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Re: ポケットモンスターBW2 幻のクロスワード:オリキャラ募集! ( No.80 )
日時: 2013/03/02 17:15
名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)

バトル30:VSレジロック!?

「お、俺のレジロック・・・!」
「何ィ!?」

 ラウルは驚いたようだった。

「ガート様は、こいつをヤーコンロードで捕らえたと言っていたぞ!頭に取り付けた洗脳装置は、結局手に負えなくて、やむを得ず付けたと言われていた!この間の任務で、報酬として貰ったんだ!」
「嘘だ!そいつは俺のレジロックだ!」
「何て事だ・・・!ガート様が人からポケモンを・・・!」

 ライガはラウルを威圧する。

「返せよ・・・!俺の仲間を返せ!レジロックだけじゃない!ヌッケは?エモンは?みんなお前の上司に奪われたんだ!!」
「ガート様が、人からポケモンを奪うなんて・・・!まさか・・・!僕
は騙されていたのか!?いや、そんなはずは・・・!」
「返せ!!」

 ライガが詰め寄る。

「今、この場にいないんなら、居場所を教えろ!おい!」
「知らなかった・・・。」
「あ?」

 ラウルがうつむく。

「今まで僕がやってきた事は、全部間違っていたことなのか?」
「おい・・・?」
「お前の言ってるポケモン達は、セキュリティー・イッシュ空中基地本部にある。」

 ラウルは顔を上げた。

「レジロックの洗脳を解くには、あの洗脳装置・・・輪っかを破壊するしかない。ただし、破壊するには10万ボルト以上の電撃、あるいはそれに匹敵するショックだ。並の打撃じゃ破壊できないだろう・・・。」
「え、お前・・・。」
「協力すると言っているんだ!レジロックの洗脳を解きたいんだろう?」

 ライガはニッと笑った。

「おう!頼むぜ!」

 その頃、シャガは・・・。

「おい何がおかしい!」
「ふふふ・・・。私があんな約束を守るとでも?出てきなさい!」
「ハッ!」

 すると、どこからか、シャガの周りを取り囲むように、したっぱ達が
現れた。さらにオノノクスは、したっぱのポケモン達に取り囲まれ、集中攻撃を受けて倒れる。そして、ガートがトランシーバーを取り出す。

「ああ、”ムツキ”ですか?今からスケジュールで私は、ボスに会うことになっています。後は任せましたよ。」
『分かったよー。つーか今もうヘリで上にいるよー。』
「相変わらず、気が早いですね。まぁ、迎えを待つ手間が省けましたけど。それでは。・・・さて、君達はIPQ総裁を拘束するのです。」
「ハッ!」

 シャガはあっという間に、したっぱ3人に拘束されてしまった。シャガがガートを睨む。

「おのれぇ・・・!!汚いぞ!」
「何とでも言いなさい。ハハハハハハ!!!」

 その頃、ライガ達は・・・。

「リオ、輪っかにインファイト!」
「ゾロア、ナイトバースト!!」

 しかし、輪っかは壊れない。しばらく、大人しく攻撃を受けていたレジロックだったが、急にスイッチの入ったように暴れ出した。

「おいおい、どうしたんだ!」
「まずいな・・・。洗脳ポケモンは、持ち主を主として認識している。
だが、その主のポケモンに攻撃されたから、こちらを敵と見なしたのか!」
「やばいんじゃねーの、それ・・・。」

 すると、レジロックは馬鹿力を使った。有り余るパワーで、リオに襲いかかる。

「ゾロア、ナイトバースト!」

 衝撃波がレジロックを襲った。レジロックは狙いを外す。

「ナイトバーストの追加効果は、命中率低下だ。」
「あっぶな・・・!ありがとうな!」
「ふん・・・。1つ聞きたいことがある。僕のポケモンは、君のポケモンと戦うと、嬉しそうだった。何故か分かるか?」
「へーえ?バトルが楽しかったから・・・じゃねーの?」
「バトルが楽しい・・・か。今まで僕が戦ってきた相手は、みんな簡単に倒せてしまって・・・。訓練用のバーチャルポケモンだから、仕方ないか。ここまで、ギリギリの勝負は出来なかった・・・。」

 その時、レジロックが岩雪崩を使ってきた。

「しまった!ゾロア!」
「リオッ!インファイトで打ち砕け!」

 出現した岩を、咄嗟に打ち砕く。

「すまない、油断した。」
「何のこっちゃねーよ。それより、お前、IPQに入らないか?」
「僕が?」

 ラウルは一瞬困惑した様に見えた。

「ああ!俺、お前がそんな悪い人間には見えないんだ!ポケモンに対する情熱は本物だし、お前良いヤツじゃないか!一緒に、イッシュの事を
研究して、幻のポケモンを発見するんだ!」
「・・・今度考えてみる・・・。それに、セキュリティー・イッシュの
みんながみんな、お前が知っているような悪いヤツばかりじゃない。」
「そっか。・・・一気に畳み掛けるぞ!リオ、インファイト!!」

 リオが、洗脳装置に攻撃する。

「ゾロア!お仕置きだ!」

 ゾロアが、お仕置きで、洗脳装置に畳み掛ける。

「行っけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

 パキン。音がした。その瞬間、暴走していたレジロックは止まったのだ。

「や、やったー!レジロック!」
「レジジ・・・。」

 ライガはレジロックに飛び込んで行った。するとラウルが立ち去ろうとする。

「ま、待てよ!」
「いずれ、肩を並べて戦う日も来るだろう・・・。」
「・・・ああ!!」

 その時だった。影のエネルギー弾がラウルに飛んできたのだ。

「・・・・・!!!」
「ラ、ラウル!?」