二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- I Love you その1 ( No.530 )
- 日時: 2014/03/17 17:59
- 名前: 桜 (ID: 5J8asoW6)
タイトルの訳は「キミだから好き」です。これはtouch.pixiv.net/novel/show.php?id=3544931の続き(もう一つの物語)。最近、クイズアプリ黒猫ウィズを始めました。正解した感覚と言ったら・・・!逃走中の時にネタにするつもりです。今回はトーチさんとのコラボに近い感じです。
あのホワイトデーの日から、あいりとツーストは会っていない。多分、ツーストはアイドルや俳優の仕事、あいりはパティシエの授業やお菓子作りの練習で忙しいのだろう。何やら、おかしいと感じたアルルはあいりにあることを言う。
アルル「あいり。あのホワイトデーの日から何があったの?すれ違いが続いてるんだけど・・・」
あいり「いいえ、何でもありませんわ。私、ケーキ作りの練習をしたいんですの!先に失礼しますわ!」
あいりはいつもの高飛車な態度をしながら、向こうに去って行った。何やら、様子がおかしいと感じたアルルは。
アルル「やっぱり、何かある・・・」
リンク「気のせいじゃないのか?あ、あれはあいりのポーチ・・・渡しに行ってくる」
リンクはポーチを渡しにあいりのところへ向かう。ようやく、あいりを見つけた時・・・。
リンク「あいりー。ポ・・・!」
リンクは見た。見てしまったのだ。あいりがリンクに気付かずに泣いているところを。それも声にならない声で。リンクは思わず、目を背けた。
リンク(い、今、あいりが泣いてた!?何で泣いてーーー・・・!)
リンクは気付いたのだ。あいりとツーストがホワイトデーのあの日に何かあったんだと。
リンク「・・・」
リンク、久々に登場。
- I Love you その2 ( No.531 )
- 日時: 2014/03/17 17:16
- 名前: 桜 (ID: 5J8asoW6)
次の日
カレン「は?あいりの様子がおかしいって?」
次の日のスマブラ屋敷。カレンはアルルから相談を受けていた。アルルはこういう人物なら、真相を知ることができるはずだろう。
アルル「そう何だよ!あのホワイトデーの日から、何だか様子がおかしいし、ツーストはスマブラ屋敷に来てないし・・・」
カレン「そんなの私の知ったこっちゃないわよ。誰があんな私と似てる女の心配何て・・・」
カレンは歩いている中、あるものを見た。そう、あいりが食堂のキッチンでケーキ作りの練習をしているところを。いつものあいりなら楽しそうに作るはずが、今日はそれがない。スポンジケーキをオーブンで焼いても失敗ばかりなのだ。
カレン「・・・(イラッ」
それがイライラしてきたカレンはあいりの腕を強引に掴む。
あいり「!?カレン!?」
カレン「・・・自分の気持ちを知りたいんでしょ?アルルは先にみんなのところへ行って」
アルル「う、うん、分かった」
アルルは先に大広間に行く。カレンはあいりを椅子に座らせて、カレンも座る。カレンはあいりに市販のキャンディをあげる。
カレン「・・・あげる」
あいり「えっ?」
カレン「甘いものって、元気が出るでしょ」
あいり「・・・」
あいりは思った。今の自分にはこの人しか頼りがないことを。あいりは今の気持ちを全て打ち明けた。
あいり「・・・テト号の件から、ツーストのことばかり考えてて・・・ホワイトデーでツーストの初恋の人が・・・私に似てるって、知ってて・・・自分の気持ちがシェゾ以上に苦しくて・・・もうどうしていいか・・・」
カレン「・・・今ので分かった」
カレンはあいりの気持ちなら、ある答えをたどり着く。それは・・・。
カレン「・・・好き何でしょ、ツーストのことが。それもシェゾ以上に。でも、ツーストが自分より好きな人ができることに怯えてるのよ。・・・あなたがツースト以外の人を好きになることも」
