二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 16.ミッション結果と本当の記憶(その1) ( No.517 )
- 日時: 2014/08/26 09:05
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
まずは...
<前説・ユマの魔力適性講座Case3>
某日、白百合邸書斎。
今回はとある作者が2人訪れた。
ユマ「鬼藤さんの適性診断結果ですが...炎10、水55、雷35、月5ですね...」
目の前、左側に座る黒い髪のポニーテールと青いジャケットと黒いタンクトップの女性、作者鬼藤に声をかける私。今更ですが、正月騒ぎの時は男扱いしてすいませんでした。
鬼藤「嘘...私水属性なんだ。しかも炎に雷まであるのかよ!」
あ、作者専用属性である月もお忘れなく。貴殿に与えるのは...
泡の魔法>ユマが作者鬼藤に与えた魔法。本来はあらゆる補助効果や状態異常を泡の形で与える魔法だが、鬼藤さんの場合、泡の中に炎、雷などを内包して攻撃にも使う。月の属性の影響で魔法の内容が一部変わってしまったよくあるケースです。
ユマ「そして...昴さんのリクエストでは”多様な技を扱いたい”、か。...異存はありませんね?」
私は右側に視点を向け...ノースリーブの黒い服と同じ色の長いアームカバーとハイソックス、短い青ジーパンの女性、”昴”こと作者奏月昴を見る。
奏月昴(以下、昴)「は、はいッ!」
適性診断でリクエスト内容が駄目ならば結果の時点で駄目って言うぞ。
ユマ「よろしい。適性診断の結果は、炎6.8、光45.2、風は45.5で...月は...今出ましたよ。...これだと3.5かな。昴さんは光と風なのか...。」
昴「赤と、緑と、ピンクと...金の小さい結晶...ユマさん」
昴さん、質問ですか?
昴「全ての属性はどんな色で表示されてます?俺、そこらへんが少し理解出来てない...(?^?)」
ユマ「炎が赤、氷が白、風が緑、地が黄色、水が青、雷が紫、光がピンク、闇が黒です。なお、無は灰色の雲や煙やモヤが現れ、月は...ご覧の通り、金色の何かが現れます。」
ただ...今回の昴さん、前回のりゅーとさんの様に、作者の適性はたいてい月の属性の影響でリクエスト内容を満たせる(?)属性適性になっちゃうのだ。
鬼藤「光がピンクって...普通白だろ(ー ー;)そしてユマさんの世界では作者って何だろうって思っちゃう(・・;)」
では本題へ。昴さんに渡す魔法は...
皇の魔法>ユマが作者奏月昴に与えた魔法。読み方は”すめらぎ”。他人を1人につき1日3回だけ術者の命令に絶対服従させる魔法です。例えば、
”跪け”で相手を止める。
”忘れろ”で相手の記憶操作。
”燃えろ”、”凍てつけ”、”痺れろ”で攻撃も可能。
ただ、発動する条件として
・相手のフルネームと顔を知っておかないと駄目。偽名では無理。
・ユマ含めた作者さん達には容量不足で不可能。
本来は扱いにくいのだが...昴さんの場合、月の属性による影響で...
命令回数が1日4回に増える
発動条件を全て無視出来る
ただしどちらも代償として術者の負担が増大する。この2つの内容の併用は作者でも容量を越えてしまうのでユマが禁止している。
(昴さんの場合、月の属性の力を借りて無理やり絶対服従させる形式だから膨大な魔力が必要。)
なので、出来たら発動の条件は守って下さいね?そして...
ユマ「昴さんの場合は、”月の属性でスペックが高くなるが、それと比例して負担がかかる”タイプですね。」
昴「...そうなんだ。」
*そうなのだ!なお、鬼藤さんと昴さんは事前にpixivで募集をかけたらやって来た方々ですぞ。
次から本題ですが...
- 16.ミッション結果と本当の記憶(その2) ( No.518 )
- 日時: 2014/08/26 09:11
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
最初からドラマ!?
前回、意識を失って倒れたカナン。
本人の判断通り、ある事を思い出していた...
*ここからドラマ!
その記憶は...幻想楽土が平和だった当時に遡る。
カナン(白鐘)「...兄さんと...私?」
モノクロの映像では、当時幼いカナンとシュウヤが...
カナン(白鐘)「私は...ステラの意志に従ってステラを壊さなきゃいけないのよ!...私自身の存在がもうありえないのならここにいたって何もないわよ...」
シュウヤ(伊月)「やめろカナン!ステラがなくなったら俺にどうしろって言うんだよ!やめてくれ!!あの白い気持ち悪い部屋には...ッ!」
自分と兄が口論!?さらに気になる事が出てくる。
カナン(白鐘)「”ステラの意志”...”私の存在がありえない”...”兄さんが何かに怯えている”...?どういうことなの...!?」
そして苦悩しながらも自分に怯えるシュウヤは...
バッ
カナン(白鐘)「え」
妹との交渉が決裂したと判断したのか、悲しい目で彼女の顔に手を伸ばす。
シュウヤ(伊月)「ごめん。...周りからどんな事言われても、お前やナギやジョーに罵倒されてもいい。...あの部屋には戻りたくないんだよッ!」
その時だった。カナンが抵抗すると共に様子が一変する。
カナン(白鐘)=??C「”シュウヤ”、何をするのです!!許されるとでも...お思いでしょうか?」
シュウヤ(伊月)「ステラか...!!」
シュウヤは嫌悪の目を向ける。目が鮮やかな緑に変色し...不敵な笑みを見せた妹に。
シュウヤ(伊月)「何故こんな事をした!カナンは、妹は」
カナン(白鐘)=ステラ「...関係ない、と?...関係しておりますよ。あなたがステラに呑まれ、後を追う様に彼女達3人が...」
シュウヤはそれ以上の発言が禁句なのか、
シュウヤ(伊月)「だ、黙れ!それ以上はやめろ!!」
だが、妹の姿の別人は言葉を続けた。
カナン(白鐘)=ステラ「...ステラに呑まれましたねぇ。その内2人は生きているのか私自身の干渉は無理でしたが...良かった。やっと干渉出来る体が見つか...」
シュウヤ(伊月)「もう...いい加減黙れええええええッ!!!」
バチッ!...バタリ。
シュウヤの手が光った瞬間、妹は糸が切れてしまった様にうつ伏せで倒れた...
カナン(白鐘)「兄さんが...そんな...テナの話は本当だったのね...!?」
カナンの驚きの理由は...
