二次創作小説(映像)※倉庫ログ

13.ミッション3とネットボム改の被害者達(その1) ( No.447 )
日時: 2014/05/07 19:42
名前: YUMA (ID: fExWvc7P)

今回は前説なしで。

<ここまでのあらすじ!>
現在、ミッション3が発令中!各3エリアに配置されたコンテナにあるネットボムを使い、管理者を捕縛すれば、管理者を1人、ゲームから消すことが出来る!しかし...

花村「ま、まさかこんなことになるって...(ー ー;)」

前回、何故かミネルバのエースにネットボムを投げつけられた地雷屋。

シン「陽介、ゴメン!(...出来たらアスランにやりたかったなー。)」
レイ「シン、これはどういうことだ?俺は聞いていないぞ。」

近くにいる友人はこの事を知らない様子。その頃、

同刻。東住宅地、カナンの家前。

花村とはぐれた黄瀬は管理者を迂回してネットボムのコンテナに近付いたまでは良かった。しかし、

黄瀬「」
<ネットを浴びせられた上、石化している。

彼はネットボムで攻撃され、何故か石化している。顔から驚きの様子が見られない所から、不意打ちされた様子。犯人は...

睦月「コンテナを見つけたのは助かったよー。後から来る逃走者なら誰でも良いし。...でコレの中身は何?」

シェイド(・ω・)つ「ピクミンのゲキニガスプレー」

睦月「...他に何が入っているの?(ー ー;)」

シェイド(・ω・)つ「ハバネロの粉末、ユマの家の近所のドブ川の水、
虫のおもちゃ(ゴキブリとムカデが多い)、裸族のオナラ...」

何故?感想はまだまだ。

13.ミッション3とネットボム改の被害者達 (その2) ( No.448 )
日時: 2014/05/07 19:41
名前: YUMA (ID: fExWvc7P)

理由でぃ。

シンの花村に対する行動、黄瀬がネットを浴びた上に石化した理由に関してはミッション3&通達が送られた前後に遡る。

東エリア、牢獄前。

ミッションと通達に対する反応で逃走者が困惑する中、牢獄前では確保された全員が「私」と隣にいる死神代行の説明を聞いていた。

ユマ「このミッションでの君らに対する諸注意。事前に諸君にはコンテナのネットボムとは別に、”ネットボム改”を2つ配布している。」

そう言って、「私」は赤い縁取りがある透明な緋色のキューブが2つ入ったホルスターを見せた。

里中「ボムがなくなったら、みんなと同じコンテナから補充ね。」
ヒュー「そこは同じだな。」

このミッションでは、逃走者でも牢獄側でも”ある条件”を満たしていれば得する情報を出すように管理者の何人かには指示を出したり、

バシュン!

牢獄の前にいきなり赤いコンテナが設置された。説明を行いながらの転送は設置タイミングが悪いのが難点です...

ユマ「牢獄にさっき転送されて来たこの赤コンテナは君達に役立つ情報が入っている。探すのは構わないけど...」

火神「構わねぇ、けど?」

火神と同様に、牢獄の一同は疑問を感じる。

一護「お前ら全員、まだ首輪は付いてるな?」
全員「!」

全員は反応。追求されていなかったが、牢獄に送られた者達はまだ首輪が外れていないのだ。死神代行は話を続ける。

一護「管理者達は全員、首輪が付いてるお前らを最優先で捕まえようとするから、そこだけは気をつけろよ?もし捕まったらその時点でミッションの参加権を失う。」

鳴上「管理者の捕まえた人数も無駄になるって事ですか?」
ユマ「そうなっても管理者達を捕まえた人数は剥奪しないよ?管理者をこれ以降捕まえられなくなるだけさ。」

「私」は訂正。さらに、ハンターは結果を判断しやすくするためにミッション中は一時的に停止している。

セリカ「なら良かった...」

PPPPP!

そして逃走者に対するミッションと通達が送られたのを合図に、

一護「がんばれよ!」
ユマ「Good Luck!」

牢獄の一同「いくぜー!」「よっしゃー!」「しゃーんなろー!!」

牢獄もすたあと!