あいり「・・・!」
あいりはカレンからの宣告に驚いた。本当だったからだ。あいりは自分の気持ちをごまかすように言った。
あいり「・・・だ、誰がシェゾ以外の男を好きになるんですの?そもそも、私がシェゾ以外の男を、好き・・・に・・・」
だが、あいりはこれ以上、自分の気持ちをごまかしきれなかった。カレンの頭の中には優しい笑みで笑うツースト。もう、シェゾへの想いは終わっていたのだ。それだけではない。あいりの目から透明な粒が流れていたのだ・・・。
あいり「・・・っ、どうしたらいいんですの〜〜〜・・・?」
カレンはそんなあいりの頭を撫でる。まるで、「大丈夫だよ」と言っているように。カレンはスマホで誰かに電話をかける。あいりの頭を撫でながら。
カレン「ああ、もしもし?ちょっと、お願いがあるんだけど・・・」
あいり「?」
カレンが電話を切った直後にそいつらはやってきた。子孫5人組だ。
空「カレン、来たよ!」
勇飛「で、この泣いているお嬢様をどうしたらいいんだ?」
カレン「とりあえず、この子のイメージに合うようなコーデをさせてあげて。あいりがツーストへの告白大作戦よ!」
あいり「えっ!!?」
あいりの涙は一転して、驚いていた。あいりはカレンと子孫5人組に連れられて、スマブラ屋敷内のメイク・ヘアメイク室に向かう。ここはスマブラの女性ファイターや他の女子組がお出かけの時におしゃれをする部屋だ。部屋は広めとなっている。あいりはその椅子に座りされ、キスキメッシュペーパーを頭から入らされ、前髪も上げらされた。
空「あいり。メイクはやったことある?」
あいり「・・・?ありませんわ」
空「じゃあ、あいりは元がいいから、ナチュラルメイクで行こっかな?こう見えても、私はメイクが得意何だよ!」
カレン「ヘアメイクもメイクに合った方がいいわね。男子は部屋の外にいるから、できたあとの格好で見せびらかしなさい!」
琴「あいりさんはガーリー系の方がいいのかも!ただ、ツーストさんは甘辛系のコーデが好みって聞いたから、テイストを揃えるんじゃなくて、ロック系のジャケットも合わせた方がいいみたいです!」
あいりは状況がよく飲み込めないまま、されるがままにおしゃれされ続ける。
空「元々、あいりさんは目がデカいんだから、アイライナーは太すぎない方がいいね!あと、アイシャドウはこっちの色の方が似合うと思う。あと、チークは今年流行のピンクで!」
カレン「そのメイクなら、ウェーブがいいわね!あなた、ウェーブが似合うから」
琴「白のリボンが着いた桃の花柄のワンピースとピンクのブーツと可愛いネックレスをチョイスするね。あと、黒のかっこいいジャケットをチョイスで!」
あいりは芸能人でもなったかのようにメイク・ヘアメイク・コーデされ続ける。すると、できたみたいだ。
キィ・・・
空「はいはい、できたよーん!」
勇飛「どれどれ・・・」
樹&太陽「・・・!」
あいりの可愛さはメイクとヘアスタイル、コーデによって想像以上に引き出したものだった。ピンクのコーデをただ揃えるんじゃなく、黒のジャケットによって甘辛コーデはできたのだ。
勇飛「おお・・・」
太陽「わわっ、すげー可愛い!」
樹「似合うじゃないか」
あいり「えっ・・・?えっ?」
空「男子?」
勇飛&樹&太陽「!!?(ビクゥ!!」
あいり以外の女子3人は笑っていたが、目は笑っていなかった。すると、カレンがあいりの背中を押す。
カレン「ほら、あいり!さっさと、ツーストのところに行って、告白してきなさい!」
あいり「・・・でも・・・っ」
カレン「大丈夫よ。私達プリ落とし(プリンプタウンの落としモノの略)主役組でできることはしたから。あいりは安心してツーストに告白しなさい。振られたら、私達が何か奢ってあげるから!」
あいり「・・・ありがとうございます。行ってきますわ!」
あいりは自分のライバルに背中を押され、ツーストを探しに行った・・・。あとは「他の人達」がツーストを何とかしてくれるだろう・・・。
カレン「ところで、琴。あなた、服はどうしたの?私と同じお嬢様育ち何でしょ?」
