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第49話　偽りの歩美

ある日の事。
スゥはいつものように朝のお散歩をしていた。

スゥ「今日は何かいい事ありますかねぇ〜。
　　　♪〜〜〜〜〜ん？あれはぁ歩美ちゃんのしゅごキャラ？」

ハッピー「ねぇ、いつまで・・・。いつまで゛あの゛歩美は生きていられるかな？」

スゥはセレナたちの話を盗み聞きする。

スゥ(あの？)

テルー「それは禁句だろ。でも、たしかにそうだな」

セレナ「もうすぐ、歩美が作り出した夢も幕を閉じる。そして、あの歩美は消える。」

スゥ「歩美ちゃんが消える！？」

テルー「誰だ！！」

ハッピー「スゥちゃんなの！」

セレナ「すべて聞いてしまったのね。」

スゥ「すいません！」

メロエッタ「まぁいい。スゥ、お前だけにすべてを話しておこう。だが、誰にも言ってはいけない。いいな？」

スゥ「はい〜」

テルー「結論から言おうあの歩美は本物ではない」

スゥ「え・・・？」

セレナ「詳しい事はまだ言えない。ですが、歩美は・・・もう・・・。」

セレナは何かを言おうとしたが、言葉にできずに逃げるようにその場を去ってしまった。

テルー「でも、最近の歩美の様子がおかしいんだ・・・。」

メロエッタ「ここからは私達も言えない」

ハッピー「ごめんなの・・・。」

それを言ってみんな去ってしまった。

スゥ「あの歩美ちゃんは、偽り？どう言うことでしょう・・・。」