13.ミッション3とネットボム改の被害者達(その3) ( No.449 )
日時: 2014/05/07 19:47
名前: YUMA (ID: fExWvc7P)

まずは...

鈴花「西エリアを探しましょ。コンテナは近くらしいし。」

シン「レイか?...ああ。さっき牢獄を出た所だ。」

青峰「火神!分かるよな?」
火神「俺も負けないぞ!」

エリカ「ネットボム...改だけど持ってないよりはマシね。」

牢獄側は全員エリア内に散った後、

シン「東エリアのゲート...ここだよな。」

49:50 中央エリア、西ゲート前。

シン「...あ。レイ!(・ω・)ノシ」
レイ「...遅いぞ。」

呆れ顏の親友と無事に合流出来た様子。シンは彼の手元を見ると何か透明なサイコロが入ってるホルスターが3つ程と...右手に黒リノンのぬいぐるみ。

シン「レイ、その人形とホルスター...」
レイ「ああ。ぬいぐるみはうっかり持って来てしまってな...それよりもシン。」

レイの疑問は、

レイ「管理者達はどうした...会わなかったのか。」
シン「...あ。...さっき近くで...」

ミネルバエースは思い当たる節が。そして。

ユーフォ(桜井)「ちょこまか逃げるなああああああ!!(^ω^###)」

シン「うわああああ!?今度は捕まらないからなー!!」

焦ったシンは、さっき配布されたネットボム改を投げつける!

バァン!プシュウウウ!!

ユーフォ(桜井)「...?@#☆*○ー!?」
<声にならない悲鳴

すると、ネットボム改は爆発し、中からネットを出すのと同時に異臭が立ち込める!

レイ「!?」
<鼻と口を抑える

シン「...”改”ってこの改の事かよー!?」
<レイと同上

牢獄側に配布したこのネットボム改はただのネットボムではない。ネットを出すだけではなく、嫌がらせが1つ一緒に入っているのだ!
ちなみに、ミネルバエースが投げたモノには裸族から提供した6人分のオナラが入っていた。

シン&レイ「どこの裸族だよwww」

なお、作者ランスロットさんの裸族から提供してもらったよ?

49:15中央エリア、南西側。

レイ「ネットボムは南の建物の中にある。まだ沢山あったぞ!」
シン「ありがとう、レイ!コンテナの場所が分かってるなら大丈夫だな。」

管理者を捉えた2人は、中央エリアの南に向かう。レイが事前にコンテナを見つけていたのだ!

レイ「”お前らに対する良い情報”か。何があるのだろうな。」
シン「あ、待てレイ!」

シンが何かを見つけ、警戒。すぐ近くには...

アルト(赤司)「...気のせいだな。」

管理者だ!

レイ「シン、こっちから回るぞ。」
シン「わかった!」

互いに声をかけて管理者を避けて移動する2人は西方向へ向かう。すると途中の公園で...

レイ「...何だ。これは。」
シン「...赤いコンテナ...これだよ!俺達に対する良い情報はコレに入っているんだ。」
レイ「...何が入っているか分からんな。俺が見張るから今のうちに開けておけ。」

シンはうなづき、コンテナを開けた。そして、コンテナの中身は...

シン「...?腕輪と...(メモがある。)」
レイ「内容は?」
シン「腕輪があったよ。(...レイには秘密にしてこっそり読むか。)」
レイ「...?」

シンはメモをポケットにしまい、嘘をついて腕輪しかないと伝え、友人が目を離したスキにメモの内容を読んでおいた。

48:40 中央エリア、南東側、女神像前。

そして、友人がシンの秘密にしていたメモの内容を知ったのは、地雷屋を捕まえた後...