琴「それなら、空が「金はシェゾに請求して来い」って言ってたよ」
空「ドキッ!!!」←あいりを傷つけたシェゾへの報いのつもり
このあと、シェゾは服の請求書を見て大絶叫を上げたことは言うまでもない。
- I Love you その3 ( No.532 )
- 日時: 2014/03/17 17:37
- 名前: 桜 (ID: 5J8asoW6)
一方・・・。
ツースト「・・・」
一方、ツーストは誰もいない公園にいた。彼はアクセサリー店でネックレスを買っていた。それは小さな貝殻のネックレス。あのアクセサリー店は花言葉と同じように意味があるのだ。そのネックレスの意味は「キミだから好き」と。あいりにプレゼントするつもりなのだろう。しかし、あいりの目に浮かんだ涙が忘れられない。それはそうだろう。あいりを傷つけたくないのに、自分が傷つけたのだ。あいりがルリに似ていたから。いっそ、「大嫌い」と罵ってくれれば、それでもいいかもしれない。しかし、それを言わなかったのはあいりの優しさである。そんな優しさがツーストを苦しめている。
ツースト「・・・悪いな・・・あいり」
ツーストはネックレスを握りしめて今にも泣きそうな顔をしていた。その時。
王ドラ「ひ〜ざかっくん☆」
ツースト「ぎゃっ!!!」
ツーストは公園用の砂に落ちた。ひざかっくんをした方の王ドラは間抜けな彼を見て、大爆笑した。
王ドラ「あーはははは!!!世界のイケメン、ミラクル☆4の二番手が一介の猫型ロボットにひざかっくんされるとはwwwあ、千葉出身でしたねwwwぷ・・・くくくくくー!!」
よっぽど、面白かったのか王ドラは腹を抱えて寝転んで地面を叩く。ツーストは飲み込めない気持ちのあとに冷ややかな気持ちになり、感情が高揚するように怒りの気持ちになった。
ツースト「て、てめぇっ!!!俺にひざかっくんをしたな!!?」
王ドラ「えー?何のことですかー?そういえば、来たのは私ではないのです」
ツースト「!?」
王ドラの後ろにいたのはテト号艦長ティとハイラルの勇者リンク、優しき悪魔族ランリがいた。
ツースト「な、何の用だ?」
ランリ「何の用じゃないだろう?カレンに頼まれて、お前を説得しに来た」
ツースト「カレンに何を頼まれたか知らねーが、とっとと帰ってくれ」
ツーストはそう言って、公園をあとにしようとする。すると。
リンク「・・・そう言って、嫌なこと・・・あいりや俺達から逃げているのか?」
ピク。ツーストはその言葉を聞いて、リンク達の方に振り向いた。図星だったんだろう。
ツースト「・・・何を知ってる?」
ティ「王ドラがわざわざ話してくれたよ。ツーストのあいりがを好きになったのはあいりがルリさんという人に似てるからって。あと、ルリさんはお前の兄さんと一緒に事故で亡くしてて、誰も聞いてもらえなかったのが原因で、人間不信になったことも」
王ドラ「てへv」
ツーストは何かを察した。そう、サンが王ドラ達に話したことに。
ツースト「・・・あの百合娘・・・しゃべりやがったな」
リンク「・・・おい」
ツースト「・・・何だ?」
リンク「お前はもう、ルリさん以上にあいりのことを愛してるだろ?何で、あいりを拒んだんだよ」
ツーストは拳を握りしめた。 すると。
ツースト「・・・あいりはルリ先生の代わりにするつもりだった。いや、代わりにしようとしてるつもりだった。知られてしまったからにはそれ以外の何でもない!」
激昂のような泣きそうな声で言い放った。すると、自分をごまかすように言う。
ツースト「リンクの身近に俺を快く思わない奴がいるだろ?よかったな。俺があいりに会うためにスマブラ屋敷に来なくて。あ、王ドラ。「そういえば」何て、呆気なさすぎなことを言うんじゃないよな?サディストロボットさんよ」
自分をごまかすような言い方にリンクはついに静かな声で言った。
リンク「・・・お前は本気で言っているのか?」
ツースト「は?」
ティ「リンク・・・!?」
リンク「本気で言っているのかと聞いてるんだ!!」
