二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅲ 仮面の涙編 ( No.554 )
日時: 2014/10/16 22:45
名前: sisimai ◆zL/tqIs4.k (ID: MxORj1uQ)

第141話 達友の思い1 一人っ子の思い

甘花母「ほのかなら大丈夫よ。パパのままの自慢の一人娘だもの。ちゃんとお留守番できるわよね。パパもママも帰りは11時ごろになるかしらね。お金置いておくからお昼と夜しっかり食べるのよ。火には気をつけてね。」

ほのか「うん。行ってらっしゃい。ママ。・・・お留守番」
   (お留守番なんて嫌い。一人っきりなんだもん。)

「ほのかなら大丈夫よ。パパのままの自慢の一人娘だもの。」
   (何をやるにしてもそれ。一人っ子だから仕方ないけどね。小低生になってからずっとこう。私のことなんかほったらかし。ふたりとも仕事仕事・・・。)

ほのか「おはよう。コスモス。今日は寒いね。風邪引かないように気をつけなきゃね。・・・。」

植木鉢に咲くコスモスは何も返さずほのかは沈黙する。

小町「お—い!おーい!ほのちゃ〜ん!!」

ベランダから顔を出すほのか。

ほのか「大枝さん?」

小町「おじゃましまーす。」

ほのか「どうかしたんですか?」

小町「いや、収穫祭の時色々あったから挨拶に・・・。」

ほのか「何か・・・意識がとぶ前に何かがあったような気が・・・。」

小町「!」(はっきりとは覚えていないんだ。)

小町「ねぇ、しゅごキャラ生まれた?」

ほのか「しゅごキャラ?」

小町「何かあったじゃん!花柄のたまご。」

ほのか「あぁ、あれですね。いいえ。いません。」

小町「そっかぁ〜。あれ?そう言えば家族の人は?」

ほのか「仕事でいません。夜遅くまで二人とも…。」

小町「え!?マジ!?よかった〜遊びに来て。」

ほのか「え?」

小町「病み上がりのほのちゃん一人にさせらんないもん。」

ほのか「大枝さんだけですよ。そんなことをおっしゃるのは。」

小町「そうなの?」

ほのか「私、一人っ子なんです。だからしっかりしなきゃって思ってて。そのせいで「ほのかなら大丈夫よ。パパのままの自慢の一人娘だもの。」家ではいつも一人。」

小町(知らなかったな・・・。ほのちゃんが一人っ子だって言う事も。いっつも一人ぼっちだったってことも。)

小町「さみしかったんだね。」

ほのか「だから花に話しかけていました。でも花は何も答えてくれない。」

小町「そ」

???「そんなことないよ〜。」

ほのか「!?」

ほのかの前に依然生まれた花柄のたまごが浮かぶ。

ピシ・メキメキメキ・・・ポン!

ハル「プはぁ〜。ハルだよ。ほのかちゃんのしゅごキャラ〜。」

ほのか「・・・」

ハル「花はね、言葉には出せないけどいつでもほのかちゃんにこたえているの。『いっぱいお話ししてくれてありがとう』って〜。ほのかちゃん前に言ったよね〜?『花は心を映す鏡』って〜。だからああやってきれいにさけるんだよ〜」

ほのか「そんな・・・」

ハル「ほのかちゃんはもう一人じゃないよ〜。ハルがいるから〜」

小町「達友だよ!」

ユウ「ユウーッも!」

ハル(達友ってなんだろう)「・・・達友〜」

ほのか「みなさん・・・。」

小町は今までもことを話した。達友のこと。梓・真理亜のこと。しゅごキャラのこと。フォーガトゥンのこと。ダイヤのこと。フォーガトゥンが助けを求めていること。小町がこっちの町で起きたことすべて。

ほのか「わかりました、しかし、こんな私でよろしいのですか?」

ハル「しゃきっとしゃきっと〜」

フォーガトゥン(やはり、口では違うといったものの、奴らは本物の四天王。だが問題はそこではない。アローハンプティロック。あれがない限り・・・。)

小町「よし!今日はほのちゃんジに合宿だ〜」

ほのか「えぇ!?」

次回予告

ハル「ほのかちゃんのしゅごキャラハルだよ〜。最近は寒いですねぇ〜。
   ハルはポカポカした春が好きだな〜。
   あと、ぽかぽかのコンポタージュも好きだよ〜。
   後、毛糸の手袋に毛糸のマフラーも好きだな〜。
   みんな〜よろしくね〜。

次回 しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅲ
「第141話 達友の思い2  芋っ玉…肝っ玉姉ちゃん再び」

ユウ「次回予告の時間に自己紹介しちゃだーッめ!