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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 玉響懐中時計 ‐お知らせ‐ ( No.26 )
- 日時: 2014/12/13 21:52
- 名前: 黒依 ◆kuB5mqYaRs (ID: SvakFfbO)
「……誰だ、お前は」
夏に差し掛かる少し前の事。
中学では少しばかり有名な桜並木。その時はもう花の面影は無く、代わりに残るのは鮮やかな新緑。その内の一つに、アイツは居た。
肩まで伸びたボサボサの黒髪、胸まで伸びた両サイドは管飾りで束ねられている。やる気の無さそうな黒い瞳もそうなのだが、何よりも印象付けたのは。
彼女が私服だという事だ。
黒を基調としたその服装は、何処からどう見てもウチの制服ではない。それ以前に、制服ではないのだ。大人びてはいるものの、その格好はまさしく私服である。
丈夫な枝を使い、幹に寄りかかる黒髪女。俺に気付いたのか、半開きの肩目がこちらを向けた。
見知らぬ女、不法侵入、時間帯、エトセトラ……見つけた時よりもより一層、警戒心が強まる。
「人の睡眠妨げんじゃねぇよドシスコンが」
————彼女の第一声は、最悪なものだった。
* ふーあーゆー?(だが答えない)
連載? しませんよ(ドヤァ
「彼女」は未来、「俺」は豪炎寺です。まさかのinzm。
nano進めなきゃなぁ……
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