花村「は!?え?それってどういう事だあああああ!!」
<ネットボムをくらったよ。

シン「陽介ごめん...俺も復活したいしさー。出来たらアスランに使いたかったけどね。」
<後でレイにひっぱたかれましたww

レイ「『牢獄の者は、ネットボムでミッション3開始時点で残っている逃走者を捕まえると、捕まえた逃走者と入れ替わる形で復活することが出来る。...ただし、逃走成功時には、得た賞金の半分を入れ替わった相手に渡さないといけない。』...シン。」

メモを読み終わったレイは、シンに声をかけた。

シン「?...レイにメモの事を黙ってた事は謝るよ...。(−_−;)」

レイの言いたい事はそれではなかった。

レイ「仮に、お前が逃げ切ったら花村に賞金を半分渡すんだ。分かっているな?」
シン「分かったよ...」
レイ「当然だが、仮にお前がアスランを捕まえていても、だ。」
シン「...はーい。」

レイは念のため、花村ではなく、アスランを捕まえていても賞金を半分渡すのは変わらない事を言っておいた。その友人は少し不機嫌そうな顔。捕まえていたのがアスランだったらシンは賞金渡さないかもな。

今回の話好評なら、アスランを捕まえた場合も書くwww

13.ミッション3とネットボム改の被害者達(その4) ( No.450 )
日時: 2014/05/07 19:51
名前: YUMA (ID: CqswN94u)

一方では...

48:20 西エリア、管理者の屋敷前。

ルナマリア「雪子、大丈夫?」
天城「はぁ、危なかったー。コレで捕まえても大丈夫なんだね!」
シェイド(^ω^)つ紙

天城を見つめながら反応するシェイド。紙には”正解”と記載されていた。女子2人の目の前には...

フラウト(早瀬)「目がああああああ!」
<苦しんでいる。ネットボム改でタマネギの汁をくらいますた。

ソプラノ(ルイス)「zzz...」
<ネットボム改で草ポケモンのねむりごな。

ミッションが配信された直後、女子2人はコンテナ近くの管理者と遭遇したのだが...プレゼントボックスのネットボム改がピンチを救ったのだ。

ルナマリア「...ごめんね、ルイス...ボムのコンテナをやっと見つけたのにこれはないわよー!ユマ!」

えー?聞こえませんよぉおお?だが...

バシュッ

ルナマリア「?...え」
エリカ「間違えちゃった...管理者を狙ったのに...」

油断は大敵。ミネルバの紅一点は急に訳あり双子の姉にネットボムをくらいますた。

エリカ「どうしよう。どう...」

PPPPP!

エリカ「?...シン君からだ。『牢獄のみんなは...』」
ルナマリア「は?!『他の逃走者を捕まえれば入れ替えで復活』?...レイの追記があるわ。」

なんと、シンはメモの内容を一同全てにバラしたのだ。ご丁寧に証拠の地雷屋が捕まった写真を添付して。

天城「『ps.レイです。ただし、入れ替わった相手に逃走成功時の賞金の半分を渡す必要があります。くれぐれも勘違いなさらぬ様に!なお、シンは既に花村を捕まえました。』って事は最悪、ペルソナ組は私だけになっちゃうの!?((((;゜Д゜)))))))」

ユキちゃん、当たりです。

同刻、中央エリア、噴水前。

アルト(赤司)「」
<普通のネットボムをくらい、気絶

あの後、近くにいた管理者を捕まえた2人は、メモの内容をメールで送信していた。シンのレイに対する行動からすれば当然かもね?

シン「これでいいのかよ。(`∧´##)秘密にしてた事、本当は怒っているじゃん!!」

シンは不服そう。だがレイはその言葉よりも、自分が先程拾ったぬいぐるみとシンの腕輪について思案していた。

レイ「...(俺のぬいぐるみとシンの腕輪は一体何があるんだ?逃走中だから絶対に)」
<無表情だが不機嫌そう。

その時だった。

ガサ...ガサ。

アルト(赤司)「うう...!?...ぼ、僕は一体何をしていたんだ!?テナと一緒にポラリスに会った時までは覚えているんだ、が...?」
2人「!?」

アルトは体を起こした。2人を見て血相を変えて。...捕まえる前と様子が何かおかしい。

47:55 西エリア、箱庭の森前。

あの後、秀徳のエースは西エリアまで逃げのびてきた。

緑間「はぁ、はぁ...くそっ!...今日のかに座は最下位ではない筈だ...」

バシュッ!バシャバシャバシャ!!

緑間「は?...ってあぢゃああああ!」
<ネットボム改で熱湯です!