タタタ...
ジョー(巽)「カナン!?おいシュウヤ、カナンに何しやがった!!」
ナギ(久慈川)「何で!?...カナンには罪なんて何も」
シュウヤ(伊月)「...ッ!」
バチッ!×2
事情を知らないナギとジョーにも妹と同じ事をするシュウヤ。その黒い目は悲しい色をしていた...
バタリ。×2
シュウヤ(伊月)「カナン、ジョー、ナギ...ごめんな。俺は...」
ブツッ
映像はここで途切れた。記憶を思い出したカナンは...
ナギ(久慈川)「カナン!カナン!しっかりして!」
ジョー(巽)「待てナギ!あまり揺らすな!!」
カナン(白鐘)「...!?」
気が付いたカナン。何故ナギとジョーが?
津軽「...」
氷海「...ご存知じゃないのね。」
何故か不思議そうな顔をする津軽と氷海...実はカナンが意識を戻す数分前に...
カナン(白鐘)=ステラ「...ナギと、ジョーですね?」
ナギ(久慈川)「え、あなたは...痛ッ!」
ジョー(巽)「ぐ!?...てめぇは一体何モンだッ!」
カナンの体を借りてステラが出現...それと同時にナギとジョーも頭を抑える。そして友人の体を借りた何かは2人に厳しい視線を向ける。
カナン(白鐘)=ステラ「...失礼ですが、出直して下さい。友人2人は記憶が戻ってなさそうですよ...カナン」
そして、再び彼女は糸が切れたかの様に倒れた...
ナギとジョー、困惑。感想は待てデス!
- 16.ミッション結果と本当の記憶(その3) ( No.519 )
- 日時: 2014/08/26 09:17
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
*回想終了。
カナン(白鐘)「え!?記憶が戻ってないからステラが”出直せ”、って?」
ナギ(久慈川)「うん。」
うなづくナギ。カナンは先程の記憶がない様子だ...そしてジョーは津軽と氷海の方を向いて、
ジョー(巽)「そういうことだから、俺とナギにさっきバースが渡したサイコロを投げてくれ!」
カナンの件で効果を知っていた学級委員コンビは...
氷海「分かった。」
津軽「...(コクリ)」
バァン!バチバチバチ!!×2
ジョー(巽)「ぐおおおお!?」
ナギ(久慈川)「うあああああッ!?」
2人はすぐにパルスボム改を投げつける。
バタッ!×2
それと同じ頃...
36:20 西エリア、箱庭の森北側。
鳴上「はぁ、はぁッ...さっさと寝ろ!」
バァン!バチバチ!
黒ベイル達「ギャああああッ!」
あの後、天城から連絡を受けた鳴上は、先程ソプラノから入手したパルスボム改を使い黒いベイル達の追跡を撃破しながら心海の泉に向かう。
天城「あ、鳴上君。」
エリカ「良かった、詳しい事はすぐ話すね!」
シュウヤ(伊月)「...?」
数分後、互いの情報をまとめる番長。
鳴上「天城とエリカさんの話が本当なら、
・この場所はシュウヤが新規の安全ポイントに設定してくれたおかげでベイル達から追跡されない。
・シュウヤもポラリスに対し反抗的だが、自分達の味方にもなりきれない事情がありそう。ベイル達の対抗策は用意してくれたがポラリス本人曰く、
”ポラリスが不利になる情報を教えてくれない”
のは本当だった。
・ベイル本人が居る場所も止め方も知ってそうだが天城とエリカでは聞き出せなかった...
・及び、ポラリスの本体端末がこのステラの何処かにある。ポラリスは誰かの体を借りないとステラに干渉が出来ない上、行動も制限されてしまう。この為にシュウヤ含めた他の支配下の管理者の体を...
・ポラリスは自分の私利私欲を満たすだけでは飽き足らず、何故かシュウヤの妹カナンの体を支配下にすることに執着、その目的の為シュウヤの体を支配下におき、利用さえした。何を行う気なのか?
・当然ながら、ポラリス本体端末の場所もカナンに関する情報も教えてくれない。すごい形相で睨まれ、拒絶される。
って訳か。その私利私欲は...」
嫌な顔をする鳴上。中にはポラリスに関する狂人ぶりを含めた内容も...
エリカ「”生まれて来てからずっと人の醜さや争いを見て来た、大好きだからもっともっと見せて!”って言ってたらしいわよ。怖かったわ((((;゜Д゜)))))))」
天城「ポラリスはパルスボム改で対抗出来たし...もしかしたら本体端末にも効くかもしれないよ?」
ポラリスの話を聞いていた番長。内容からカナン達も管理者達もみんな彼に反抗的になるのは明らかだが...
鳴上「...シュウヤさん。何故貴方はポラリスをかばうんだ?...理由だけでも教えて下さい。」
少し間を置いて、シュウヤは口を開く。
シュウヤ(伊月)「...この話に関しては、俺がステラに来た理由も、妹とダチ2人の事も話す事になる。」
鳴上「...シュウヤさんがステラに来た理由?」
ナギとジョーの記憶とシュウヤの抱える事情は後で。
- 16.ミッション結果と本当の記憶(その4) ( No.520 )
- 日時: 2014/08/26 09:21
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
ベイル達に関するまとめ&そして...!
36:08 東エリア、西商店街
一方西商店街では、一同が避難しているエリアへパルスボム改を配るソプラノが来ていた。並びに...
タクト(カガリ)「ステラの解析が全て終わった...これから話す事はお前らの仲間にも公表して構わないし、」
ソプラノ(ルイス)「私が今の次点で知っている事にも関係があるわ。まず...」
・黒ベイル達はネットボム、ネットボム改では止まらないが、パルスボム改で一時停止させランダム転送させる形で防ぐ事が可能。これはタクトの行動で証明された。
・なお、黒ベイル達を完全に停止させるにはオレンジの髪をしたベイル本体を叩く必要がある。それは支配下の管理者内でもトップシークレットでシンバもパルスボム改を配る他3人も巡回ルートが分からない。
・ベイルの本体はステラでも位置の特定は無理だったが...手がかりは1番ポラリスの近くにいるシュウヤが何か知っているかもしれない。
・シュウヤはカナン達3人から死んだと思われているが、実際は生きており、ポラリスの支配下に...ただし、ソプラノからの情報で用済みとされたのか、今は支配下から解放されている。
・ポラリスとステラの分裂の原因になったのは、昔に”彼”と呼ばれる青年を取り込んだ際に起きたバグ。
経歴データはバグの原因で解析は無理だったが、何とか手に入った”彼”の顔写真はベイル本体とそっくり。...何か関係しているのか!?
