二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅲ 新世界編 ( No.512 )
- 日時: 2014/08/05 18:12
- 名前: sisimai ◆zL/tqIs4.k (ID: IyJCZFc6)
第128話 優しい姉ちゃん梓
梓「どうやって浄化するか・・・。おいカナ!そのキャラなりってやつのほかに×キャラを浄化する手段はねーのかよっ!」
カナ「攻撃系のあたしらにはないよ。守護系の人なら話は別だけど・・・。」
梓「おい転入生!おまえキャラなりできるか?つーかしゅごキャラいるか?」
小町「いないです・・・。たまごはあるけど・・・。」
梓「・・・すまねぇ。」
ほのか「小町ちゃん!広真さん!あれを見てください!」
ほのかが指をさしたのは、空に浮いている人であった。
小町「ひ、人が浮いている!」
梓「夏の夜の夢ってやつか!」
小町「今朝だよ!」
宙に浮いていた人は以前小町やほのかの前に現れたフードをかぶった仮面の人だった。
小町「仮面の人!」
仮面の人は手に持っていた羽を×キャラの方に投げた。
ほのか「オーロラの羽・・・キレイ…」
オーロラの羽は強い光を放ち・・・
×キャラ「パリぃ〜〜〜〜〜」
梓「浄化・・・された・・・」
×たまは白いたまごになってどこかへ飛んで行ってしまった。
それと同時に仮面の人もその場を去ろうとする。
小町「待ってっ!」
仮面の人「・・・・」
小町「助けてくれてありがとう・・・・。どうしてあなたはいつも私達の前に現れるの?なんでいつも何も言わないで行ってしまうの?あなたは何者なの?」
仮面の人「・・・また、 会える」
仮面の人は去ってしまう。
ほのか「行ってしまいましたね・・・。」
小町「広真さん・・・役に立てなくてすいません・・・」
梓「別に・・・。無実を証明してくれただけで十分だし。」
ほのか「あの・・・ありがとうございました・・・。前、あの、お礼言えなくて・・・」
梓「ああ、あれ・・・。別に気にしてねーし。」
小町「これで梓ちゃんも達友だね!」
梓「だ、ダチトモ?」
ほのか「友達の間違いじゃないんですか?」
小町「だって、私だけの友じゃないでしょ?ほのかちゃんと私。私達の友!だから達友」
梓「だち…とも…。私が・・・。」
梓はとてもうれしそうにほほ笑む。
ほのか「広真さんって、優しいんですね。もっと怖い人かと思いました。」
カナ「そーそー!み〜んなあずを誤解してんだよ!」
小町「誤解?」
カナ「あずにはちゃんとわけがあんだよ。授業中の居眠りや遅刻は、両親が共働きで兄弟の面倒見てて自分の寝る時間や自分の時間が無いんだ。
髪を染めたのだって、ある日の下校途中に塗装用の赤ペンキが降ってきて直撃。ペンキは落ちたけど赤っぽいのが残ってさすがに赤黒の髪はまずいから染めたんだ。
くるぶしソックスとか腕まくりは、アズって見かけよりも肌弱くてね、すぐかゆくなるからやってんだ。
だからあずは、口下手なだけでいい奴なんだ。」
梓「バカっ!余計なこと言うなよ!」
小町「優しいお姉さんだね♪梓ちゃん。これぞまさに【芋っ玉かあちゃん】!」
梓「いもったまかあちゃん?なんかの食いもんか?」
ほのか「それを言うなら【肝っ玉かあちゃん】では?それではカニ玉ならぬ芋玉、芋たまごになっちゃいますよ?」
小町「あ、ほのかちゃん頭いい〜」
梓「あんたがバカなの!」
次回予告
梓「梓だす。・・・です。小町ってバカだけどいい奴なんだな。あたしと達友になりたいなんて。ようやく友ができた。
夏休みに入ったな。まつりに海に花火に釣りに・・・楽しいことたくさん!って思ったけど、小町とあたしだけ夏休みの補習に・・・。めんどくせーな。え?補修中のテストで合格点とらなきゃ夏休み没収!?ザケンナ〜!!」
次回 しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅲ
「第129話 頭のよくなる辞書がほしい!」
梓「夏休み没収だけはマジ勘弁っ!」