だが、森を出ると急にネットボム改でネットと一緒に熱湯をくらう。

黒子「...あー...やっちゃいましたね。緑間君すみませんでした。管理者と間違えて(ニヤリ」
緑間「!?...く、黒子おおおお!!どういうことだ貴様、元から俺を」
黒子「勘違いも甚だしいです。元々は管理者を捕まえたかったんですよ。君が急に近くに来たから」
緑間「...(確か、今日のかに座はさそり座の相手と4回会うとラッキーアイテムを持っていてもまずい事になるのだったな...)黒子。だらしない真似はするなよ?」
黒子「了解です!(`ω´ )」

緑間君、不意打ち被害。なお、サンシェ(=高尾)と会った時点でラッキーアイテムは効力を失っていた。

黒子「(ばれずに済みました。...だって、復活出来るなら誰でも1人捕まえて構わないんですし。)...緑間君なのは想定外でした。」

黒子の携帯には先程、ミネルバエースが送ったメールが...黒子っち、やりおるな。

47:35 東エリア、住宅地南。

一方では、

火神「どうしてお前も一緒に来るんだよ!」
青峰「うるせえ。お前が一緒に来たのが悪りいんだろ!だけど」

バース(士郎)「」
<ネットボム改の雷の魔石。黒焦げ
ワコト(日向)「」
<通常のネットボム。

口げんかをする光コンビ2人は既にネットボムを回収済だったのだ。

青峰「...助かったな。ついでにネットボムも回収出来たし。」
火神「キャプテンごめんなさい、ですッ!...ついでに」

2人の目の前には赤いコンテナ。シンが開けたモノと同じだ。

青峰「中身は何だろうな!テツが緑間を捕まえたらしいし。」
<携帯を持っている。中身は黒子っちからのメール&捕まった緑間君の写真が添付されている

火神「(俺はどうしようかな...)よし、開けるぜぃ!」

コンテナの中身は...

青峰「へ?...これだけかよー。期待して損するー!ブーブー!!(`3´ )」
火神「中身はメモだな。えーっと...『ネットボム、及びネットボム改で捕まえた管理者は君達逃走者、牢獄側の味方になる者が何人かいる。探すか探さないかは君達次第...』送っておくぞ。」

火神はメールを一斉に送信。すると、青峰は悪い笑顔で...

青峰「...なあ火神、アレがマジなら、こいつらに聞いてみるか?勘だがな。(^ω^)」
火神「(コクコク。)(^ω^)」

ネタとは?

13.ミッション3とネットボム改の被害者達(その5) ( No.451 )
日時: 2014/05/11 19:10
名前: YUMA (ID: FpNTyiBw)

被害者続出ですぞ!

同刻、東エリア、星神学園前。

図書館の司書とツインテの女子大生は管理者を探して商店街周辺を周っていたが、学園前で赤いコンテナを発見した。

ミシェル「セリカさん、どうします?これ...」
セリカ「...開け」

サキソー(城之内)「あ!いたぞ!やっぱここで待ち伏せして得した気分!」
オリン(マリーダ)「首輪ありは最優先ッ!」

開けようとすると管理者が偶然現れた!

ミシェル「うわっ!?」
セリカ「は、早くボムをッ!」

バンッ!ブシュウウウウ!
<くさやを焼いた煙。大量に圧縮されているから威力は強烈

オリン(マリーダ)「な!げほ、げほげほ!?」
サキソー(城之内)「オリン!げほっ、げほ...ちくしょう!!後で覚えてろ!!」

ネットボム改は命中しなかったが、
中身がくさやを焼いた煙だったのが幸いして、管理者2人は撤退する。だが、

ミシェル「臭い!臭いいいいい!?。・°°・(>_<)・°°・。」
セリカ「目がしみるよー!。・°°・(>_<)・°°・。」

投げた人物にも二次災害...

47:29、中央エリア、噴水前。

一方、中央エリアでは...

アルト(赤司)「...君達は、侵入者か?」

管理者の少年は2人に気付き、声をかける。赤司君。指示通りにお願いね?

2人「...!」

当然ながら、2人は管理者に対して身構える。

アルト(赤司)「...待て。身構なくて構わない。君達に聞きたい事があるんだ!いいかい?」
シン「...どうする?」
レイ「...」

PPPPP!

