二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスターBW2 幻のクロスワード:オリキャラ募集! ( No.58 )
- 日時: 2013/02/26 18:17
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
バトル24:オルディナ
(その頃、ソウリュウシティ)
「わざわざ、マスタードレイク(シャガ)が直々に話したいことだから
な。よほど、重要なんだろう。」
「ソウリュウシティ市長として、話したいらしいわ。」
フータとミオは、シャガに呼ばれ、直々に家へ向かっていた。しばらくして、家の前に立ち、呼び鈴を鳴らす。
「すみません、マスタードレイク?居られますか?」
「ああ、開けてある。入りたまえ。ついでに、ここではソウリュウシティ市長シャガだ。」
ドアの向こうから、声が聞こえた。中に入ると、シャガが目の前に立っていた。シャガが2人を招き入れた。
「シャガさん。ご用件は?」
「うむ。まず、ある伝説が耳に入ってな。」
「伝説?」
シャガが語り始めた。
「どこかの地方で、人間が人間によって、ポケモンになった・・・。と言う都市伝説だ。しかし、それと、今セキュリティー・イッシュの連中
が行っている・・・かもしれない実験と一致してな。そのポケモンの名は、オルディナ!」
「オルディナ!?聞いたことがないな・・・。」
フータは首を傾げる。
「当然だ。人の手によって作り出された、ポケモンだ。今まで知らんでも良い。」
「と言うことは、セキュリティー・イッシュが、そのオルディナを作り出そうとしてるんですか!?」
シャガは首を横に振った。
「確証は得られん。だがな、セキュリティー・イッシュが何らかの悪事
を企んでいることは確実だ。」
「許せない・・・。もし事実なら、命を弄ぶような物だ!」
「絶対に阻止します!で、ライガには?」
「伝えないでおけ。あやつの修行に、水を差すような真似はしたくはないからな。」
シャガはまた語り始めた。
「しかしな、気になることがもう1つ。それは、ミュウの存在だ。」
「ミュウ!?南アメリカに生息していたが、絶滅したと言われる、あのミュウですか!?」
ミオが興奮して喋る。ライガとは違い、普段、幻のポケモンに興味を
あまり示さないミオでも、この様子だ。それぐらい珍しいのだ。フータ
は何故、ミュウが話に出てくるんだ?という様子だが。
「幻のクロスワードが、そのミュウと関係しているらしい。オルディナ
との関連性も否めん。まさかと思うがな・・・。」
(リゾートデザート周辺空域・・・。)
「アゲハ。何故貴様が付いてきたんだ?」
「ははは!同期のオレと違い、よほどお前は、信用されていないと言う事なのだよ!ただ、実力とは別だがな。」
セキュリティー・イッシュ四幹部、カシワとアゲハは、それぞれカシワがアーケオスに跨り、アゲハがメガヤンマに掴まってリゾートデザートに向かっていた。
「やはり、ミュウと今造られている怪物は関連性があるのか?」
「まさか・・・。無いだろうな。それとこれは別事情なのでは?オレは興味ないが。何故なら、オレは命じられたことを実行し、報酬をもらうのがやりがいだからなのだ。」
「少なくとも私には興味深い話だ。どうやらボスは、そのポケモン自体に執着しているわけではないから、用済みになれば四幹部の誰かに渡すつもりらしい。」
遂に明らかになったオルディナの存在・・・。次回、いよいよライガとアゲハ・カシワの因縁対決に!
後書き
オルディナとは、改造ポケモン・ベガ・アルタイル・シリウスに登場する非公式ポケモンです。設定に惹かれ、採用しました。ちなみに、この小説に登場する非公式ポケモンは、オルディナだけなのでご安心を。(笑)では、引き続き、ポケットモンスターBW2 幻のクロスワードをお楽しみ下さい♪