二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 参照1300突破*とんがり 〜ほしぞら魔法学校より〜*短編集 ( No.98 )
日時: 2013/06/21 21:36
名前: ショート ◆RNBm3A/DrQ (ID: 27y4eURD)
参照: http://x91.peps.jp/tkmtenma/

てんま「ふう……今日の分の洗濯は終わりね。今日の夜ごはん何にしようかしら。……あら? あそこに人がいるわ。誰かしら?」

コハネ「う、う〜〜ん…………お腹減った……」

てんま「……お腹減った?」

コハネ「何でもいいので……何か……食べ物を……恵んでください……」

校長『アリスは急いで食べ物を渡し、何故倒れていたのか聞くことにしました』

コハネ「ふぅ……助かりました、ありがとうございます」

てんま「それはいいんだけど……貴方は何であんなところで倒れていたの? そんないいドレス着てるってことは、相当身分高いんじゃない? それなのに、何で食べ物に困ってて、こんな森の中を彷徨ってたの?」

コハネ「実は猟師さんに森の中に置き去りにされたんです」

てんま「えぇっ!? その猟師酷いわね……」

コハネ「うーん、でも切羽詰ったような感じだったし……どうなんでしょう? あ、ところで恩人さん、お名前伺ってよろしいですか?」

てんま「え? いいけど……アリスよ、アリス」

コハネ「アリスさんですか! ハッ! 名乗ってないのにお名前聞くなんて私ったら失礼なことを……私は白雪姫って言います!」

てんま「へぇ……そうなの。やっぱりお姫様だったのね。ところで、生活に困ってるならここに住んでる小人に相談してみたら? 私もここ借りてるのよ」

コハネ「そ、そうなんですか……でも、大丈夫でしょうか? 私までいたら迷惑になるんじゃ……」

てんま「大丈夫よ! 上手く交渉してみせるから!」

コハネ「あ……は、はいっ!」

校長『こうして、アリスは小人と交渉をし、白雪姫もアリスと同じ条件で住まわせてくれることになりました。そしてその二ヶ月後、小人もアリスも出かけていて、白雪姫が留守番をしている時のことでした。突然、誰かが小人の家にやってきます。それは、白雪姫を殺そうと企んでいる王妃だったのです』

あさひ「そこの可愛いお嬢さん、この赤くてキレイなリンゴはいかが?」

コハネ「まぁ、とても美味しそうなリンゴ! 是非いただくわ!」

あさひ「ひひひ、毎度あり……」

コハネ「いただきまーす! …………ううっ!」

あさひ「ひっひっひ……上手く白雪姫を殺せたわ……!」

校長『白雪姫は王妃に毒リンゴを食べさせられて、死んでしまいました。アリスと、小人七人で白雪姫の遺体を森の中に埋めました』

アリス「うぅっ……何で、白雪姫が殺されなきゃならないのよ……!」

あすか「あんなにいい子だったのに……」

ジュディ「許せない……!」

てんま「そうだわ! 魔法を使って白雪姫を殺した犯人探して、ソイツも殺しちゃえばいいのよ!」

ゆうき「そ、それはやめたほうがいい。きっと白雪姫を殺したのは、白雪姫の義母だ」

千夏「白雪姫の義母もアリスと同じ魔法使い……いや、強力な魔法を持った魔法使いなんだ。きっとアリスも殺されてしまう」

てんま「でも……このままじゃ白雪姫が可哀相よ! 何の罪もないのに殺されて……私、そんなの絶対許せない! だから、その白雪姫のお義母さんのこと倒す!」

千秋「い、いくら何でも危険だよ!」

校長『小人たちがアリスを説得しようとするも、アリスは頑として聞き入れませんでした。そしてその時、一つの影が現れました』



=====作者より=====

次回、ショート王子が出・・・るかも(え

Re: とんがりボウシ 〜ほしぞら魔法学校より〜*短編集 ( No.99 )
日時: 2013/06/20 20:28
名前: ショート ◆RNBm3A/DrQ (ID: 27y4eURD)
参照: http://x91.peps.jp/tkmtenma/

ショート「……? 貴方たちはこんなところで一体何を……」

てんま「あ、アンタ誰よ? 関係ないじゃない!」

菖蒲「アリス! この方は隣の国の王子様だ! 失礼なことを言うんじゃない!」

てんま「お、王子……?」

ショート「あ、ああ……別にそんなこと気にしなくていいですよ。ところで、何をしているのですか?」

りんね「白雪姫が殺されてしまったので、死体を埋めたのですが、アリスが犯人を倒しに行くと言い出して……」

ゆうき「憶測ですが、白雪姫の義母が以前も白雪姫の命を狙っていたので犯人は義母かと思ったんですが……」

千夏「白雪姫の義母は大変強い魔力を持っているので倒しに行ったらアリスも殺されてしまうと思い、止めたんですけど……」

てんま「あんないい子だったのに……その白雪姫殺した犯人はのうのうと生きているなんておかしいわ! どんなに強かろうと、私は犯人を倒すの!」

ショート「ご事情は分かりましたが、それは危険です……私も王妃様のことは存じておりますが、女の子一人でまともに戦えるような方ではありません。それに彼女の城はたくさんの兵士で守られています。彼女に会う前に力尽きてしまうかもしれませんよ」

てんま「でもっ……!」

ショート「ですから、私も手伝います。一人よりも二人の方がいいでしょう?」

あすか「そんなの無茶ですよ!」

千秋「王子様まで死んでしまったら大変です! やめたほうがいいですよ!」

ショート「大丈夫です。王妃は私のことを知ってますから目的さえ言わなければ彼女の部屋まではすんなり行けますから」

てんま「ほ、本当なの!!?? だったら一緒に来て——じゃなくて、来てください!」

ショート「喜んで」

校長『こうしてアリスは王子様とともに白雪姫を殺したと思われる王妃の城へ向かうことになりました』

あさひ「あら、久しぶりに来たかと思ったら薄汚い子ネズミもいるようね。それで、私に用って何なのかしら?」

ショート「いえ、森の中で貴方の義娘の白雪姫が亡くなったことを偶然知ったので、もしかしたらもう存じているかもと思いましたが王妃様はご多忙ですから、一応お知らせに来たんです」

あさひ「ふ、ふぅん……まぁ私には関係のないことだけれど。でも、それを伝えるだけで何故わざわざそんな子ネズミまでつれてくる必要があるのかしら?」

てんま「……白雪姫は。あの子は、王妃様に狙われていると言ってました。それは本当なんですか?」

あさひ「……ッ! な、何故そのことを……まぁバレたなら仕方ないわね。そうよ、私があの子を殺したの。邪魔だったから」

てんま「や、やっぱり……!」

ショート「貴方が犯人だったんですね……」

校長『アリスと王子様は力を合わせて王妃を倒して、再び森の中にいる小人たちのもとに帰って行きました。そして王子様は城を離れて小人やアリスと一緒に暮らすことに決めたのです』



=====作者より=====

いつになったら劇終わるんだろ()

ていうかあさひもコハネもdeath endとか悲しすぎるなこの劇・・・
もう死なないけどイトもちょっとあれだしな・・・wwwww

タイトル変えよう
「男子の悲劇」にしよう(マテ