レイ「ム?...」
シン「どうかしたのか?」

メールは当然、火神からのメール。
レイは携帯から目を離し、アルトを見つめる。

レイ「さっきメールを見たのだが...俺達に協力する件か?」

アルトはうなづき、話を始める。

同刻、西エリア、管理者の屋敷前。

エリカ、ルナマリア、天城は...気が付いた目の前の管理者から事情聴取中。その中には幻想楽土の真実も...

天城「エリカさんとこの人の話した内容をまとめると、この街の人々は昔に紛争してた記憶を消されていた
のか...だからかな、完二君達と話した時におかしくなったの。」
ルナマリア「ジョー、って名乗っていた子のこと?頭を抱えていたわね。何か大事な事を忘れた様な...」
<ルナちゃん、ネットで拘束なう

エリカ「記憶操作は最悪の場合、消された記憶がフラッシュバックしたり、操作され過ぎて心が壊れた人も実際にいたの。」
ソプラノ(ルイス)「...え、あんた達奴と話したの?聞くわ...何故なのよ。」

3人「?」

会話を聞いたソプラノが反応。息を飲んで質問を投げかけた。

13.ミッション3とネットボム改の被害者達(その6) ( No.452 )
日時: 2014/05/07 20:02
名前: YUMA (ID: xMxTbxuA)

理由はどう反応するか。

同刻、東エリア、南住宅地。

一方、光コンビ2人は捕まえた管理者、バースとワコトに事情聴取を行っている所。

バース(士郎)「何故、お前達はカナン達に協力するんだ。奴らの事、知らないとは言わせん!」
ワコト(日向)「...何お前らはふざけた事をしてんだ、このダアホ。さっきのネットのせいでバースも俺も...思い出したくねえモンを思い出しちまったよ。」

青峰は彼らの文句を聞かずにこう答えた。その青い目は冷たい。

青峰「あァ?それが普通なんだろ?嫌な事は誰にでもあんだろ。」
バース(士郎)「なんだと!...ふざけるな...どうして俺達に記憶を思い出させる真似をしたんだッ!!俺の記憶は忘れた方が一番マシな」

ゴスッ!

火神「青峰!?」
バース(士郎)「グッ!」
<青峰に殴られた。

ワコト(日向)「バース!」
青峰「さっきから記憶を忘れたいとか何とか知らねえよ。自分が一番不幸って言って諦めてたら、そこで終わっちまうんだぞ!?それで良いのかよ!この馬鹿野郎ッ!!」
火神「青峰、もう落ち着けよ!お前がこれ以上...」

怒りの表情でバースに詰め寄る青峰を火神が止める。

青峰「そこをどけ、火神。奴がさっきからグチグチ言って」
火神「分かってる...分かっているよ!俺も奴らの態度には怒ってる。でも...」

火神は管理者2人の顔を見て、質問を投げかけた。かがみん...優しいんだよな。

火神「どうしてあんな事を言ったんだ?忘れた方が一番マシ、ってどういう意味なんだよ?教えてくれ...、下さい。」

もう、そろそろだよ、士郎、日向君。光コンビに話して構わない。

同刻、西エリア、管理者の屋敷前。

一方では...あ、こちらもかな。

ソプラノ(ルイス)「何故よ...何故私が恥ずかしめられなきゃならなかった!何故死なずにこの世界に飛ばされながら生きているのよ!私は生まれなきゃ良かったの!?もう...こんな世界は嫌...」

ソプラノの暗い悲しみと涙...記憶を消したい気持ちが分かって来る。

エリカ「私達にはあなたの苦しみは分からないわ。」

ソプラノ(ルイス)「じゃあ何故私に関わるのよ!理解出来ないなら私に関わるな!」

ルナマリア「関わりたくなるわよ!世界を嫌いになっちゃったらもっと...あなた駄目になっちゃうのよ。」

ソプラノ(ルイス)「じゃあどうしろと。答えなさい!」

激情をあらわにするソプラノと違い、黒雪姫は冷静だ。

天城「ごめんなさい、そこは自分で考えて。ほら、過去は戻らないから今出来る事をね。...最後に1つ聞くよ。」

管理者の女性は3人を睨む。

ソプラノ(ルイス)「...何?ポラリス絡みは無理よ。」
天城「なんで、また思い出しちゃうのに記憶を消そうとしたの?」

相手が悲しい顔をしながら話したその質問でソプラノは黙った。そういえば、何故自分は記憶を消されていたのか?何かが引っかかる。自分はいつ記憶を消されたんだ?

