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第九話「Violet gungeil 2」
そんなこんなでデュエルすることになってしまった…どうして俺はこんなに巻き込まれ体質なんだ…。
ユ「ルールは半決で良いよね？」
シ「何でも良いよ…。」
それが命取りだった…
デュエル開始後、真っ先に飛んで来たのは光のラインだった。おそらく弾道予測線だろう。頭を正確に狙っている所を見ると、かなりの手練れだ。…弾は無限…か？
シ「しゅっ!!」
威勢の良い声を上げ、自分の敏捷パラに物を言わせ、弾を避けて見せた。だが…
ユ「…かかったね。」
シ「…!?」
弾が軌道を変え、こちらに突っ込んできた。弾速は明らかにさっきより速い!!
シ「ふぅ…良いだろう、見せてやる!!」
システム外スキル…
ホーミングスラッシュ!!
キイイイイイン！と言う音が甲高く鳴り響き、弾は二つに別れ、
そのまま、地面に落ち、爆散した。
ユ「なっ…そんなバカな!!」
シ「…ふはぁ……。」
弾切りを決めた俺の集中力は限界だ。今打て…お前のかちだ…。
だが、
ユ「ま…参った…。」
シ「…マジで？」

第十話に続く。