二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅲ 新世界編 ( No.499 )
- 日時: 2014/07/13 18:47
- 名前: sisimai ◆zL/tqIs4.k (ID: w.BkwDH0)
第126話 真犯人を捕まえろ! 通りすがりの探偵が事件をとくぞ☆
ピーンポーン♪
大枝家の呼び鈴が鳴る。
空も雲ひとつない晴天。
ちょうどいいそよ風
心地よい小鳥のさえずり・・・
だが、気持ちのいい朝に似合わずに・・・
小町「わ〜!ごめんっ!ちょっと、ちょっと待ってねっ!もうっ!お母さんなんでやってくれないの!」
大枝母「あなたがやってないのがいけないんでしょ!」
小町「ああっ!遅刻するぅ〜!!行ってきます!」
ほのか(・・・)
小町「ごめん遅くなっちゃった!」
心地よかった朝をぶち壊しにした大枝小町の二日目の学校・・・
事件は起きた・・・
朝ヶ丘世学園女子等部 小高2年3組
小町「おはよ〜」
ザワザワザワ…
ヒソヒソヒソ…
小町「あり?」
女子生徒「大枝さん・・・あの・・・その・・・机が・・・。」
小町「え?机?」
小町は自分の席に向かう。そこには・・・
小町「・・・」
ほのか「ひどい・・・」
小町の机にはたくさんの落書きがあった。
「前の学校に帰れ!」「よそ者!」「ヒーローオタク!」「ぶりっ子」「バカ!」「ウザ」
小町「・・・こ、これは・・・」
青菜先生「はい!静かに!みんな座って!」
女子生徒「先生〜広真さんがいませ〜ん」
青菜さん「また遅刻か・・・。正直に言ってください。昨日の放課後から今日の朝にかけて大枝さんの机に落書きをした人。立ちなさい」
シーン・・・
青菜先生「黙ってないで出てきなさい!」
小町「あの・・・先生・・・私気にしてないですよ?」
青菜先生「そういう問題じゃないの。あなたが気にしていなくてもこれは立派ないじめになります。次どんな被害が出るかなんてわからないでしょ?」
ほのか「先生…。そういえば広真さんが教室で居眠りしていたんですけど、いつ帰ったんですか?」
クラス中が黙り込む。そして
女子生徒「先生・・・。私、部活が終わって忘れものをとりに教室に戻ってきたら広間さんがまだ寝ていました・・・」
女子生徒「私も見ました!確か…5時・・・くらいだよね?」
青菜先生「分かりました。」
ガラガラ…
梓「ファ〜ねっみ・・・。」
青菜先生「広真さん。大枝さんの机に落書きしたのはあなたですか?」
梓「は?しんねーよ。んなこと」
女子生徒「どうせ広真さんがやったんでしょ!?」
女子生徒「小町ちゃんがしこ紹介している時も『ウザ』って言ってたもん」
梓「やってねーっつってんだろ!」
真理亜「それに、証拠もないのに責めるのはおかしいです。」
女子生徒「・・・」
梓「・・・」
放課後・・・
ほのか「結局、広真さんが犯人だったのかしら?」
小町「きっと広間さんじゃないよ。だって違うって言ってたもん。」
ほのか「そうかなぁ?」
小町「!!」
小町の前にいたのはこの前の仮面の人。
髪の色は夕陽に照らされオレンジ色に見える。
ほのか「だ、誰ですか!」
仮面の人「・・・。広真梓は犯人じゃない。」
小町「え?」
仮面の人「真犯人は・・・普通の人には見えない・・・。」
ほのか「もしかしてお化け?」
仮面の人は黙っている。
そして風が吹いたと同時に消えてしまった・・・。
小町「行っちゃった・・・。」
中高女子生(高校生)「あんたらさぁ〜。ショーコーセーだよねぇ?」
小町「そうですけど?」
ほのか「小町ちゃんこの人たち中高生の先輩達ですよ」
中高生「小高のくせにこんなチャラチャラしたのつけてんじゃないよ」
中高生たちはほのかのマスコット付きのストラップを引っ張る。
ほのか「や、やめてください!」
中高生「きゃははははは!」
?「おい!」
そこに現れたのは・・・。
続く
- Re: しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅲ 新世界編 ( No.500 )
- 日時: 2014/07/13 21:03
- 名前: isimai ◆zL/tqIs4.k (ID: w.BkwDH0)
続き
小町「広真・・・さん?」
中高生「ゲッ!こいつ鬼姫じゃん!いこっ!こいつらやばいよ!」
梓「さっさと行け!」
梓は中高生をにらむ。
中高生「ごめんなさ〜い!」
中高生「申しませーん!」
梓「たく・・・」
ほのか「あ、あの・・・」
梓「何?」
小町「ありがとう!」
梓「??」
小町「あのね、あたし達今日のことを調べてたんだけどね、分かったの!」
梓「何が?」
小町「広真さんが犯人じゃないって!」
梓「なにいってんのおまえ」
小町「今日ね、登校途中に見たの。広真さん。寝坊してきたんじゃなくて、捨てられてけがしていた子猫の手当てをしていたんだよね?」
ほのか(気がつかなかった・・・。)
小町「さっきあたし達を助けてくれた。そんな人があんなことするはずないもん。」
梓「余計なことしやがって・・・。」
小町「あ、待って!」
??「何か事件かな?」
小町「あなた?」
サングラスをし茶色いキャスケット帽に髪を入れて、男か女か分からない。小町達の感覚で【声変わりのしていない男の子】と、うけっとった。
探偵「通りすがりの探偵だよ。名前は名乗るほどもののじゃないから。」
ほのか「あの!実は・・・」
ほのかと小町は探偵にすべてを話した。
探偵「なるほどねー。とても簡単なことだよ。だってそれ、人間の仕業じゃないし。」
小町「インチキ!」
探偵「だってそうだもん。」
ほのか「あ、でも、仮面の人も同じこと言ってませんでした?」
小町「あ、確かに。」
探偵「人ってね、誰でも守護霊に守られているんだ。」
小町「守護・・・霊?」
探偵「そして世界を見守っているのは守護神。6人の守護神がこの世界のバランスをとっている・・・。」
ほのか「どうしてそこまで知っているんですか?」
探偵はほほ笑む。
探偵「君達に夢はある?」
ほのか・小町「はい。」
探偵「それが強ければ強いほど、夢は強くなり、守護霊が守ってくれる。なりたい可能性。」
小町「なりたい・・・可能性…。」
探偵「でも時にそれは、闇にのみこまれ悪い心となってしまう。」
ほのか「・・・」
探偵「君達のココロはもう・・・。犯人が分かっている。でも、自分自身で気が付いていないだけ。」
ほのか「ありがとうございました!」
小町「何かわかった気がします。」
探偵「そう?役に立ててよかった。じゃあね。」
小町「不思議な人だったね。」
ほのか「はい。なりたい可能性とか・・・。」
小町「私達はもう気が付いているんだよね?」
ほのか「小町ちゃん。私犯人が分かった気がします。」
小町「私も!広真さんじゃないよ!この犯人はきっと!」
小町・ほのか「悪い心のせいだ!」
次回予告
小町「悪い心…。クぅ〜!ヒーローっぽくなってきた!
でも、あの探偵さんは誰だったんだろう・・・。
とてやさとてかこだったな〜【とっても優しい、とってもかっこいい】
ん!?何この妖精!」
次回 しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅲ
「第127話 誕生!小さな小さな私の守護霊!?」