ソプラノ(ルイス)「...分からない。けど自分から消したいとは私、思っていないわ。」

女子3人は彼女の発言した真実に動揺し始める。ルイス、君が良いなら彼女らに同行しても構わない。アドリブする際の台本は用意している。

ルナマリア「あ、アレ?...管理者達みんな自分から記憶を消しに行ったって聞いたけど...」

そして...

ソプラノ(ルイス)「その通り。大半は自分から記憶を消しているからあんた達の事は信じていない。ただ...私以外にもあと5人、記憶を知らないうちに消された可能性がある子がいるわ。顔は知ってる。...あんた達について来ていい?」

天城「ね、ねえコレは...」
エリカ「...もしかしたら、火神君のさっきのメールに関係する良いヒントかもね。」

一応、50%はアタリかな。ただ...ソプラノ以外の5人は条件があるからね。

13.ミッション3とネットボム改の被害者達(その7) ( No.453 )
日時: 2014/05/07 20:08
名前: YUMA (ID: MGziJzKY)

アルト、バース、ワコトの過去。

47:18、中央エリア、噴水前。

シンとレイは噴水に腰掛けながら、
アルトの過去を聞いていた。

アルト(赤司)「君らと同じように、僕にも家族がいない。父さん、母さんと一つ下で、中学に入学したばかりの弟がいたんだ。ビビりでヘタレだったけど、努力家でみんなから好かれる良い子さ。」

レイ「だが...”あの日”だったな。」

”あの日”。アルトの家族は彼を残して火災事故に巻き込まれ、両親と弟は死んでしまった。何故なら...

アルト(赤司)「僕はあの日、弟とケンカして...家を飛び出してしまった...後悔しているよ。ケンカしなかったら事故は起こらなかったのかな。...弟と仲直りしたかった。また仲良くしたかった。僕は何でも出来るのに弟が僕にない物を持っていたのが憎らしいと思った...父さんと母さんも大好きだったよ...厳しいけど、僕と弟の事を思ってくれていた。」

アルトの目には大粒の涙が。家族を失った悲しみを理解しているシンは

シン「父さんも母さんも弟も別にお前の事、恨んでないと思う。お前には生きていて欲しい、って思ってくれているよ。...それより、この街に迷い込んで記憶を消された事は一番つらいって考えていると思う。」

迷いない目で言ったシンにアルトは動揺した。チョット待て。

アルト(赤司)「君達の方が辛いだろうに。戦争で両親と、仲が良い妹が死んだ上に...お墓だってないんだろう。もう一人に至ってはクローンで...余命宣告されていたってそんな...」
レイ「俺達の事は気にするな...全て話して、落ち着いたか?」

アルトは思った。今まで、この話は管理者達の誰にも話した事がなかった。そして...

アルト(赤司)「僕の今からする話は信じても信じなくても構わない。...友人とポラリスの事を調べて、分かった事がある。その事を僕より詳しく知っている友人を探す。周っているポイントを知ってるから君達を案内するよ。」
シン「え、レイこれって...」
レイ「感謝する。...行くぞ。役に立つかもしれん。」

2人の行動は次回に続く。

47:10、東エリア、南住宅地。

一方、バースは落ち着いて2人に自分の話をしていた。

火神「じゃあ...あんたは兄弟の中で一番優秀だったけど、弟が跡継ぎに指名された、って事なのか...」
青峰「そくさ...何だったっけ、”あ”で」

火神と青峰が話している管理者、バースの過去。正妻の子供ではないという、それだけで誰からも高い才能を持ちながら認められなかった上にそれを妬んだ兄や姉や弟や妹達に裏では散々いじめ倒された事だった。

バース(士郎)「...お前らに伝わる様に言うと、正しくは”愛人”だ。お前ら本当にバカだろ。俺が話した事、本当に」
2人「うるせえ!Σ(゜д゜lll)」

バ火神とあほ峰には、理解出来るまで時間がかかるらしい。

青峰「作者も黙れ!」
火神「酷いぞ!...です。」

この事もあるが...バースは彼らに自分の話をして後悔していた。だって...