・ポラリスとステラは現在は別のシステムになっていて、融合しようとしたら対消滅でお互いが消滅してしまうのは本当の話。
・ポラリスの目的はステラと融合して街を支配下に置き、絶望と死と争いで街を混乱させる気だが...ステラと融合したら対消滅で消えてしまう事を知っているはずなのに...
・記憶操作はステラだけでなく、ポラリスも可能。だが、紛争を高見の見物する為あえて誰にも教えていなかったらしい...
ソプラノ(ルイス)「そして、ポラリスの本体端末は西エリアの心海の泉にあるわ。...ただし普通のやり方では本体端末を停止出来ないの。」
風雅「...やっぱり。」
レイ「普通にパルスボム改では何らかの問題があるという訳だな。」
管理者Eはうなづく。タクトが話を続けて...
タクト(カガリ)「その上ポラリス本体とベイル本体はシステムを一部共有しているんだ。片方に不備やもしもの時があったら無事な片方によって不備がある片方を復元する機能がある...」
夏天「ポラリスの本体とベイルの本体を同時に停止させなきゃ駄目ニャか...!」
シン「簡単に言うのはありがたいけど...まず最初にベイルを捕まえる必要があるよな...(ー ー;)」
バタバタバタ!!
里中「タクトさん、た...大変!ベイル達がこっちに気づき始めているの!!」
管理者E(MAHOKO)「今、バリトーンがごまかしてくれているけど...」
足音は里中と管理者の女性。
バァン!バァン!バチバチバチ!!
黒ベイル達(声のみ)
「ギャあああああッ!」
「ガ...敵は...排除ス...」
「何処ダ...」
「何処かに敵がいるぞオオオオッ!」
パルスボム改の爆発とベイル達の声。避難エリアの偽装工作がポラリスに気付かれ始めている...タクトは覚悟を決め、管理者の女性は無言で彼女の弟のいる方面へ向かった。
タクト(カガリ)「...我々で君達の逃走を助けよう。」
ソプラノ(ルイス)「え?...ちょっとタクト!この子達を匿ってたのがバレちゃうわ!!」
タクトはミニノートを操作し、地下のシェルターを開ける。
タクト(カガリ)「ここから何処か...ベイル達が気づかない場所に出られるはずだ。早く全員入れ!」
他の逃走者達がお礼を言いながらシェルターから逃げる中で彼女はシンの姿を見かけると、
タクト(カガリ)「ちょっと待て、お前に少しだけ言う事がある。」
シン「え、俺に?...本当にちょっとだけだぞ?(`∧´?)」
訝しむ彼を止める。
タクト(カガリ)「聞きたい。その右手に持っている腕輪の事についてだが...」
シン「ん?この腕輪?(・ω・)?」
タクトはシンにある事を2つ打ち合け、自分のミニノートを手渡す。
タクト(カガリ)「...無事に出られたら、ステラから得た情報と共にメールで送信してくれ。2つ共お前ら全員に関わる大事な事だ。」
シン「...マジかよ。...分かった。無事に逃げ切ったらみんなに伝えるよ...ありがとな!!」
彼が去ったのを確認し、タクトはすぐにシェルターを閉じ、表へ。目の前で黒ベイル達が殺気立たせていた...
タクト(カガリ)「さて...待たせたな。ポラリスの人形達。私も弟も...」
ソプラノ(ルイス)「タクトにはああ言ったけど、アンタ達は最初から気に入らないわよ...?」
バリトーン(紫原)「もうお前らには従わない...」
管理者E(MAHOKO)「暴れまくるわ!」
黒ベイル達
「人形...だと?(−_−#)」
「許さんぞ...」
「許さん許さん...」
「裏切り者共...」
- 16.ミッション結果と本当の記憶(その5) ( No.521 )
- 日時: 2014/08/26 09:28
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
シュウヤの抱える事情とは。
35:55 西エリア、心海の泉。
シュウヤは嫌悪感がにじむ声で3人に話す。
シュウヤ(伊月)「俺は...小さい頃から難病で余命宣告、そのまま宣告された年まで生き延びて...また余命宣告...グルリグルグル、繰り返しさ。それで終わらず沢山薬飲んで苦しいリハビリして...治るわけないのに延命治療で時間の無駄使い。しまいに父さんは母さんと別れるし、母さんの”可哀想に...”...の猿芝居。俺にとっては大迷惑サ...ッ!!」
シュウヤは重い病気で寝たきり状態の人間だった。さらに両親も最終的には泣き疲れ、呆れ、彼を見捨て、の3拍子。妹のカナンは兄の抱える事情も知らずに彼の生命維持装置の電源を切ってしまうくらい彼への憎しみを抱えていた。
シュウヤ(伊月)「妹はご丁寧に装置のコンセントも点滴のチューブもハサミでカット、ザックリザクザク。すぐに運悪くナースに止められたのはシャクに触る。物語は終わらず仕舞い、いつ完結するか分からない新章突入だからどこまでいけば終わるのやら。あははは...」
落語の笑い話みたいにおぞましい話を淡々と話すシュウヤ。その最中は悲しみや怒りや諦めが混ざった複雑な顔だった。
エリカ「そんな...現実ではシュウヤさん、昔から治療が難しい病気で寝たきり状態って...」
天城「どうしよう、鳴上君...ポラリスを何とかしたいけどこれじゃ逆に...。」
不安になる弐寺ヒロインと黒雪姫。
鳴上「...それで、妹による殺人未遂事件から後だな。アンタがポラリスに取り込まれたのは...」
無表情で質問する鳴上にシュウヤはうなづく。
シュウヤ(伊月)「うん。...それは妹が俺を殺そうとした後かな〜。その時俺の意識はもうろうとしていて気持ち悪かった。このまま目を閉じようとしたら何処からか声がして、”私の世界においで...健康で自由に動く体と幸せを与えよう”って
詐欺商売のお誘いだ。そして...俺は一か八かその話に乗って幻想楽土に迷い、同時に健康で自由に動く体を手に入れたとさ...はい、第一幕おしま〜い。」
鳴上「...まだ続きがあるだろ?妹の事だ。」
番長のその一言でシュウヤから笑みが消え、目つきも鋭くなる。
シュウヤ(伊月)「お兄さん、本気で第二幕以降を聞きたいの?俺...これ以降は出来たら話したくないんだよ。」
鳴上「...ポラリスに対して不利になるからか?」
シュウヤは首を横に振る。
シュウヤ(伊月)「違う...」
鳴上「?」
シュウヤが妹に関与する事を話したくない理由は、
シュウヤ(伊月)「...ポラリスは関係ない。...仮にお前らがステラとポラリスを消したら俺はステラに行く前と同様に...あの気持ち悪い、白い部屋でまた寝たきり生活だろ...死ぬか死なないか...余命宣告はもううんざりするほど聞いた。延命措置の名義で投薬治療もして体もボロボロ...こんな事になるなら最初からやらなきゃ良いだろうがッ!両親も俺を見捨ててさっさと死んでほしいと平気で思っている。妹には...言ったと思うが、殺されかけたよ?...分かっただろう。幻想から現実に戻っても...俺みたいに絶望と死しかない奴もいる。あんな気持ち悪い白はもう見たくねぇッ!」
天城「シュウヤさん...生きることを諦めるの?...生きるのが楽しいって思った事はなかったの?」
シュウヤは声をかけた悲しい顔の天城の顔を見た。
シュウヤ(伊月)「...悪いな。今度の余命宣告は成人...20まで生きられるか否かだ。どうなるかはまだ分からない。当たりかもしれないし...」
その時だ。エリカが気まずそうに声をかけてくる。
エリカ「あのー...もしお互い現実に戻ってきたら、貴方に会って良いかな?友達も何人か連れて来るし...」
シュウヤ(伊月)「!?...ま、待てよ。病院を調べる時点で...」
天城「大丈夫。エリカさん友達に情報通な人がいるから、シュウヤさんの病院も分かるかも(`・ω・´)bそうだ、私も現実のシュウヤさんに会いたいです(・ω・)ノ」
なお、先程挙げた”エリちゃんの知り合い”はすごい天才ハッカーですww当たり前だがシュウヤは動揺。それを見て番長は...
