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Re: しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅱ しゅも編 ( No.365 )
日時: 2014/05/20 20:40
名前: sisimai ◆zL/tqIs4.k (ID: .95dj.fM)

第104話 歩美のこころオープンハート!異世界で見たもの

亜夢は歩美の顔を覗き込む。
とても悲しい目をしていて、態度的に焦っているようにも思える。

亜夢「歩美?未来で何があったの?」

歩美「前にも言った。」

亜夢「でも、それだけじゃないんでしょ?お願い。教えて。」

歩美「・・・」

亜夢「今何かできることがあったら、歩美のみた未来を変えられる!黒い闇の未来から、光輝く未来に変えられるかもしれない!」


歩美「・・・みんなが・・・消えた・・・」

亜夢「え?」

歩美「皆が・・・石にされて・・・。砕かれた…。」

歩美の目からは涙があふれ出ている。
よほど怖い経験だったのだろう。体が震えている。
亜夢も、予想していたことよりはるかに深刻だった。

亜夢は依然セレナの言っていたことを思い出す。
「歩美は、一見何でもできる超エリートな優しい優等生に見えるけど、本当は、とても怖がりで、泣き虫。でも、「自分はお姉ちゃんだから。」「かっこ悪い所なんて見せられない」そう言い聞かせてきた。」と。

亜夢は歩美は抱く。
亜夢「もう一人で何も抱え込まないで。私達は双子。出た順番が違うだけ。姉も妹も関係ないんだよ?」

歩美「ごめん…。失うのが・・・怖かった。だから、一人で全部やろうとした・・・。」

亜夢「一人で悩まないで?そのための妹でしょ?」

歩美「うん・・・。」

亜夢「てか歩美・・・。鼻・・・・」

歩美は泣きすぎて鼻水が垂れていた。

亜夢「汚いこの泣き虫!!!」

歩美「失敬な!ビビりの天邪鬼!」」

亜夢「あはははは!」

歩美「あはははは!」

セレナ「歩美。笑った。」

テルー「もっとどううり〜☆」

ハッピー「なの〜。」

メロエッタ「そろそろ着くぞ。異世界に。」

皆は一斉に【ゴクリっ】と喉を鳴らし。集中した。

そして扉をくぐり、出た先は・・・

亜夢「え?・・・ここって、」

ラン「く!」

ミキ「う!」

スゥ「ちゅ!」

ダイヤ「う!よ!」

亜夢「いや〜!!だ〜ずげで〜〜〜〜!!」

歩美「スリーピークラウディ!」
歩美はいつの間にかないとメロディになっていて、槍を振り回す。

ボフッ!っと、すごい音を立てて、全員雲の上に着地した。

亜夢「この槍女。」

歩美「懐かしいねそのあだ名。」
そして地上に降りた。

?「鈴華さん!?」

鈴華「え?」

鈴華を呼びとめた少女は一体・・・。

次回予告
ヨックー「歩美ちゃんがやっと心を開いてくれたっく〜。
     でもここはどこっく〜?
     ずいぶんと畑や田んぼが多いっく〜ね〜。」

次回 しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅱ
「第105話 忘れられた世界 メフィスヴァーデイン」

ヨックー「本当にスターハンプティロックは見つかるっく〜?」