バース(士郎)「...お前らに理解出来る訳がねえだろう。だって才能があって理解されているんだよな。俺を馬鹿にしてんのか。」
火神「誰がお前の事馬鹿にしたんだよ。てめえが言った事...才能あって後悔してる奴もいるぞ。そこにいる青峰がそうだ。俺だって才能があるとかないとか思ってねえよ。俺も、俺が兄貴みたいに思ってる幼なじみも、俺の部活の仲間も、バスケが大好きで、勝ちたいって死ぬほど努力して強くなった奴だって山ほどいるぞ。」

バースは火神を見つめる。

青峰「理解されないならな、お前の親と兄弟以外にも理解してくれる奴を探すのは思いつかねぇのか?」

青峰の答えには即答。

バース(士郎)「...無理さ。親にも、兄弟にも散々馬鹿にされて、いじめ倒されたんだ。俺を馬鹿にする奴らは全部大嫌いだ...俺より、あいつらをステラに閉じ込めて欲しかったよ...ここはどんな事だってかなうし、嫌な事も、いさかいも、何もないからな...」
ワコト(日向)「バースの言う通りだ。諦めろ...俺は散々ダチと思ってた奴らに何回も何回も裏切られてんだ...もうステラの仲間以外には信じられる奴なんか...」
2人「...」

黙り込む管理者。もう話しても価値はないのかと思った所だった。

バース(士郎)「...だがお前ら、この街...ステラを壊したいって思っているか?」
ワコト(日向)「バース!?アレを話す気かよ!駄目だ!!」

バースの話にワコトは動揺。内容は?光コンビ2人は、どう答える?

13.ミッション3とネットボム改の被害者達(その8) ( No.454 )
日時: 2014/05/07 23:48
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

次回予告!

14.ミッション3と増援出現

管理者達にもまともな奴が何人かいるけど、中には簡単にはいかない奴もいるよ。最後ヤバイです。

おまけ。

実況席では...

ユマ「了解。公表しちゃいましょ。次回作!」

"自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影"

舞台はトリコロシティ。

東京ドーム6個分くらいの大都会で4つのエリアに分かれた、某国の某所にある最先端の”技術”、”文化”、”商業”、”情報”を常に追求する新鋭研究都市。ユマのポップン組以外のコナミな音楽ゲーム組の住んでいる街でもある。

以下、参加者リスト。合計34人。

ボボボーボ・ボーボボ(計3人)

ボーボボ
首領パッチ
ブーブブ

暗殺教室(計2人)

潮田渚
赤羽カルマ

銀魂(計4人)

坂田銀時
土方十四郎
沖田総悟
近藤勲

BLEACH(計3人)

黒崎一護
朽木ルキア
コン

遊戯王(計3人)

武藤遊戯
城之内克也
海馬瀬人

Vガンダム(計1人)

カテジナ・ルース

ガンダム00(計3人)

刹那・F・セイエイ
ティエリア・アーデ
グラハム・エーカー

ガンダムUC(計1人)

バナージ・リンクス

ポップン(計9人)

モード
ジョマンダ
ちせ
ゲレゲレ
ジルクファイド
ナカジ
ルート
タイマー
モイモイ

星のカービィ(計5人)

カービィ
シャドーカービィ
デデデ大王
メタナイト
ダークメタナイト

・重要な警告。

今回の参加者には4人、裸族がおります。

今回の参加者には3人、変態がおります。

作者さんは事前に募集して、10人が参加&色々ゲストありですよ。

募集参加者は...(順番はランダム)

ランスロットさん
トーチさん
MAHOKOさん
葉月さん
榊秋人さん
羽清アユカさん
桜さん
Ga.さん
ヤマビコさん
グレイディアさん

ヨロシクね。感想どぞ。