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Re: ポケットモンスターBW2 幻のクロスワード:オリキャラ募集! ( No.67 )
日時: 2013/02/28 06:55
名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)

バトル26:地面のワード争奪戦!

「ゴウカ、フレアドライブ!」
「ふん、シュバルゴ、守る!」

 フレアドライブを守るで無効化し、今度はイワークが地震を放つ。

「味方にまで被害が出るぞ!?」
「ふん、シュバルゴは虫タイプ持ちだから、地面タイプの技は普通に効くだけなのだ。それより、貴様らはどうかな?」
「あっ!!」

 地面が揺れ始めた。このままでは、ゴウカ、リオ、共に4倍ダメージを受けてしまう。

「ヤバイ!戻れ、リオ!」
「一旦戻って!ゴウカ!」

 さて何を出すか・・・。ライガはひらめく。

「よし、行けナック!」
「ムク、頼んだわよ!」

 何を思いついたか知らないが、2人はナックとムクを繰り出す。

「いい加減にくたばれッ!!!イワーク、ムクホークにストーンエッジ
だッ!」
「シュバルゴ、メガホーンなのだ!!」

 2体が大技を繰り出す。しかも、タイプ一致で1,5倍の威力を得た
これらの技は、考えたくないほどの被害をライガ達に与えるだろう。しかし、ライガがレイに言った。

「レイ!そのムクは、空を飛ぶを覚えているか!」
「え、ええ・・・。まさか・・・!」
「とりあえず、ナック、ムクに飛び乗れ!」

 レイはやることが飲めてきたらしい。

「ムク、空を飛ぶ!」

 間一髪、空を飛び上がったムクは、ストーンエッジをかわし、一気に
急降下。

「何をするつもりだ!!」
「今だ、ナック!大地の力!」
「ムク、インファイト!」

 2つの技が、一気にシュバルゴ、イワークに炸裂。2体は瀕死になった。が、

「ははははは!!」
「カシワ、何がおかしい!」
「我々はおとりだ。部下が既にワードの回収はしたのだ!」
「ちっ!やられた!」

 まんまと騙されたと言うことだ。ライガは、地面を踏みならす。

「さて、ラウル!こいつらの相手は貴様に任せよう。あれ?ラウル?」
「カシワ様!ラウルは今回、前回の戦闘で傷を負っているため、今回の
任務には参加していません!」

 カシワは呆然としていたが、すぐに正気を取り戻し、ライガ達に言った。

「ではごきげんよう!はっはっはっ!!!」

 そう言って、エンジン内蔵パラシュートでアゲハと一緒に飛んでいってしまった。

「くっ・・・。逃げられた・・・!!」
「仕方ないよ。私だって冷静さを失っていたから。あれ?着信だ。」

 マスタードレイクからだ。レイが通話に出る。

「あ、マスタードレイク!」

 仮面を付けたマスタードレイクが現れた。ライガは吹き出しそうになった。ドレイクはライガに気付いたらしく、ライガも通話に加わった。
(ライブキャスターは最大で4人同時通話が可能。)

「あ、マスタードレイク!」
「うむ、ライガ君も一緒だったか。と、それどころでは無いのだ。」

 当然、ドレイクの正体を知るのはライガしか、この場には居ない。無論、ライガはドレイクの正体を伏せておいた。

「実は、幻惑の孤島でIPQ隊員が2人、行方不明になったのだ。捜索に2人とも向かって欲しい。」
「ええ!?まさかフータとミオ!?」
「いや、違う。とにかく男性2人のコンビだ。」

 何が起こったのか。それは、1時間前、幻惑の孤島・・・。

(イッシュ最南端の島、幻惑の孤島。)

 2人のIPQ隊員は、島のポケモンの生態調査を行うため、また先住民がそっくり消えてしまっため、調査を続けていたのだが・・・。怪しい靄が立ちこめている。

「おいおい、何だこれは・・・。」
「不気味だな、早く行こうぜ・・・。」
『タチサレ・・・。』
「「!!」」

 何かの声がする。上を見上げた2人は絶叫した。

「うあああああああああああ!!!幽霊だ!!」

 それはガス状ポケモン・ゴーストの様だったが、色が1体1体違う上に、人面だ。2人は恐怖におののき、動けない。すると靄の奥から、長髪の男がやってきた。

「いやいや、どうでしょうか?」
「セキュリティー・イッシュ四幹部・ガート!?」

 まさしくそうだった。

「さて、これは半分人間、半分ポケモンの、プロトゴースト。今、造られている、怪物の最終調整を行うためのエサです。君達も人間のまま帰すわけには行きません・・・。」

 すると、大量の霧が現れ、2人を包み込んだ。

「まさか、先住民も・・・!」
「フフフ・・・。永遠に苦しむが良いでしょう。私は、この光の壁で、
効きませんから・・・。」

 怪物とは!?プロトゴーストとは!?次回から、決戦の幻惑孤島編開始!