鳴上「...という訳だ。俺達はお前の事を知っているから絶望する必要なんて無いと思うぞ。当たりより、ハズレが来る事に期待する、って考えたら少しは...」
シュウヤ(伊月)「...」
その時だ。
ガコンッ
4人「え。」
??「あ、雪子に鳴上君だ。」
??「...ここが心海の泉ね...ってエリこんな所にいたんだ(・ω・)ノ」
??「...この腕輪が泉に必要って言ってた。それと...」
何故?つか出てきた人達は誰か分かったよね?
- 16.ミッション結果と本当の記憶(その6) ( No.522 )
- 日時: 2014/08/26 09:35
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
ジョーとナギについて
がばっ。×2
先程津軽と氷海のパルスボム改を受けたジョーとナギ。電磁波を受けて数分後に...
ジョー(巽)「体がまだビリビリしているが...頭が少しハッキリして来たな...」
ナギ(久慈川)「ええ...!ステラはあの時に会っているわ。」
ステラに関与する記憶は、3人が幻想楽土に迷い込んだ直後だった。
*ドラマパートなのだよ!
ゴボゴボ...
あたしとジョーとカナンが最初に幻想楽土に迷い込んで最初に見たのは...透明な水の中だった...
ジョー(巽)「...ここはどこだ...俺は」
ナギ(久慈川)「...??...あれ、火傷の跡がない...?」
カナン(白鐘)「...」
あたしの隣ではカナンが沈んでいた。顔見て分かったわよ。私のノートを盗んでカッターで切り刻んで、カバンに大量の生ゴミを入れて、あたしの財布をカツアゲしてお金が無いって分かったら服を強引に引きちぎって下着無理やり奪ってネットで売り飛ばす...などのえげつないやり方で周りと一緒にあたしをいじめてた子だったからね。
バチ、バチバチ、ザザ...
カナン(白鐘)「...」
だけど...カナンは隣にいたジョーとあたしとは状態が違っていて...体に沢山ノイズが走っていたの。
ジョー(巽)「お、おい。あいつ大丈夫だよな、何か...おかしいぞ?」
ナギ(久慈川)「アンタ、自分の心配より人を心配するの?」
あの時の俺は、カナンとナギの間にあった事情を知らねぇ。ナギから事情を聞いていると...大体同じ時刻に俺もナギも...まだ本人から聞いていないがカナンもここに来ていたらしい...って事だけ。しばらく色々話していると...
ナギ(久慈川)「ふーん、アンタは急に来た車に轢き逃げされて...何だろ?」
ジョー(巽)「あァ?なんだこの光...緑、いや青緑か?」
ナギと俺の視点の先には、青緑の光がふらふらしながら俺とナギの周りをしばらく回っていた。すると今度はカナンに近付いて...。
シュウウ...
2人「!?」
すっ、と音を立てずにまだ体にノイズが走るカナンの体の中に吸い込まれたんだ。そして...
カナン(白鐘)=ステラ「...?私...は何故彼女になって...いる?...ずっとここに来た子達を見て来た...だけどこんなことになるとは...」
2人「...!?」
*そして現在。
津軽「じゃあ、その光がステラさんだったんだ。」
ナギ(久慈川)「あの時のカナンの様子が気になって、ジョーと相談した結果...彼女と一緒に行動することにしたの...カナンが受けたステラの記憶操作は私達3人では1番強くて...彼女の記憶が幾らか混乱してたとは言え...怖かったわ。」
ジョー(巽)「ああ。ナギを酷い目に合わせた奴だから気に入らねえと最初は思ったが...。親父さんやおふくろさんや兄貴に対しての恨みつらみを沢山抱えてた寂しい奴だったよ。」
氷海「で、カナンは彼らに対して?」
氷の学級委員長はカナンを見て言う。相手は複雑な顔で...
カナン(白鐘)「ステラにあの時何かされたのも、幻想楽土に来る以前の記憶も兄さんの事以外殆ど無い状態だったからね...(ー ー;)だけど、ポラリスから暴露され、記憶を操作された後にステラに関する概要を全て思い出してからはショックだったわ...暴露された内容は嘘だって思いたかった。」
その時だった。
PPPPP!
津軽「黒子君からだ...」
氷海「”ベイル本人を発見しましたが...”行方不明の...ベイル本人ですって...ッ!?」
ベイルの事を聞いたカナンが厳しい顔に。そして...
