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Re: しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅱ 未来編 ( No.438 )
日時: 2014/06/24 21:27
名前: sisimai ◆zL/tqIs4.k (ID: .XV6mGg/)

第114話 人類最後の一人

亜夢「よくも皆を・・・ラン!」

今・歩美「待って!」

亜夢「なんで止めるの!?歩美は平気なの!?」

今・歩美「今ここで奴らと戦っても、一撃で負ける。ここは戦場。亜夢たちが知っているジ・アースじゃない。ちょっとでも甘さを捨てられなければ命を落とす。」

テルー「分かってくれ亜夢。あたいらはこの世界じゃ無力に近いんだ。戦闘経験もなければ攻撃力も奴らより劣っている。」

今・歩美「キャラなり アミュレットナイトメロディー
     ムーンライトニング!」

瑠花「目くらまし!?せっこ!」




亜夢「なんで逃げたの!?あれじゃあ次いつ奴らと遭遇できるか分からないじゃない!」

未・歩美「いいえ。奴らはすぐ追いついて来る。」

イクト「なんでだ?」

今・歩美「奴らの狙いはロックとキーだから。つまりロックとキーを持つ10人。しゅご神6人。四天王の4人の計20人のせいでこの世界は滅んだ。残ったのは、この世界の亜夢と私。」

未・歩美「え?亜夢と・・・私だけ?皆はどうしたの?」

今・歩美「もう・・・いない。私が・・・私が弱かったから・・・こんなことに・・・。」

未・歩美「亜夢も・・・亜夢も1年前に・・・。私は・・・この世でたった一人…。」

唯世「・・・」
りま「・・・」
やや「・・・」
なぎひこ「・・・」
空海「・・・」

今・歩美「だから私は闘う。泣いてなんかいられない。ここには今、6つのキーとロックがある。
     亜夢の  【ドリームハンプティロック】
     私の   【メロディハンプティロック】
     鈴華の  【フューチャーハンプティロック】
     イクト君の【スノーダンプティキー】
     零夢の  【デビルダンプティキー】
     リリカの {スターダンプティキー】
     奴らにこれを渡してはいけない。そして、二度と同じ過ちを繰り返さないために。もう、誰も涙を流さないように。」

亜夢の眼には映った。未来の歩美はずっと泣きっぱなしだったが、今の歩美はすごい覚悟をしている顔だった。  

イクト「同感だ。」

歌唄「こんな誰もいない場所で歌っても意味ないし。不吉な未来を変えて、私らしい歌を歌うわ。」

亜夢「何か・・・。くやしいよ。歩美はこんなつらいをもいを2年間も絶えていたっていうのに。私達はどれだけ生ぬるい生活をしていたんだろうってさ・・・。」

未・歩美「こっちの世界の亜夢も同じことを言っていた。でも、そう感じるのは自分が幸せだから。人ってね、幸せな時が一番優しくなれる。いちばん強くなれる。」

唯世「未来の歩美さん。あなたはこの世界でいいや、人類で最後の一人じゃない。人類全ての光を受け継いだ唯一無二の存在。僕たちも協力します。だから諦めないでください!」

未・歩美「ありがと・・・みんな・・・」

セレナ「歩美の泣き虫—」

テルー「なくなって〜」

ハッピー「なの〜」

滅びの世界となってしまった2年後のジ・アース。
でも、絶望の分だけ幸運が訪れる。


次回 しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅱ
「第115話 不吉な未来の原因」