合いなのかな?」
アヤが呟く。こうして、ビャクヤとアヤは、ミオという年上の少女と一緒に、ピスタシティに向かうことになった。道中、ビャクヤとアヤは野生ポケモンを1体づつ入手していった。
「すごいじゃない!結構、素質があるわ!」
「いや、ありがとうございます・・・。いやー、それほどでもあるかな?」
「「否定しないのね。」」
そのとき、黒い影が見えた。次の瞬間、鳥ポケモンと思われる”何か”が降り立つ。
「ほほう・・・。ガキが3人・・・。」
「ファ、ファース!?」
「あいつがダークマター!?噂はホントだったみたいね!!」
そこには、ダークマターの刺客・ファースの姿があった。ファースはこちらを睨み付けると、降格を挙げた。
「あの時のガキか。よくも、ダークブーバーンを倒してくれたな。貴様らのポケモン、スナッチしてくれる!!いでよ、ダークモココ!ダークアリゲイツ!!」
「わっ、やばいぞ・・・!!行け、ライク!」
ビャクヤは、かまきりポケモン・ストライクを繰り出した。さきほど、道中で手に入れたポケモンだ。早速、ライクとニックネームを付けた。
「アタシも加勢するわ!!頼んだわよ、パチリス!!」
「あっ、抜け駆け・・・。」
ミオは、でんきりすポケモン・パチリスを繰り出した。
「ほーう、良いだろう。ダークアリゲイツ、滝登り!!ダークモココ、
雷パンチ!!」
「ライク、燕返し!!」
「パチリス、怒りの前歯!!」
パチリスが、前歯をダークアリゲイツの肩に突き立てる。また、素早い動きで翻弄しつつ、ライクがダークモココに鎌で切り裂いた。
「今だ!!スナッチボール!!」
ビャクヤのスナッチマシンが起動し始める。手に、エネルギーが充填したボールが現れる。
「行け!!」
ものすごい早さで、モココを掠め取るように、捕獲。そして、ボールはビャクヤの手に渡った。
「おっし!!」
「おのれ・・・!!行け、ダークブーバーン!!」
ファースは、いよいよダークブーバーンを投入した。
「それが、スナッチマシン・・・。悪人から、ダークポケモンを奪い返
す機械・・・。」
「あれ?ミオさんが何でそのことを?」
ビャクヤは、疑問に感じる。
「いや、何でもないのよ!とにかく、バトルに集中しないと!」
慌てたようにはぐらかすミオ。とりあえず、バトルに集中しようと、前を向いたときだった。
「おっと、俺を忘れてもらっちゃ困るなあ。」
そこには、ケンホロウに乗った、ジョーカーJrがいた。
「あんたがジョーカーJrか!!」
「そのとーり!ライガの居場所を教えてもらおうか?」
「口が裂けても言うか!」
ビャクヤが勇ましく叫ぶ。
「ほーう。ならば、ケンホロウ!かまいたち!!」
「今よ、出てきて!ピッピ!」
アヤがタイミングに合わせて、先ほど手に入れた、ピッピを繰り出す。
「指を振る!」
アヤが指示を出した。直後、とてつもない冷気がケンホロウをおそう。
「これは、絶対零度!!一撃技だ!!」
「よけろ、ケンホロウ!」
ケンホロウは素早くそれをよける。
「命中率低いけど。」
「何よ!ピッピ、往復ビンタ!」
「ケンホロウ、燕返し!」
「ダークブーバーン!火炎放射!ダークアリゲイツ、滝登り!」
「ライク、虫食い!」
「パチリス、10万ボルト!!」
激しい戦いが繰り広げられる。ダークブーバーンの放った炎は、パチリスが10万ボルトで相殺し、ダークアリゲイツも感電して戦闘不能になる。残るケンホロウを、特性:テクニシャンで威力の上がった虫食いでライクがダメージを与え、ピッピの往復ビンタでとどめを刺した。腕時計を見ながら、あきらめたように、ファースが言った。
「くっ、一時撤退だ!退くぞ、ジョーカー!」
「はっ!!」
「あっ!!また逃げられた・・・!!」
ダークマター・水中基地支部。ロビー。
「ファース。このたびのミッションはご苦労。IPQ・ミオの手持ちをつかむことができましたからね。」
「分かった。サード。俺はすぐに、シャワーを浴びる。それより、調べておいてもらいたいことがあるのだが・・・。」
「む?」
ピスタシティ。結局、あの後アゲハはプテラに続き、アノプス・カブトを入手。ライガとツバキはくじを引いたら、ティッシュが当たる始末。2人が落胆していると、町の奥から3人の人影。
「ん?あれって・・・・。ビャクヤとアヤじゃないか?」
「いや・・・。もう1人いるぞ・・・。」
「ライガー!!久しぶりね!!」
「えっ・・・あいつ・・・まさか・・・。」
その顔は、ライガもアゲハも見覚えがあった。
「「ミ、ミオ!?」」
まさしく、かつてライガとともに、イッシュを冒険した少女、ミオだった。
「え?ミオさんって、ライガさんと知り合い!?」
ビャクヤが、こちらに駆けてきた。
「知り合いどころか、前に俺と冒険した、仲間だよ!!」
「「えええー!??」」
ビャクヤとアヤは絶叫した。次回、再び大波乱の予感!?