ナギ(久慈川)「カナン、私とジョーで見張りするから!」
ジョー(巽)「任せとけッ!」
立ち去る2人。すぐにカナンは話す。
カナン(白鐘)「改めて言うわ。津軽に氷海。...今からする話、ジョーとナギには黙っててくれない?...私とステラとの約束で貴方達2人にしか話せないの。」
ナオ、りせ、完二。あともう少しだから頑張れ。
黒子っちのメールは次で。
- 16.ミッション結果と本当の記憶(その7) ( No.523 )
- 日時: 2014/08/26 10:08
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
黒子っちのメール概要&???
35:23 中央エリア、廃ビル内。
ガコンッ。
床の一部が開き、誰かが出てくる。
レイ「...暗いな。」
ミシェル「何処かの建物の中ですね。タクトさんも心配ですが...黒子君のメールも...”ベイル本体を見つけましたが、黒いベイル達が沢山いる時の僅かな間しか姿を見せない様です。僕とシンバさんを助けるために火神君と青峰君が牢獄に送られました。”...」
ガサ、ガサガサッ
2人「!?」
ミシェル「...ど、何処」
レイ「まさかここも」
音の主は2人の後ろにいた。
黒子「ミシェルさんにレイ君!?」
2人「うわあああああ!?」
シンバ(今吉)「あらら。君ホンマに気づかれへんのやな。」
安定な黒子っち。だがメールの内容通りに火神と青峰の姿がない。詳しくは実況席で。一方...
同刻、東エリア、カナンの家跡。
カナンの大事な話を聞いた2人は...
津軽「...分かった。」
氷海「...この事は私達だけの秘密に」
カナン(白鐘)「ありがとう、2人と...」
ガコンッ
外から何かの音。
ジョー(巽)「うわっ、なんだよお前ら!?」
ナギ(久慈川)「い、いきなり何!?」
ジョーとナギの慌てる声の方向へ向かった津軽と氷海とカナンが見たのは、
風雅「...氷海。」
夏天「津軽だニャ!...そういえば、黒ちんのメールは...」
津軽「大丈夫よ!見たわ。」
なんとお互いの友人達!何故あの時のメンバーが別れたのかと言うと...
35:13 西エリア、心海の泉。
里中「シン君はね、タクトさんから腕輪の事聞いてたの。しばらくシェルターの中を歩いていたら道が3つに分かれていてね、相談してみんな2人ずつ、あたし達は3人で西エリアに来たんだ。」
セリカ「不安だったけど、エリがいてよかったよぉ〜!!(>_<)あと、タクトさんからミニノートとステラさんも預かってるよ!」
<エリちゃんに抱きつく
エリカ「セリ...」
なお、振り分けはこうだ。
西エリア、心海の泉
>シン、里中、セリカ、鳴上、天城、エリカ
中央エリア、廃ビル
>レイ、ミシェル、黒子
東エリア、カナンの家跡
>風雅、夏天、氷海、津軽
シン以外「...」
一同がシンの方向を向く。彼は持っている腕輪を見せ、
シン「この腕輪は、ポラリスの本体端末の起動キーなんだ。これでしかポラリスのシステムを停止させられない、ってタクトさんが言ってたよ...でも」
天城「まだ何か問題があるの?」
シンは深刻な顔で言う。
シン「そう...この腕輪じゃベイルは止められない。2、3分ベイル本体を眠らせ、黒い奴らを止めるだけさ。さらに時間が経ったらベイル本体が目を覚ましてポラリス本体と黒い奴らを再起動させてしまう。そうなったらまた腕輪でポラリスをもう一度停止させないと駄目なんだ。」
一同の様子を見ていたシュウヤは、内容を理解。
シュウヤ(伊月)「なあ...、ベイルを停止させる方法が知りたいんだな、お前ら。...そこのツインテール...そのミニノートを貸せ。」
鳴上「シュウヤさん、まさか」
番長の言葉を遮り、シュウヤはセリカからミニノートを取り上げる。
シュウヤ(伊月)「何も言わないでくれ、鳴上。...さあ、ステラ。」
ステラ『お久しぶりです、シュウヤ。』
何をやらかす?
- 16.ミッション結果と本当の記憶(その8) ( No.524 )
- 日時: 2014/08/26 10:18
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
とうとう王手!
34:55 中央エリア、廃ビル前。
睦月「ふーん。このパルスボム改で奴らを止められるんだね。」
管理者A(ランスロット)「その通り!このサイコロを...」
猫耳少年が髪先が青いショートボブの少女からパルスボム改を受け取っている所で、
黒ベイル達
「見つけた...見つけた見つけた見つけた...」
黒いベイル達!
睦月「くそっ!」
管理者A(ランスロット)「手伝いますねッ!!」
バァアン!バチン!!バチバチ!
黒ベイル達
「ガガガ!?」
睦月と管理者の少女は当然ながらパルスボム改で交戦。だが先程と違い、その様子を離れた場所から見ていた人物がいた。
ベイル(一護)「...」
そう、オレンジ髪のベイル本人が...
ジャリッ。
ベイル(一護)「!」
バース(士郎)「見つけたぞ、ベイル。増援を呼ぶか?...それが出来ないのは知っているんだ...ッ!」
バァン!!バチバチバチバチ!
後ろから現れたバースのパルスボム改でベイルは倒れたが...増援を呼べないとは一体どういう事だろうか?
ベイル(一護)「」
バース(士郎)「念のためにタクトから受け取った奴に細工したモノを...!」
バシュッ!
バースは動かないベイルにネットボム改を投げつけ、リモコンのスイッチを起動...ネットボム改はカナン達と別れた後に出会ったタクトから事前に譲渡してもらったのだ。
同刻。
管理者A(ランスロット)「黒いベイル達が何処かに行ってる...(バース、あなたまさか...)用事で私は急ぎます、頑張って下さいね?」
睦月「え?...うん、頑張るよ。」
急に黒ベイル達が2人を無視...及び管理者の少女は立ち去る。
黒ベイル達
「...裏切り者」
「...排除する。」
「...主ポラリスに刃向かうことは重罪...」
理由は当然ながら、黒ベイル達がベイル本体の危険を察知して駆けつけたのだ...バースは諦めと虚しさが混ざった顔で...
バース(士郎)「あーあ。やっぱりこうなるか。俺、ステラに来て幸せだったがその幸せが虚しかったよ。お前らより親兄弟に認めて欲しかったからな。...ベイル、お前はどう」
ドスッ!
