二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 参照400突破*とんがり 〜ほしぞら魔法学校より〜【短編集】 ( No.34 )
日時: 2013/04/27 17:23
名前: ショート ◆RNBm3A/DrQ (ID: CwD5uNz.)
参照: 周りにドン引きされんじゃね、ってくらいうちの子大好き

——結局あれから数十分経ったがりんねとゆうきは帰ってこなかった。二人して何してるんだよ……。でもどうせいてもいなくてもこうなってたんだろうけどな……コイツに任せるとか言いやがったし。
だが夜ごはんは別問題なんだよな……昼ごはんもアレだったし。オレらはごはん作っちゃいけない勢なんだよきっと……主にアイツ。

「うーん……もう二十時過ぎてるのにまだりんねたち帰ってこないね……」
「どこ行ったんだろうね……」
「お腹減った……」

さっきからオレたち二人して「お腹減った」か「眠い」とかしか言ってないくらいだし、ホントさっさと帰ってきてくれよ……。

「いつ帰ってくるのかなぁ……ていうか寒い……」
「ちょっと、いちいち抱きつかなくていいんだよ!?」

さっきから度々抱きついてくるけど何なんだよ。いろんな意味で大迷惑だからやめろください。第一、部屋に暖房つけないお前が悪いんだろ……いくら春でも夜は寒いことだってあるんだし。

「あっ、そうだ! お風呂入っちゃえばいいんだ!」

……風呂沸かす間寒いけどいいのだろうか……。コイツはそういうこと気にしないヤツなのか?

「よしっ、お風呂沸かしてこよっと!」

そう言って風呂場にアホが駆けていく。思い立ったらすぐ行動って感じだな……。
それにしても、いつオレの体は元に戻るのだろうか。別に不便じゃないし、むしろ、まぁ、いいこともないわけではないんだけどやっぱりいつもの方がいいというか。
それにしても、一日一緒にいてもオレだということがバレないとかある意味すごいな……。アイツが全てのことに鈍いだけなんだろうか……。杜若も気付いてなかったけどな。

「うわああああああああ!!??」
「!?」

風呂場から突然叫び声が。勿論アイツの声なんだけど……アイツ今日だけで何回ドジふんでるんだよ。すっ転んだり壁に激突したり……。今回は何やったんだ……。

「どうしたの?」
「ま、また転んじゃった……」

中に入ってみると、アホが濡れた床で滑って転んで水の入った湯船に落っこちたらしい。

「気を付けないと……」
「あははー、そうだね……っていうか寒いッ! 水超冷たいッ!」

……そりゃ、水だからな。
寒い寒い、と言いながら湯船から出てくるショート。そして、出てきてから信じられない行動をとった。

「ちょちょちょちょっと何でここで脱ぐの!?」
「え? だ、だめなの?」

どうしてそこで不思議そうな顔をするんだ。

「だめっていうか……逆に恥ずかしくないの……?」

アイツのことを見ないようにして尋ねる。すると、予想外の答えが返ってきた。

「え? 別に気にすることなくない? 何で気にするの?」

……こいつホントに女子なのかな……。多分小学生でもそんなことしないと思うんだけど……。っていうか脱ぐな! 話してる途中に脱ぐな!

「別に見られても困ることなんかないし、あたしは気にしないよー」
「少しは気にしようよ!」

下着姿のままどこかへ行くショート。
なんていうか……気にしなさすぎだろ……。もう少し女の子としての自覚持ったらどうなんですかね……。
……今は幼児化してるからアレだけど……いつもの姿だったらどうしてたのだろう。それに、ほかの人だったら、どうしてたんだろう……。もし相手が子供だから気にしないってのならまだいいけど……同年代相手でもそういうことするんだろうか。それはそれでなんというか……な。

「まぁ、ただ単にほかの人の前でやってほしくないだけ……かもしれないけど……」

なんていうか、ちょっとだけでもいいから女の子らしくなってくださいショートさん。

Re: 参照400突破*とんがり 〜ほしぞら魔法学校より〜【短編集】 ( No.35 )
日時: 2013/04/27 18:47
名前: ショート ◆RNBm3A/DrQ (ID: CwD5uNz.)
参照: http://ameblo.jp/short-scuall13/