リンクの怒声に全員がびっくりする。あの王ドラやランリでさえも。今のリンクならば、ケロン軍が全勢力を差し向けても、約3分で壊滅するだろう。
リンク「何で、自分の気持ちに嘘を付くんだよ!!お前はそんな奴じゃないはずだろ!!?何で、あいりから離れる・・・?」
リンクの悲しげな表情にツーストは弱々しい声で言う。
ツーストは・・・?感想などの書き込みはまだ
- I Love you その4 ( No.533 )
- 日時: 2014/03/17 17:40
- 名前: 桜 (ID: 5J8asoW6)
ツーストの真意
ツースト「・・・傷つけるだけだろう。あいりと一緒にいても・・・」
ツーストは下を向いて顔は見えないが、きっと、泣きそうな顔をしているだろう。あいりのことを思うたびにルリ以上に胸が苦しいのだろう・・・。
ツースト「あいつは・・・俺の身勝手な理由で縛り付けるわけには行かないんだ・・・。あいりだって、俺何かいなくなればいいと思っているだろ・・・」
ツーストの心からの真意。蚊帳の外だった3人は切なそうな顔をして、リンクは一つため息を付いた。
リンク「それがお前の真意だったというわけだな・・・それじゃあ、これ以上の遠慮はいらないな」
リンクが後ろに向いた時・・・。
ドカッ!!
ツーストは公園の遊具まで飛ばされた。飛ばされたツーストの頬には赤い跡があった。リンクは右手を痛めて泣きそうになった。どうやら、リンクがツーストを右ストレートで殴ったらしい。3人は正直に言うと、おろおろしていた。ツーストは状況がよく飲み込めなかったが、すぐに我に返り、リンクを曲刀で殴ろうとする。
ツースト「てめぇっ・・・!!何しやがって・・・」
リンク「それじゃあ、あいりはどうして泣いた!!?あいりの涙に気付かないほど、お前は盲目してない!!」
ツースト「!!」
あいり『お話して下さって、ありがとうございます。それでは・・・』
あいりの優しい笑み。だが、ツーストはあいりのそこには涙が浮かんでるのが痛いほど分かったのだ。本当は抱きしめたかった。あいりが泣き止むまで抱きしめたまま、頭を撫でたかった。あいりを抱きしめたまま、離したくなかった。だけど、ツーストはそれをできなかった。あいりの幸せを壊すと思ったから。
リンク「お前はルリさんとあいりは別人だと気付いてるんだろ!!?だったら、今度は身勝手な理由じゃなく、あいりを大切にする意味であいりを死ぬ最後まで愛してやれよ!!あいりのことをルリさん以上に愛してるなら、死ぬ最後まであいりのそばに寄り添ってやれよ!!お前は誰かのために、あいりのために生きて、あいりもツーストのために生きるんだ・・・!今、あいりが泣いているなら、お前があいりのそばにいてやれよ!!」
ツースト「・・・!」
リンクの健気な説得にツーストも心が動いた。固かった氷の心がようやく溶けた瞬間だった。
ツースト「・・・あんたも一度決めたら固いな」
リンク「えっ?」
ツーストはリンクに顔を近づけて・・・
ドッゴオオオオン!!!
リンク「いっだああああああああああ!!!!」
渾身の頭突きの一撃をした!ツーストは去ろうとしてる時にティと王ドラとランリに話しかけられる。
ティ「ツースト?どこに行くんだ?」
ツースト「・・・あいりのところ」
王ドラ「・・・そうですか」
ランリ「行ってこい」
ツースト「・・・ありがとう」
ツーストは何かを決意した笑みを見せて、あいりのところに行った。あいりに本当の気持ちを伝えるために。ツーストが去ったあと、おでこを痛むリンクに3人が話しかける。
王ドラ「リンクさんもいい男ですね〜。ヘタレで頑固なくせに、こういうことは一生懸命何ですから」
リンク「うるさい!この・・・まあいいか」
ティ「珍しくあきらめたな」
ランリ「さて、これでやれるだけのことはやったな」
4人は他のみんな同様にあいりとツーストの恋の成就を願った。あとは人事を尽くして天命を待つのみだったから・・・。
2人の恋の行方は・・・!?