バース(士郎)「がは...ッ!...パルスボム改が効いてないだと!?」
ベイル(一護)「...無駄だ...俺はその赤いサイコロでは止められない。」
<手だけ。体全体が見えない。
何事もなかった様な顔でバースを壁に叩きつけたベイル。だがバースは不適な笑みを浮かべた。
バース(士郎)「(...ネットを投げて...よかったな。後は誰か気付いてくれ!)」
内容は...
PPPPP!
睦月「メールだ...3つあるよ。...まず1つ目は...」
黒子「バースさんからですね、...”俺は管理者のバース。君達侵入者の携帯でベイルを探知出来る様にした。奴に発信機を取り付け、今から残り時間25分までベイルを弱体化させている。捕まえるなら今だ。”」
なんと、黒子達が睦月の後ろから。
睦月「うわッ!?...いつの間に!つかミシェルもレイもいたんだ。」
ミシェル「僕らは先程来た所です。バースさんの内容はセリカがボムを渡したのが役立ったんですね...もう一つはシン君...”ポラリスに対して致命的な情報の1つ、ベイルの停止方法が分かった!シュウヤさんが打ち明けてくれるぞ!”...停止方法が分かったんですね。」
レイ「発信機を取り付けて携帯で探知出来る上に弱体化と、シンからのベイルの停止方法か。ありがたいな。そして最後の1つは...現在のミッション途中経過と...」
次で送信の概要
- 16.ミッション結果と本当の記憶(その9) ( No.525 )
- 日時: 2014/08/26 10:35
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
途中経過と最後の逆転チャンスとベイルの停止方法。
その頃、実況席では...
ユマ「逃走者チームが26pt...牢獄側チームが24ptで接戦だね。」
ちなみに、カウントしている内容は
普通の管理者>1pt
始まりの子供達6人>2pt
重要なイベントの達成&黒ベイル達にパルスボム改を当てる&及び...>2pt
MZD「おい、イベント達成と黒ベイルの停止以外に2ptが入るのは一体何なんだよ。」
キラ「このカウントは逃走者が多いね。イベント達成は牢獄が多いけど...まさか」
「私」の言葉でキラの予想は的中していた。
ユマ「そう。...牢獄側が逃走者と入れ替えを行ったら、1回毎に逃走者側へ2ptを与える事にしちゃいました!」
なお、この事は逃走者側も牢獄側も気づいていないぞ。
キラ「逃走者を犠牲にして復活出来るのは良いけど自分のチームが負ける可能性が高くなるリスクを覚悟しろ、って事だね(ー ー;)」
今の所、その犠牲者は...
シン>>>花村
睦月>>>黄瀬
黒子>>>緑間
エリカ>>>ルナマリア
風雅>>>アスラン
鳴上>>>烈
の6組だ!HAHAHA!(^ω^)m9
MZD「ユマ、キラ!伊月が何かやらかすぞ。」
2人「!」
モニターには、管理者の姿の伊月俊がヘッドホンを頭に取り付けていた。
34:00 西エリア、心海の泉。
シュウヤ(伊月)「...侵入者達。俺の名はシュウヤ。他と同様にポラリスに支配されていた管理者だ。これからベイルの停止方法を教えてやる。ちゃんと聞けよ?」
管理者シュウヤの放送は
睦月「おお、元気出て来たかもッ!(^ω^)」
黒子「ベイル達の停止方法ですからね。(`・ω・´)」
シンバ(今吉)「...ホンマかそれ!?シュウヤはポラリスに対して不利になる事は言わん筈やけどなぁ...」
色々な場所から
カナン(白鐘)「兄さん...なの!?」
夏天「ベイルの場所って、ここかニャ?」
氷海「まだ中央エリアをウロウロしてるみたいね。」
風雅「あれ?この青い光は何だろ?1、2、3...」
幻想楽土全てに流される。
シュウヤ(伊月)『ポラリスのメインシステムを俺達が停止装置で止める。システムを停止した指示を出してから3分以内にベイルに緑縁の赤サイコロを投げつけろ。
ポラリスとベイル達はシステムを共有していて、ほぼ同時に停止させないと止まらないからだ!ベイルのいる場所は先程のバースのプログラムで大体分かる、 赤が本体、緑が黒ベイル達、青が自分以外の君たちだ。」
通達5
ベイル達の停止方法!
シュウヤ達がポラリスのメインシステムを停止させる。停止した指示から3分以内にベイル本体にパルスボム改を投げつければ、ベイル達を全て停止させる事が出来る!
そして、ベイル本体を停止させたその時点でミッションクリア、ベイル本体を停止させたチームには10ptをプレゼントだ!
さらに朗報。管理者バースの行動でベイルを探知出来る機能を携帯に搭載した上、今から残り時間25分までの間、ベイル本体を弱体化させることに成功したらしいが...?
放送の結果は...
33:50 中央エリア、噴水前。
レイ「黒子は探知に集中、睦月とミシェルが前に。俺は後方を警戒だ。」
黒子「ん?...赤の光、ベイル本体がこちらへ向かって」
ダッダッダッダッ...
睦月&ミシェル「!?(◎_◎;)」
向かって来た相手を見て驚く2人。
謎の女性(??)「はぁ、はぁ、...くそっ!バースの奴は何を俺に...シンバ!?お前どうして」
派手なオレンジの、地面に届くくらい長いロングヘアと巨乳が目立つ美しい女性だったからだ。シンバを見て何か反応している。
オレンジ髪といえば...?
- 16.ミッション結果と本当の記憶(その10) ( No.526 )
- 日時: 2014/08/26 10:42
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
死神代行の叫びwww
睦月「ベイル本体って女...」
シンバ(今吉)「いや、ちゃうやろ!まさかバース...Σ(゜д゜lll)」
黒子「...バースさんはベイル本体にネットボム改を投げたんでしょうね。彼...いや今は”彼女”と言うべきでしょうか?(・・;)」
それで大正解www士郎が一護に投げたネットボム改の中身は発信機の粉末だけでなく、本来の中身である性別転換薬も混ざっていたのですwwwしかも理由は不明だが巨乳美女に突然変異まで!ウチもこれは予想外すぎて...(◎_◎;)
ベイル(一護)「...何ふざけたモノ入れてんだ作者ああああああぁッ!こんな目に合う俺の気持ちも考えろよ!!前の新年会も俺の写真と映像を色々ばら撒きやがって...それのせいでダチや破面達や滅却師達から笑い者にされるわ女性死神協会の奴らから写真撮影の名義でコスプレ服持って追いかけ回されるわ...。・°°・(>_<)・°°・。」
<女体化なう
4人(ー ー;)
シンバ(今吉)「お前ホンマ美味しい所を毎回持ってく才能って...羨ましいわ、ワシも欲しいですwww」
桐皇の策士が羨ましがる程、毎回芸人的に美味しい所を持っていく...
