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第七話「Masktia X」
突如として現れた女性が装備していたのは、剣。だが、手からは六本伸びている。
「ろっ…六刀流!?」
六本の剣が放つソードスキルは敵の群を吹き飛ばし、壁すらも削らんばかりの勢いで、ほとんどの敵を片付けてしまった。そして耳をつんざくような音を放ち続ける装置を破壊した。音は止み、モンスターの湧きが止まった…。
三人「…ふぅ。」
シ「あ…ありがとうございました。」
マ「…？」
N「死ぬかと思ったぜ…」
シ・マ「うるさいPK!!!!」
N「（´・ω・｀）ショボーン」
…と、まぁ、こんな下らないやり取りをしていると、女性が自己紹介をしてくれた。名前はクロ。武器の名はナイトメアと言う六刀流専用武器らしい。するとクロは、
「シグナ…君が噂の蒼剣なの？」
「へ？（何で知ってんの!?）」
いや、武器を外にさらしている時点でバレるか。普通に。クロにはあと二人の仲間が居るらしい。名はハンディスとラオシャン。特殊タイプのハンターを取って（入手して？）いて、かなり強力な武器を装備していた。そして合計六人となった野良パーティはどんどん迷宮区を突き進み、最奥部までたどり着いた。前には巨門。
「みんな…一応回復しとけよ。」
「お…おぅ。」と弱々しい返事を返した集団は門を開いた。中には20mはあろうかと言う阿修羅フォルムの何かの像があった。次の瞬間…
ズズン…!!
全「うわあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
動いた像の名は「Masktia X」マスケティア…だろうか…？だが…
シ「やるしか…無いよな…。」
第八話に続く。