- I Love you その5 ( No.534 )
- 日時: 2014/03/17 17:44
- 名前: 桜 (ID: 5J8asoW6)
そして・・・
あいり「ツーストー!?どこにいるんですのー!?」
ツースト「あいりー!?どこだー!?」
2人はポップン界の各地にお互いを探し回る。だが、なかなか見つからない。
あいり「本当に・・・どこに行っちゃったんですの・・・?」
あいりが息切れをしている中、ある声が聞こえた。
???「ツーストという者なら、ポップン界のザ・タワーの下にいる」
あいり「えっ?・・・誰の声か知りませんけれど、これで、ツーストの居所が分かりましたわ!行かなくちゃ!」
あいりはその言葉の通りにザ・タワーの下に向かう。あの声の正体とは・・・。
ウルフ「これ、俺様がやって良かったのか?」←声の正体
キッド「いいんだよ。やらないと、カレンが怖いから」←ウルフにひみつ道具神様セットを貸した人
一方、ツーストは・・・
ツースト「あいりはどこだーーーーーーーーーーー!!!(号泣」
神様セットで上空(水面の鏡)から見ていたウルフの言葉通り、ツーストはザ・タワーの下にいた。ツーストはあいりが見つからないことに落ち込んだ。
ツースト「やっぱり、俺はあいりに嫌われたのか?そしたら、俺は・・・」
あいり「誰があなたを嫌うんですの?」
ツーストはその声に気付くと、そこにはあいりがいた。ツーストの目に飛び込んだのはあいりの美しい姿だった。白のリボンが着いた桃色の花柄のワンピースとピンクのネックレスとピンクのブーツの可愛らしい服の他に黒のジャケットがあいりの美しさを引き出している。ツーストは勇飛達同様にいつものあいり以上に美しいと感じた。
ツースト「あいり・・・会いに来てくれたのか?」
あいり「・・・好きだから、会いに来たんじゃありませんの」
ツースト「えっ?」
あいりの目に涙が浮かんでるのが分かる。あいりは本当は気付いてたのだ。ツーストがいつもあいりを抱きしめたのはシェゾへの想いに傷ついてしまったあいりの心を癒しているのだ。あいりにとって、それが救われたのだ・・・。あいりはツーストに告白する。
あいり「・・・シェゾのことを考えてた時、痛みましたけれど、そんなのは忘れましたわ。ツーストのおかげで吹っ切れましたわ。あなたにとってはルリさんの代わりかもしれませんけれど、これだけは聞いて下さい・・・ツーストのことがシェゾ以上に大好きだってことを」
ツースト「・・・!」
あいり「今日はそれだけですわ。じゃ・・・」
去って行こうとするあいりをツーストが後ろから抱きしめた。いつも以上に強く。ツーストはあいりに囁く。
ツースト「・・・俺はあいりと出会って、あいりはシェゾが好きと知った頃から気付いてたんだ。ルリ先生とあいりは別人だってことに。」
あいり「・・・!」
ツースト「それに気付いてから、もっと、あいりそのものに近づきたい、あいりそのもののことを知りたいって思ったんだ。今度はルリ先生の代わりじゃなくて、あいり自身に。だから、こっちを向け」
あいりはツーストの本当の気持ちを聞けたことに目から涙がポロポロと流した。あいりはツーストの方に向く。今度は嬉しそうで優しい笑みで。ツーストはそんなあいりから目を背ける。
ツースト「・・・//////////っ、あいりがルリ先生以上に可愛すぎて、まともに見れねえ//////////」
あいり「なっ/////////!!そんなつもりでは・・・/////////」
2人「・・・////////////」
2人はザ・タワーの下でキスをした。あいりはツーストとのキスが甘いものだと感じた。これを覗き見で見ていた人達は・・・。
王ドラ「よっしゃー!!あいりさんとツーストさんのキス来ましたー!(興奮中」
リンク「王ドラ、大声出したらバレるから、やめとけ;ネネがいたら、王ドラ以上に興奮するんだろうなー・・・」
ティ「確かにあの子は野次馬精神を持つ奴だからな;エスも恋愛話は興味あるし・・・」
ランリ「これをカレンに連絡しよう」
2人は両想いになった・・・。だが?