ベイル(一護)(゜Д゜####)
<女体化なう
もとい悲惨な目に合う死神代行の叫び。でもこの人、裸族含めたカオスにはカオスクラッシャーになりますからご注意くださいね?そして皆さん、大事なことをお忘れかな?
黒子「あ、そういえば...」
睦月&ミシェル「あ!!そうだった...」
レイ「は、早く奴をマークして...」
ベイル(一護)「!」
<女体化なう
ダッダッダッダッダッダッ...
黒ベイル達
「本体の危険を察知...」
「本体を守れ...」
「邪魔をするな...」
シンバ(今吉)「はぁ、...シュウヤがすぐポラリスを止めとったら奴を狙えたのになぁ!」
ミシェル「僕が追いかけますッ!3人は黒ベイル達を!!」
ミシェルとシンバはオレンジ髪の管理者を追いかける。黒ベイル達の時間稼ぎに紛れて東に逃走するベイル本体。女性になった影響で体力も逃げ足も遅くなっていた。
ベイル(一護)「お...お前らは!」
<女体化なう
管理者の視線には...黒い分身達。
黒ベイル達
「本体を守れえええ!」
「守れ守れ守れえええ!」
「ここからは通さない...」
黒ベイル達のバリケード!階段を取り囲んでいる!!
2人「しまった!!」
ベイルは彼らの脇をくぐり抜け、階段を上がっていくが...
ドテッ!
ベイル(一護)「グ...くそっ!」
<女体化なう
黒いローブの裾に足を引っ掛け、途中で転ぶ。追求していなかったが女の体になり体格も幾らか縮んだ。そのために服が少しぶかぶかだ。だがベイルは転倒を気にせず階段を上がる。黒ベイルを倒したミシェルとシンバも後を追いかける!
ミシェル「待て、待って下さい!」
シンバ(今吉)「まずい、あちらさんの方が早い!(...あいつ...体力が落ちとるハンデがあっても十分足早い方やろ!)」
ベイルは最上段に辿り着き、ゲートの開閉音...ミシェル&シンバとは数分差で東エリアへ逃げたらしい。
ミシェル「...そうだ、風雅なら」
<風雅に電話をかけてみる。
33:55 東エリア、マイルストーン広場。
PRRRR...
風雅「はい。」
風使いの電話相手は...ミシェル。
ミシェル『風雅、ベイルがこちらへ来ていませんか!?先程ゲートをくぐるのを見たんです!』
風雅「ベイルが!?僕らは今広場だから...」
風雅の声にみんな動揺。
津軽「まだ...こっちに来てないよね。」
夏天「あ、アレかにゃ?」
一同はシアの方向を見ると...
ベイル(一護)「はぁ、はぁ...ココまで追いかけて来ねえよな...ッ!」
<女体化なう
階段の上、建物にもたれて息を切らしているベイル。まだこっちには気がついていない!
氷海「どうだった、風雅?」
風雅「ミシェル達とはさみ打ちをするよ...奴が逆走すれば...」
電話を切った風雅が広場側の階段を上ろうとしたその時だった。
ベイル(一護)「...やべっ!」
<女体化なう
残念、気づかれて住宅街周辺に逃げられてしまう。
カナン(白鐘)「あ、あれ?ベイルの髪が伸びているけど(・・;)」
津軽「ベイルって、女の人なの?」
ナギ(久慈川)「違う、あいつは男だよ...」
ジョー(巽)「弱体化とか何とか言ってたが、それに関係してんのか?」
夏天「ユマ姉ちゃん...何をイッチーに仕込んだニャか?(◎_◎;)」
のんびり会話しているヒマがあったら...
ダッダッダッダッ...
カナン(白鐘)「まずいわよ!これ」
黒いベイル達がたくさん...それと同じ頃...
シン達は?
- Re: 自作逃走中ep1 幻想楽土と秘密基地 ( No.527 )
- 日時: 2014/08/26 10:48
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
同刻、西エリア、ポラリスのメインシステム内部。
あの後、シュウヤの案内で再度一行はシェルター内部に。実はシン、里中、セリカが合流した出入り口の奥に錆びたドアがあったのだ。
シュウヤ(伊月)「諸君、ココまで来たら覚悟を決めておけ。...開けるぞ。」
ギギギ...
不快な音を立てて開いたドア。その奥には...
バシャ!×7
シン「がぼッ!?」
里中「何これ!ブクブク...」
セリカ「何なのよー!」
エリカ「あ、アレ?セリも皆も落ち着いて!息出来るから!」
天城「本当だ...息出来る。」
鳴上「シュウヤさん、あの赤い光...」
息が出来る不思議で透明な水の中。番長の視線の先に赤い人型の光。
ポラリス(?)「あーあ、バラしてどうするのさ、シュウヤ君。現実に戻ったら君はどうなるか分かっているのかい?」
赤い光から発せられるポラリスの言動に対してシュウヤはシンに...
シュウヤ(伊月)「覚悟している。色々と予定が変わってな。...やってくれ。」
シン「停止しろ、ポラリス!!」
ヴヴヴヴ...シュウウ...
シンが腕輪を高く空に向けると腕輪が点滅。ポラリスの光が徐々に弱まる...
ポラリス(?)「何故だ、シュウヤ...何故私にこんな事をした。」
シュウヤ(伊月)「最初は俺も教える気が無かった。だがこいつらのおかげで生きる楽しみが一つ出来ただけだ。あんたには生きる楽しみって」
ポラリスはまだ反抗的な様子。
ポラリス(?)「ふざけるな!生きる楽しみだと!?...私には全くないよ、あの時母さんを奪って俺の居場所を奪って勝手に作った居場所に無理やり住まわせて、なのに虐げられて...」
赤い光が形を変え、上半身だけの人の姿に。それは...”彼”の姿だった。髪が肩まで伸びている以外は。
ポラリス本体:黒崎一護(BLEACH)
<1人2役です。
ポラリス(一護)「楽しみなんて知るか。苦しいだけだ!虚しいだけだ!悲しい...だけだ!絶望だ」
シン「え!?」
人の姿になったポラリスに動揺したシンは腕輪を下ろそうとするが...シュウヤが強引に彼の腕を挙げる。
シュウヤ(伊月)「ためらうな!アレは奴の策なんだ!!策...なんだッ!騙されたら駄目...ッ!」
そのシュウヤがシンにかけた言葉は自分に言い聞かせている様にも見えた。騙されるな、騙されるなと。
33:28、東エリア、マイルストーン広場。
ポラリス再起動まで>後3分
バタ、バタバタバタ...
