二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: とんがりボウシ 〜ほしぞら魔法学校より〜*ネタ募集中 ( No.239 )
日時: 2013/11/19 22:16
名前: ショート ◆RNBm3A/DrQ (ID: ZclW4bYA)

 **テストと赤点とクリスマス**


真っ白な雪が地面や木々を覆う十二月のある日————……りんねの部屋に、あたし含め十人ほど集まっていた。

「——と、いうわけで……十二月二十四日に、クリスマスパーティーやるわよ!」
「うん、いろいろすっ飛ばされた気がするけどまぁいいや! ていうか、二十四日みんな暇なのか聞いてないけど勝手に決めていいの? りんね……」

あたしがりんねに尋ねると、りんねは睨みをきかせながらこちらを向いた。

「あたしの企画より優先させなきゃいけない用事がある奴なんているわけ?」
「あ、あはは……そ、それはいないかもねぇ」

と、いうかあたしの知り合いでりんねに敵う人なんかいないと思う。逆らったところで意味もないしねぇ……りんね、恐るべし。
いや、でも実際予定がないのかどうかは確認した方がいいとは思うけどね……。

「……それに」
「それに?」
「この場にクリスマスイヴに予定ありそうな人なんかいないわよ」

…………地味にひどいよりんね! でもそこについては激しく同意だ!!
因みに今いるメンバーはあたし、ゆうき、てんま、りんね、ジュディ、あすか、あさひ、杜若、菖蒲、黒ちゃん……うん、やっぱりみんな暇してそうだ! なんて哀しいメンバーなんだ!
ゆうきはあさひと過ごしてそうに見えるけど……実際毎年あたしたち四人で過ごしてるもんなぁ……彼氏優先しなよゆうき……。まぁでも今年は二人共一緒だからいっか!

「りんね、その……クリスマスパーティーって何するんだ?」
「それは……具体的なことはこれから決めるのよ。まだ二週間あるんだからいいじゃない」
「あ、そうですか……」

相変わらずノープランだねりんねは……。
でもあたしもクリスマスパーティーなんてやったことないなぁ。普段はゆうきとりんねとてんまと一緒だし……別にこれといったこともやんないしね。って、よくよく考えたら虚しいクリスマスだったかも……!!??

「そういうわけで、解散!」

りんねがそう言うと、みんなぞろぞろと部屋を出て行く。初めてのクリスマスパーティー……楽しみだなっ!

————なんて浮かれているのも束の間。クリスマスより先に、あたしたちに最大の難関がやってくる——……。

 *

あの集まりからちょうど一週間が経過した。今日は授業はないけれど、校長先生から重要なお知らせがあるとのことで、ほしぞら魔法学校生徒一同、講堂に集まっていた。
演劇祭みたいなお知らせだったらやだな……そうでなくてもよくないことだったらやだ!
なんて一人で考えていると、ザワついていた講堂内が静かになる。校長先生のお出ましだ。

「——みなさん、おはようございます。今日こうして集まってもらったのは、みなさんにとってとても重要なお知らせがあるからです。
えー……みなさんご存知の通り、ちょうど一週間後に期末テストを行います」

————は? えっ、な、何? 期末テスト? そ、そそそそういえばそんなもの、あったようなっ……!

「その期末テストで赤点……要するに、三十点未満を取ったものは、クリスマス返上で補習に来てもらいます」

え……っと。赤点、赤点ね……三十点未満ってことは三十点はセーフなんだよね。で、あたしの前回の成績はいくつだったっけな。確か杖魔法が二十五点で、おまじないが二十点で、魔法語が十六点だったかな! ……って全部赤点じゃない、これ!!?? ヒィィィ、どうしよう!

「お知らせは以上です。そして本日からテスト期間になりますので、皆さん頑張って勉強してくださいね」

そう言って校長先生がステージから降りる。
……ど、どうしよう!


=====作者より=====

そんなわけでクリスマス編、突入です。
わたし自身クリスマスパーティーとかやったことないんでどうしようと思ってます。
それ以前に主人公が赤点回避できるかどうかって感じですね。

わたしもクリスマスの前にこいつらと同じ壁にぶつかります(‾▽‾;)

因みにショートの魔法語の点数=わたしの2学期中間の数学の点数です。
わたしも勉強しないとな・・・うえええええ

よく苦手科目の先生に「次のテスト大丈夫か?」って聞かれるんですけどそんなに心配することないと思うんです。ひどいです先生←
って思ったけど16点なんか取ったらそう言われるのも仕方ないですね!わはははは←

まぁそんなわけでバイトない日は更新するって決めたんですけど点数が点数なんでもしかしたら勉強してて更新できない可能性もありますんで、ご了承ください!
文句はわたしの脳みそに言うべき