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Re: ポケットモンスターBW2 幻のクロスワード:オリキャラ募集! ( No.50 )
日時: 2013/02/25 13:08
名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)

バトル20:離脱

 さらに、ハッサムの群れが現れ、フータとミオを取り囲む。

「リオ!ヌッケ!レジロック!そうだ、ボールに戻せば・・・。」
「ふふふ・・・。無駄ですね。彼らは私の忠実な部下。いや、操り人形
と言ったところかな?ボールには戻りませんよ。」

 その時、ライガはガートに殴り掛かっていった。

「こんの・・・!!」

 しかし、その直前、黒い影が横切った。まさしくリオだった。

「潰せ。」
「!!」

 リオの拳が大きく振り上げられ、ライガを殴り飛ばした。ライガはそのまま吹っ飛ばされたが、意識はあるようだ。

「ライガッ!大丈夫か!」

 咄嗟にフータが駆け寄る。

「エモン・・・。輪っかに10万ボルト・・・・。」

 ライガが途切れ途切れに言葉を発した。エモンはリオの輪っかに電撃を浴びせ、破壊した。リオはそのまま気絶した。

「よし、ヌッケとレジロックの輪っかも・・・!」
「させるわけ無いでしょう。ハッ!!」

 また輪っかが飛んでくる。方向はリオでは無く、エモンだ。

「エモン!」
「くくく・・・。後はそのルカリオも頂きましょう・・・。」

 しかし、ライガはリオのモンスターボールを取り出し、リオを戻した
のでリオは無事だった。しかし、ガートは3つボールを取り出す。

「ふん・・・。まあ良い。目的は的の戦力を奪うこと。さーて、お前らは、このセキュリティーボールに戻るのだ。これは、輪っかの催眠に掛かっているポケモンを戻せるのですよ。戻れ。」
「あ、こいつ・・・!ガハッ!!」

 エモン達は、セキュリティー・ボールの中に入ってしまった。ライガは起きあがろうとしたが、ダメージが大きく立ち上がれない。

「それでは、さらばですよ。ハハハ!!!」
「くそ・・・ったれ・・・。ぐ・・・、ガハッ・・・。」

 ガートはそう言うと、ハガネールと共に、地面に潜ってしまった。ハッサムの群れも去っていった。ライガはそのまま気絶した。

 その後・・・。フータとミオは、シャガに報告をした後、ライガをホテルに連れて帰った。そして、夜が明けた。ホテルの一室。

「ふぁー・・・。ライガ・・・。起きろ・・・。あれ・・・ライガ?」
「ここに居るっての。バーカ。」

 そこにはライガが立っていた。フータが聞く。

「お前、大丈夫か?昨日、あんな事があって・・・。」
「平気だって!」
「・・・・そんな訳は無いだろう。」

 ライガは笑顔で言った。が、それをフータは否定する。

「何故、抱え込もうとする?その笑顔が偽物と言うことが、ボクに分からないと思ったのか?それでボクらに心配を掛けまいと?バカ余計心配だ・・・・。」
「・・・わりーな。でも作り笑顔でもしねーと、気が紛れないんだ。なあ、1つワガママ言って良いかな?」
「何だ。」

 ライガは覚悟を決めたように言った。

「リバースマウンテンの依頼が終わったら、一旦IPQを離脱する。」