黒ベイル達「」
<気絶する
急に倒れて意識を失う黒ベイル達。
ナギ(久慈川)「!」
ジョー(巽)「やったぞ、シュウヤが止めてくれたんだな!!」
それと同時に、
同刻、東エリア、東住宅地。
PPPPP!
ミシェル「ポラリスが止まったんですね。」
氷海&風雅「ミシェル!」
氷の学級委員長と風使いの少年が図書館司書と合流!
風雅「あと3分だから、急がないとな。」
氷海「(コクリ。)」
状況を再確認する風使いと氷の学級委員。
ミシェル「まだこの住宅地の何処かにいますね...。」
図書館司書が携帯でベイルを探知する。
シンバ(今吉)「手柄は君らに譲ったる。協力任しとき!」
カナン(白鐘)「...奴が捕まるまで青い髪の子の携帯を借りるわ。タイミングは合図する。」
<手には氷海の携帯。
32:48
ポラリス再起動まで>後2分30秒
ベイル(一護)「...いねえな。」
<まだ女体化なう
何処かの家の裏手から出てくるベイル。ゲートに近づいたら...
32:18
ポラリス再起動まで>後2分
ベイル(一護)「!!」
<まだ女体化なう
ミシェルと氷海の姿。ベイルは別の道から階段へ向かおうと来た道を逆走...
32:00
ポラリス再起動まで>後1分42秒
しようとしたら...
バタッ!
カナン(白鐘)「...捕まえた!」
ベイル(一護)「...カナン!?」
<まだ女体化なう
後ろからカナンに取り押さえられて...
氷海&ミシェル「!」
当然、先程の2人も駆けつけた。
31:50
ポラリス再起動まで>後1分32秒
ベイル(一護)「...この、離せッ!」
<まだ女体化なう
カナン(白鐘)「きゃ!...しまっ...」
ベイルは力づくでカナンを引き剥がして階段に。しかし...
風雅「喰らええええ!!」
津軽「それええええ!」
31:18
ポラリス再起動まで>後1分
風雅と津軽が同時にパルスボム改!
バァン!バチバチバチバチ!
ベイル(一護)「俺には...!グアアああああ!?」
バタッ!
31:00
ポラリス再起動まで>後42秒
及び管理者の全滅を確認。
ミッションクリア!!
- 16.ミッション結果と本当の記憶(その12) ( No.528 )
- 日時: 2014/08/26 10:52
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
最後は情報まとめ
PPPPP!
メールだ。
セリカ「”ミッション結果...勝利チームは...”え!?ええええ!?」
ミシェル「”牢獄チームが勝利。それと同時に、ミッション3開始時点で残った逃走者のうち、誰か1人でも逃走成功なら、与える賞金の半分を牢獄に渡す事になる。さらに、ミッション3が通知された現在残る逃走者が全滅した時には逃走成功時に与える賞金の3倍をミッション3開始時点までに確保された者達が獲得出来る様になった。”僕、復活しちゃいましたがね。...あれ。もう一つメールがあります。...予想はついてますが(・・;)」
黒子「”ミッション3の特殊措置により...”火神君達はココまでですか。後は自分の力ですね。」
そしてジャンプの最新情報だが黒子っち、かがみん。WCお疲れ。
黒子「全力は出し切りました(・ω・)ノ」
*概要。
ミッション3は牢獄チームの勝ち!
賞金獲得チャンスを入手したぞ!
・ミッション3開始時点で残った逃走者のうち、誰か1人でも逃走成功なら、与える賞金の半分を牢獄に渡す事になる。
・さらに、ミッション3が通知された時点で残る逃走者が全滅した時には逃走成功時に与える賞金の3倍をミッション3開始時点までに確保された者達が獲得出来るぞ!
ついでにミッション3の措置で...
緑間真太郎と入れ替えで黒子テツヤ、
黄瀬涼太と入れ替えで睦月、
花村陽介と入れ替えでシン・アスカ、
ルナマリア・ホークと入れ替えで北見エリカ、
アスラン・ザラと入れ替えで風雅、
烈と入れ替えで鳴上悠、
ランダム復活カードでミシェル
以上7名がゲームで復活(ただしミシェル以外の6人は既存逃走者と入れ替わる形での復活)
これ以降は残り時間31分、ハンター4体、残り逃走者11人の状態でゲームを再開する。
ただし、入れ替えで復活した6人は逃走成功時に得た賞金の半分を入れ替えた相手に渡さないといけない。
黒子っちが逃げ切りなら緑間君に、
睦月が逃げ切りなら黄瀬君に、
シンが逃げ切りなら陽介君に、
エリちゃんが逃げ切りならルナちゃんに、
風雅が逃げ切りならアスランに、
番長が逃げ切りなら烈に、だ。
なお、現在獲得可能賞金は...
逃走成功で144万!ただし入れ替えの時及びミッション3で残った人が逃走成功なら半分こで72万(ー ー;)
逃走者全滅時は倍の432万をみんなで山分け出来るのだよ!(◎_◎;)
そして次回予告!
17.幻想楽土崩壊とラストミッション
<ポラリスに一泡吹かせたが、その際に行った対応が問題になるの打!(◎_◎;)
今回のアドリブリフレク新曲の打打打打打打打な奴であります!(◎_◎;)
確保者の言葉、一気に!
16、17、18、19、20、21人目
花村陽介
花村「こうなっちまったらシンを信じるしかないよなー。」
黄瀬涼太
黄瀬「睦月っち、絶対に逃げてッス(T . TU)ノシ」
緑間真太郎
緑間「無様な真似はするなよ、黒子ッ!」
ルナマリア・ホーク
ルナマリア「ミッション始まる前に自首しとけば良かったわ...」
アスラン・ザラ
アスラン「緑間、確か蠍座は今日最下位なのは偶然か?ユマ達から聞いたがネットボム改の被害を受けた奴等は...」
緑間「今日のめざまし占いの録画は用意しているのだよ。...嫌な予感がするな...(□^□;)」
烈
烈「え...嘘((((;゜Д゜)))))))俺が番長から改喰らったのは...元から決まってたの?」
*詳細は実況席で。感想どうぞ。