二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスターBW2 幻のクロスワード:オリキャラ募集! ( No.68 )
- 日時: 2013/02/28 21:32
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
バトル27:ラウル
突如、シャガから入った連絡・・・。それは、まさしくIPQとセキュリティー・イッシュの全面激突の始まりに過ぎなかった。ライガとレイは早速、ムクホークのムクに乗り、イッシュ地方最南端の島、幻惑の孤島へ向かった。シャガの家に居合わせていたフータとミオも、シャガのフライゴンで、幻惑の孤島へ向かうことに。その頃、幻惑の孤島にかかる霧は、いつもより増していて、今にもイッシュ全域に到達しそうな勢いだ。この異変に、全IPQメンバーがイッシュ中から出動することになる。そして、幻惑の孤島・・・・。
「やっと着いたわ。」
「ここが・・・、幻惑の孤島・・・。」
今にも島の中心から溢れ出さんばかりの霧が・・・。その時、フライゴンが2匹、降り立つ。1匹にはシャガ、ミオ、フータが乗っていた。が、もう1体には・・・。
「シ、シホさん!?」
ライモンシティで出会った女性、シホだった。
「お、お久しぶりです!それに、フータやミオも!シャガさん・・・。直接会うのは初めてです!」
「あれから、まだ一週間も経っていないがな。」
続々と、IPQのメンバーが着陸する。その時だった。靄の奥から、長髪の男が現れる。ライガの表情が険しくなった。
「ガート・・・!」
ライガの手持ちを奪った、四幹部の1人だ。しかし、その後ろには大勢のセキュリティー・イッシュの面々、そしてそれを率いる、1人の少年。肩まである銀髪の髪を水色のリボンで小さくポニーテイルしている。灰色のライブキャスターをはめ、セキュリティー・イッシュの制服を着ている。ガートが言った。
「紹介しましょう。彼は・・・。」
しかし、少年の言葉が遮る。
「自己紹介くらい、1人で出来ます。僕はセキリュティー・イッシュメンバーのラウルです。以後、お見知りおきを・・・。」
「傷は大丈夫なのですか?」
「問題ありません。それよりガート様は例の怪物の様子を。」
「分かりました。」
そう言うとガートは去っていった。ライガは武者震いした。冷たいオーラを放っている。何も語らないのに、威圧するような・・・。そしてライガはリゾートデザートで、カシワが名前を出していたことを思い出した。四幹部が頼るくらいの実力を持つにもかかわらず、その背格好はライガと全く変わらない。ラウルが口を開いた。
「ライガ・・・。生憎、君は僕が相手することになってる。」
「!!・・・何故オレの名前を・・・って当たり前か。そんくらい、名が知れてるって事か。有り難くは無いが・・・。それに、悪くねーと思うぜ。」
ライガは微笑んだ。
「ここでお前みてーなのと、勝負できるのもな!!」
すると、ラウルがしたっぱ達に指示を出す。
「君達は他の連中をやってろ。僕はライガを倒す・・・。」
「ラジャーッ!」
したっぱ達は、IPQメンバーにポケモンバトルを挑んでいく。残ったのは、ライガとラウルだけだ。
「始めるぞ・・・。」
「ああ、そーだな!」
2人のバトルが始まる。早速、ライガの1番手は、ヒヒだ。対するラウルはエルレイドを繰り出した。
「もったいないが・・・。一発で終わらせる。サイコカッター!!」
超能力で作られた刃が飛んでいく。一体勝負の行方は!?続く!