- I Love you その6 ( No.535 )
- 日時: 2014/03/18 08:48
- 名前: 桜 (ID: 5J8asoW6)
シスコン達がお怒りのようです。
一方、スマブラ屋敷では大半のスマブラファイターとスマブラ屋敷に遊びに来た人達が願っていた。あいりとツーストの恋の成就を。すると・・・。
〜♪〜♪〜♪(カレンのスマホの着信音)
カレン「ランリだ!もしもし・・・うん・・・うん・・・」
夏美「どうだったのよ!?」
マホロア「ヤッパリ、フられタんジャ・・・」
マルク「こら、そういうことは言うなのサ!!」
カレン「・・・分かった(電話を切る」
エス「で!?どうだったの!?」
カレンは重い表情から一転泣きそうで嬉しそうな表情で言った。
カレン「あいりとツーストが結ばれたらしいわよ!しかも、ツーストはルリさんの代わりじゃなくて、あいり自身を見てたんだって!」
全員「やったああああああああ!!!」
カレンからの吉報に全員が喜ぶ。だが、それを奴らが黙っているはずがなかった。そう、奴らとは・・・。
あおい「・・・今、何て言いました?」
カレン「あ;」
タイマー「この魔女っ子、あいりちゃんとツースト君の仲を取り留めただけでなく、2人を結ばれさせやがって・・・」
ドラえもん「今日がカレンちゃんとツースト君の命日かな?(黒い笑み」
カレン「・・・;」
ドラえもん「かかれー!!」
桜サイドの三大シスコンがカレンに襲撃しようとしている中、カレンに救世主が現れた。それはサンとトーチさんの覇種軍団。シスコン3人は状況をよく飲み込めなかった。
シスコン3人「え・・・?何これ・・・?」
テトル「お前ら、シスコン共を抹消するためにやってきた」
テオ「あの2人の幸せを願うためにここに来たんだからな」
パリカ「姉もしくは妹の幸せを願わないなんて最低だよ!」
パリアプリア「うんうん、お前らは兄もしくは弟失格だ。普通の兄もしくは弟的な意味で」
ドギュラ「・・・(武器を構える」
ドラギュロス「気まぐれさんの件もあるから、少しは加減しろ」
オディバ「シスコン共のお仕置きって、新鮮な感じがする〜〜〜」
オディバトラス「サン、お仕置きは少しは加減していいな?」
サン「いいアルよー!それでは・・・倍返しアルー!」
覇種軍団「せいやああああああああああ!!!」
シスコン3人「ぎゃああああああああああ!!!」
シスコン3人は覇種軍団によってお仕置きされました(笑)。カレンはサンにお礼を言う。
カレン「サン、ありがとう・・・私やツーストを助けに来てくれて」
サン「いいアルよ。女の子が危険な目に遭っている場合はとことん助けちゃう!」
メタナイト「よし、今日は桜の所有する城「桜の城」でパーティだ!ご馳走と飾り付けは桜が用意してるぞ!」
全員「おう!!」
全員は2人の祝賀会のパーティのために、桜の城に向かった・・・。
あいつらは今夜は桜の城で大パーティです。
- I Love you その7 ( No.536 )
- 日時: 2014/03/17 17:50
- 名前: 桜 (ID: 5J8asoW6)
シェゾへの気持ちの決着
あいりも桜の城に向かってる途中だった。すると、シェゾに遭遇する。
あいり「シェゾ!」
シェゾ「・・・ツーストと両想いだった何てな・・・良かったじゃないか」
あいり「・・・」
シェゾ「・・・あの時の告白、もう一度、言ってくれないか?」
あいり「えっ?」
シェゾ「俺も返事するから・・・」
あいりは涙目になりながら、最後のシェゾへの告白を言う。まるで、あの時の2人そのものだ。
あいり「・・・「シェゾ、好き」」
シェゾ「・・・ありがとう。ごめんな」
あいりのシェゾへの想いにケリが付いた瞬間だった・・・。
一方、桜の城の庭園では大パーティが開かれていた。内容はあいりとツーストが結ばれた記念日設立。今日のパーティでは2人が主役だ。桜の樹全てが2人を祝福している。あいりはこのパーティから抜け出して、桜の城のベランダで夜景を見ていた。このベランダから見る夜景は綺麗だ。すると、ツーストがあいりのところに来ていた。