「じゃじゃーん、着替え完了っ!」

奥の部屋からパジャマ姿で出てきたショート。見慣れない格好をしているせいか、いつもより……ガキに見える。
ただでさえ体型が体型だと言うのにこの前ゆうきがアイツにあげていた、アイツには少しサイズの大きいパジャマを着ているせいで幼女っぽさを際立たせているような気がする。

「……なんで、パジャマなの?」
「え? どうせもうすぐお風呂入るし……お風呂あがったらパジャマ着るし、だったらいっそもうパジャマでいいかなぁって」

……なるほど。でも自分の体型に見合ったパジャマ着たほうがいいと思うぞ。
ていうか、風呂入るとか言ってるけどその間にりんねたちが帰ってきたらどうするつもりなのだろうか……。

「はっ!」
「どうしたの?」
「そういえばさっきお水の入った湯船から出るとき栓引っこ抜いちゃったかも!」
「えええ!!?? それじゃ今まで待った意味ないじゃん……」
「うわーんっ、もう一回ためるー!」

泣きながらドタドタと風呂場へ向かっていくアホなショート。
ていうか朝水ためてから夜あっためるなら、夜お湯ためりゃいいじゃん……。なんでいちいち水ためるの……。
暫くしてまたあのアホが戻ってくる。そして戻ってくると同時に何故かまたオレに抱きついてきた。

「ふ、ふふふ風呂場超寒かった……」
「……パジャマだけっていうか、薄着だからじゃない……?」

そしてちょくちょく抱きついてくる癖みたいな何かをそろそろやめてください。

「あ、そっかー……パジャマだけじゃ寒いよね……あ、そういえば急いでたから下着も着てないや……」
「え!? いやそれは急いでた急いでないに関わらず着ようよ! 変態だと思われるよ!?」
「だって寒かったんだもん……」

ていうかそんなことカミングアウトしなくていいんですよショートさん! その前に下着着ないでそのままパジャマとか違和感ないんですかね!

「ていうかっ、パンツ穿いたけど寒くてそのままパジャマ着ちゃったんだよねー。まぁ別に差し支えとかないしいいけど……」

それは一人の女の子としてどうなんですかね……。しかも差し支えないんかい!
つかいい加減離せよ……。

「でもやっぱり寒いから上着取ってこよう……」

抱きついていた腕を緩め、タンスの中から上着を取り出しめんどくさそうに着ていた。
なんか、コイツ見てると忘れ物の多さが納得できるな。急いで準備したら忘れ物した……みたいなやつなんだろうな。
前日に準備しときゃいいのに……。
……っていうか上着を着るのはいいんだけど下着は着ないんだ!!??

「ね、ねぇ……なんで暖房つけないの? 寒いならつければいいじゃん……?」
「え? あぁ……うーんとね、てんまってヤツと、さっきの水色の女の子、ゆうきって子が無駄にゲームとかに電気使ってるからあたしとりんねは節電しようってことになってるんだ」

……思い当たる節が多すぎて困るな。次の日学校だろうか学校じゃなかろうか夜中までゆうきとゲームしてるわ……。
てか、そんなことしてたのか……コイツにもりんねにも迷惑かけてたんだな……今度ゆうきに教えとこう……万が一りんねの堪忍袋の緒が切れたら怖いし……。



=====作者より=====

どうもショートです。本日ニコニコ超会議2に行ってきました。
それから小説ですwwwwwwww

因みに下着ネタは実際にあったことというか、わたし自身がよくやることですw
だってさー、めんどくさいじゃーん? 流石にパンツは穿くけどwwwwwww

あと、これからは出来るだけ毎日更新します。宿題がたくさん出たりしなければ(震え声)

それと来てない間にたくさんの人が見てくれてたようでもうすぐ参照500です(死)
ありがとうございます!!!!!!!