二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅱ 未来編 ( No.458 )
日時: 2014/07/02 21:05
名前: sisimai ◆zL/tqIs4.k (ID: Kw9a5dyG)

第120話 いなくなって初めてわかること

ppppp・・・・

亜夢の携帯が鳴る
ピッ

亜夢「もしもし?」

ユリア「亜夢・・・ごめん。あたしらもう限界…。」

亜夢「どういうこと?それによく聞こえない・・・。」

ユリア「よくわからない・・・。この前へんな目玉のようなものが来て・・・町を壊していったの!どこにいるか分からないけど早く来て!もう・・・町は火の海なの!」

ブチっ・・・ツーツーツー

亜夢「ユリア!?ユリア!スタースカイ応答して!夢希!竜星!大雅!めぐみ!ルル!」

歩美「どうしたの?」

亜夢「わかんない・・・。ユリアが過去が大変なことになっているから早く来てって・・・」

イクトはボロボロ。唯世はもういない。しゅご神も残り3人。ミーティアもいない。この世界の歩美のいない。りっかやシグナ、桜、四葉もいないこの状況で果たして勝機はあるのかと考えている時だ。

やや「もう嫌!」

りま「やや?」

やや「早くお家に帰りたいよ!もうこんなとこやだ!ママ〜パパ〜つばさ〜」

亜夢はユリアの言葉を思い出す。「こっちは火の海」だと。
自分の家は残っているのだろうか・・・。みんな無事なのだろうか。

りま「わがまま言わないの!」

それでもややは泣きわめく。

イル・テルー(もう我慢の限界だぁーキャラチェンジ)
歌唄・歩美「いつまでも泣くんじゃないよ!!」

皆「!!!」

歌唄「あたしらだって家に帰りたいよ!こんな未来。冗談じゃない!」

歩美「でも今は闘わないといけない!!言ったでしょ!中途半端な覚悟じゃ取り返しのつかないことになるって!足手まといになるって!」

空海「こえ〜・・・」

イクト「おまえら言いすぎだぞ・・・。」

歩美・歌唄「あ!」

りま「あれ?ペペとクスクスは?」

やや「ぺ、ペペちゃ〜ん?」

亜修馬「残念だな。」
亜修馬の手には石化したペペとクスクスがいる。

刹那「まさか過去も未来も同じやり方になるとはびっくりね」

未来のりまとややはクスクスロペペを砕かれてしまい、なすすべなく破れてしまったのだ。

やや「かえして!」

りま「クスクス!」

瑠花「バイバーイ。一瞬でも気が緩んだこと後悔しなー」
そう言ってペペとクスクスを砕く。

とてつもなく大きな闇が二人を囲んだ。

りま「・・・これで、終わりなの・・・?」

イリアン「まったく。これだから人間は困るのだ。」

イリアンさその闇をすべて水晶玉の中に吸い込んだ。

なぎひこ「いったん退却だ!体制を整えなおそう!」




りま「しゅごキャラのない私達なんて無力・・・。」

やや「しゅごキャラっていてくれるだけで、やや達を安心させてくれたんだね・・・。」

歌唄「それだけじゃないわ。唯世の技は攻撃系が無く、戦闘向きではなかったけど、いざ防御となると、唯世がいないと私達は無防備。」

亜夢「スタースカイや特別クラスの皆にりっか。自分の家。過ごした街。全部が帰る場所だったんだよね・・・・。」

失ったものが大きすぎた。それを実感する亜夢たち。


次回予告

ユリア「とうとう私達の次回予告も最後ね・・・。」

夢希「けっきょく5回もやれなかったな。」

大雅「失って初めて気づくことか・・・・。俺達も亜夢たちがいなくなって初めて気づいたのかもな。」

竜星「仲間の大切さ。あきらめないという事。ほかにもいろいろ」

めぐみ「しゅご神でも太刀打ちできない闇・・・か。結局。ハーウェル様もかなわなかった・・・」

次回 しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅱ
「第121話 最終決戦の幕は開く」

ルル「今までありがとう。さよなら」