二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスターBW2 幻のクロスワード:オリキャラ募集! ( No.43 )
- 日時: 2013/02/13 22:11
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
バトル16:招かれざる客
「久しぶりだな、ライモンシティ!すっげー楽しそうだぜ!!」
「はしゃぐなライガ。遊びに来たんじゃないんだ。」
「きゃー、バオップの風船下さい!!」
「ミオッ!!何やってんだ!!」
ライガはビッグコート、ミオは風船を持って遊園地に行ってしまう・・・。
「ドータ、通せんぼう!!」
ギリギリ、ドータが防いだ。フータはため息をつく。
「何やってるんだ、君達は!!全く、遊びに来たんじゃない!!」
「すみません・・・。あれ?遊園地が・・・。」
警官達に囲まれ、閉鎖されている。その時だった。
「おーい、ヒヤップー!どこに居るんだい?返事してよー!」
幼い少年が、ヒヤップを探しているようだ。ライガ達は駆け寄った。
ライガが話しかける。
「どうしたんだ?」
「ボク、リクト。ヒヤップが・・・・。ボクのヒヤップがいなくなっちゃったんだ・・・。」
「ヒヤップ?どうして居なくなったんだ?教えてくれないか?」
「うん。実は10分ほど前・・・・。」
(10分前・・・。)
「あはは、ヒヤップ!楽しいね!」
リクトは、ヒヤップと一緒にライモンの遊園地にいた。
「ん?何だアレ・・・・。」
岩に手が生えた物体が、遠くから、こちらを睨み付けている。その時だった。
「うわああっ!!」
その物体が、岩を放ってきたのだ。ヒヤップは戦闘になれていないため、怯えてどこかへ逃げてきたらしい。そのまま離ればなれになってしまった。しかも、他の客も逃げてしまった。
(回想終わり)
「と言う訳なんだ。」
「その岩に手が生えた、気色悪い物体・・・・。何なんだ!?」
「恐らく、これだな。」
フータが、ポケモン白書という本を取り出した。別の地方にいるポケモンについて、解説されているのだ。
「いしころポケモン、イシツブテ。君が出会したのは、これだろ?」
「うんうんそうだよ!そんな感じだった!でも、もう少し大きかったような・・・。」
「うわあああ!!フータ、見ろ!!」
「!!」
警備員を蹴散らし、現れたのは、メガトンポケモン・ゴローニャだった。
「こいつだよ!僕たちを襲ったのは・・・!」
「へへ、待ってな!蹴散らしてやら・・・・。」
「エンブオー、瓦割り!!」
「へ?」
女性の声がした。と思うと、おおひぶたポケモン・エンブオーがゴローニャに瓦割りを喰らわせていた。しかも、一撃KO。ライガが後ろ振り向くと、そこには、肩までの黒髪をハーフアップしていて、目は両方黒目。服装は、白のタンクトップに半袖のアロハシャツ、青のジーパンに茶色のショートブーツを履いている。そして、水色のライブキャスターを左手首にはめている女性だった。年齢は、20程か。
「大丈夫だった?初めまして、私はシホです。」
「す、すごい・・・。観光という名の全地方ジム制覇をやらかした、シホさんが目の前に・・・。」
「穏やかなイメージの人だな。」
ライガは、武者震いしている。シホが口を開いた。
「話は後です。隠れても無駄ですよ。そこに居るんですよね?出てきてください!!」
「へ?て事はこの近くに、敵が!!」
その時だった。鈍い音が響いた後、大きい影が現れる。ミオが声を上げる。
「こ、これって・・・。いわへびポケモン・イワークじゃない!!何で
ライモンに・・・・。」
「ふぁっふぁっふぁっ!!ようやく気付いたか。まさか、ジム制覇で有名な、腕利きのトレーナーも居るからな。」
「!!」
イワークの頭に乗っているのは、スキンヘッドで道着のような物を着た男だった。ライガが言った。
「セキュリティー・イッシュだな?」
「そうだ。私は四幹部、岩タイプ使いのカシワだ。生憎、貴様らの所持している幻のクロスワード。こちらに出していただきたい。それが出来ないなら・・・。」
「力づくでも?良いじゃない。相手するわ。」
「良いんですか!?」
「ライガ。ここは、シホさんを信じよう。」
ライガより先に、シホが前に出ていた。そして、カシワはボールを繰り出す。
「行くが良い、イワパレス!!」
「エンブオー、戻って。フライゴン!!」
イワパレスに対し、相性の良いフライゴンが現れる。
「イワパレス、殻を破る!!」
殻を削り、身軽になる。一方、シホは・・・。
「フライゴン、竜の怒り!!」
荒れ狂うブレスが、イワパレスにダメージを与える。しかも、イワパレスの特防も無視してしまう。
「無駄だ、イワパレス!岩石砲!」
「フライゴン、避けて!!」
フライゴンは、難なく避ける。
「フライゴン、穴を掘る!!」
「あぶり出せ、地震!!」
地中に潜ったフライゴンに対し、痛恨の地震!これまでかと思われたが・・・。
「フライゴン、出てきて!!」
「何ッ!」
フライゴンは無傷だ。そして、イワパレスの下から飛び出してきた。
「イワパレス!!」
一撃だった。イワパレスは倒れる。シホが言った。
「フライゴンは、特性・浮遊で地面タイプの技は通用しません。」
「馬鹿な・・・。だが、これもまた一興。こちらも本気を出さねば気が済まぬ・・・。行け、最終兵器!!」
シホVSカシワの対決の行方は!?そして、最終兵器とは!?次回、必見!