二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 8,5.実況席より。Part4(その14) ( No.219 )
- 日時: 2013/06/27 20:00
- 名前: YUMA (ID: UcGUlfNK)
"魔氷"とは何ぞや。
再び実況席。
バァン!
カーム「ゆ、ユマはどこ!」
慌てて入って来た緑髪の女の子はカーム。
彼女もドゥクス、御庭番と同様にMAHOKOさん側の
モンスター達の1つ。
キラ「....(^ω^###)」
MZD「ユマ、カームは保護した。
さっき入って来たぜ!それと魔氷は大丈夫なのか?」
「私」は通信に答える。
ユマ(通信)『良かった..."魔氷"は普通の炎では
溶かせないのは分かるな?』
2人はうなづく。カームは不思議な顔で様子を見つめる。
ユマ『氷の魔力が強く出たせいで
発生した氷自体が意思を持った状態が"魔氷"。
虹色に光るのが特徴で、私の世界じゃあ
バカゴン2匹は氷の魔力が強過ぎでこのケースが起こりやすいんだ。』
キラ「"解凍作業は進めてる"けど、どんな方法なの?」
MZD「放置したら"魔氷"自体が自身の維持の為に
相手の体温や魔力を奪い続けて命に関わるからな。」
カーム「!?」
ガスタの静寂は驚く。
カーム「そ、それじゃあドゥクスと御庭番は...」
あ、心配無用。
ユマ『24時間以内に発見出来れば大丈夫。
皆衰弱してカード化しているが命に別状なしさ。』
キラ「で、やり方は。」
"魔氷"への対処は3つある。そのうちの1つは、
ユマ『魔力を解析して、相殺するのが一般的な方法。
でも魔力構成が複雑だから解析に時間がかかるのが難点さ。』
ちなみに、2つ目はある人物の扱う魔法だが、今回は使えない。
そして、最後はやり方が分かるなら誰でも出来る。
ユマ『彼らの氷にこのフィルムを
通した光を当てて見た。光は電球でも蛍光灯でも構わない。』
「私」が取り出したのは薄くて透明な紺色のフィルム。
ユマ『JUDA永久凍土事件で"魔氷"を解析して分かったんだけど、
ある特殊な光を当てれば3分前後ですぐに解凍出来る事が分かってね。
このフィルムは光を通すとその特殊な光を作れるのさ。』
カーム「...手伝います。皆さんを助けなきゃ!」
そして、「私」は合流ポイントを指示した。
さあ、始末するよ?