ツースト「・・・少しは退屈なのか?」
あいり「よく分かりましたわね」
ツースト「あいりのことだからな。それに俺もポップンパーティを度々抜け出したことがあるから分かる」
あいり「・・・//////////」
ふと、ツーストはあることを思い出した。それは・・・。
ツースト「あ、そうだ。シェゾのペンダントは外さなくていいから」
あいり「えっ?」
ツーストは先ほどの小さな貝殻のネックレスをあいりに付けさせる。それはあいりにとっては他の綺麗な装飾品よりも嬉しいと感じるものだ。
あいり「・・・!嬉しいですわ。ありがとうございます!」
ツースト「可愛いな。あいりは・・・それとこれからはそれが印だから」
あいり「・・・えっ?」
あいりはツーストの言葉の意味が分からなかった。ようやく、ツーストの言葉の意味を理解した時、あいりの顔は真っ赤になった。
あいり「・・・/////////////!!バカ〜//////////!!!」
あいりは力の入らない手でツーストをポカポカと叩いた。あいりはその小さな貝殻のペンダントはシェゾがくれたペンダント同様に大事にしているらしい・・・。
ルルー「アルル。あなた、知ってた?」
アルル「何が?」
ルルー「恋人が贈るネックレスは「独り占めしたい」という意味があるんですって。もちろん、シェゾにはそんなつもりではないんでしょうけど・・・ツーストの場合は・・・」
ルルー「「愛情」の他に「誓約」の意味ーーーつまりはツーストなりのプロポーズじゃないかしら?」
おしまい
「後書き」
今回は紆余曲折の末、あいりとツーストの恋に決着が付きました。あと、シェゾのことも!ここからが2人の両想いの恋が始まるんですね〜。
りゅーとさんのWSTの話で2人は付き合ってる描写がありましたが、それは2人が付き合って、ほんの少しの未来の話だと思って下さい。あと、りゅーとさん。いろいろとすみませんでしたOTL
ルリさんとツーストの兄を轢いた轢き逃げ犯のことですが・・・あれは今後の話の伏線です。内容は?秘密だぜ☆
それと、トーチさん。覇種軍団を借りさせてくれたこと、心より御礼申し上げます。コラボに近い感じで。
いろいろ調べたんですが、プレゼントは意味があるんですね。靴をプレゼントすると、その人が遠くに行ってしまったりとか。一番驚いたのはクシの意味が「苦」や「死」を表すことです。プレゼントにも慎重に選ばなきゃ行けませんよね。「石橋を叩いて渡る」という意味で。
「おまけ」シェゾへの請求書
王ドラ「シェゾさん」
シェゾ「何だ?」
王ドラ「これ・・・」
王ドラが渡したもの:服の請求書(シェゾ名義)
シェゾ「!!!?じゃあ、あいりの服って・・・あんのガキ女魔導師とおちゃらけ5人組がああああああああああ!!!!」
桜の城中に響き渡るほど、シェゾは絶叫を上げた・・・。だが、シェゾの絶叫はカレンと子孫5人組には届かなかった・・・。
「おまけ2」お礼
あいり「あの、カレン!」
カレン「?何?」
あいり「いろいろ相談に乗ってくれてありがとうございます。相談に乗るだけでなく、協力までしてくれて・・・」
カレンはあいりにお礼を言われて、少しだけ笑顔を見せた。そしたら、ふざけたようなことを言う。
カレン「別に?自分に突っかかってくる女が落ち込むのは似合わないし?」
あいり「なっ!!?そんな言い方はないですわー!!」
カレンとあいりはまたいつものように喧嘩を始める。これを見ていた空と勇飛は・・・。
空「また、喧嘩を始めちゃったよ・・・」
勇飛「カレンはあいりが元気になってくれたから、嬉しかったんだろうな」
2人は次第に魔法で乱闘し始めてしまい、アルルと夏美に怒られたことは言うまでもない。だが、この時の2人はいつものように笑顔だった・・・。
良かった!感想をお願いします。