二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅲ 仮面の涙編 ( No.560 )
日時: 2014/10/25 21:30
名前: sisimai ◆zL/tqIs4.k (ID: wdJ38sA2)

第145話 600年前の真実

イクト「・・・・」
———————————————————————————————————————————————————————
真理亜「いいえ。知っているはずです。あなたも600年前の人物なら。正体は知らなくても知り合いなんでしょ?」
———————————————————————————————————————————————————————
ヨル「なーな〜イクトぉ。俺達5年後のジ・アースにいたんだよなぁ。なんで600年もたってんだ?」

イクト「さあな。」

ダイヤ「こんなところにいたのね。」

ヨル「おまえ・・・どういう事か説明してもらうにゃ!」

イクト「・・・」

ダイヤ「・・・・」

ダイヤはイクト達にすべてのことを話す。




イクト「そんな…あいつが?」

ヨル「うそだにゃ・・・」

ダイヤ「そのためにも小町ちゃん達に協力してほしいの。」

小町「いた—!」

ほのか「イクトさ〜ん!!」

イクト「・・・」

小町「あの、教えてください!600年前のこと!」

イクトはダイヤの方を見る
ダイヤは大きくうなずく

イクト「600年前…あの日俺達は5年後の世界にいた。」

梓「5年後?」

イクト「そこで見たのはこの世界みたいに平和なものじゃない。真っ黒な闇の未来。唯一生き残ったのはボロボロになった女一人。歩美の5年後の姿だったよ。」

梓「歩美?」(ちっ、彼女いんのかよ・・・)

イクト「奴らはこれを自分の者にするために世界を壊した。」

イクトは持っていたスノーダンプティキーを見る

真理亜「スノーダンプティキーでしたっけ?」

小町「あいつらって?」

イクト「忘れた。つーか覚えておきたくもねえよ。あいつらさえいなければ・・・。俺達は過去で平和に暮らせたかもしれない。未来を失わずに済んだかもしれない・・・。それに・・・」

————————————————————————————————————————————————
歩美「でも、もう私に戦える力は残っていない。
     5年前の皆に言います。必ずこの不吉な未来を変えてね!皆ならできるよ!そして、小さな私へ。絶対夢をかなえて!必ず気持ち。伝えてね。絶対迷宮入りしちゃだめだよ!事件っていうのは解決しないとだめなんだから!」
             
「さようなら」
————————————————————————————————————————————————
イクト「歩美も・・・。まぁ、それで、なんだ・・・。俺らを奴らは最終決戦的な感じになって終わった。そっから記憶はねえ。」

真理亜「未来を失う・・・か・・・。」

ほのか「なんか、『なんで私ばかり・・・』なんて思う事もありましたけど、そんなこと以上につらい思いをした人たちもいるんですね。」

梓「この世界は何もない平和なとこだからな。」

小町「うん・・・。」

イクト「・・・」

ほのか(小町ちゃんはあのときどうしたんだろう・・・。すごいなんか…オーラを感じた・・・。四天王っていうのに関係あるのかな?)

ダイヤ「とにかく、フォーガと話しましょ!」

小町「・・・え!?」

ダイヤ「え?じゃないわ。全てを知っているのはフォーガなのよ?それに、イクトくんだってその姿がいつまで保つか分からないわ。小町ちゃん達だけでフォーガに会いに行くのとイクトくん突きで会いに行くのじゃ全然違うもの。」

真理亜「そうね。さすがにフォーガトゥンも私達を警戒しているだろうし・・・。」

梓「あの、最後にきいてもいいですか?」

イクト「何を?」

梓「歩美さんとどんな関係なんですか?」

皆「・・・・・・」

イクト(やっぱこいつらに協力するのやめようかな・・・)

ダイヤ(イクトくん・・・絶えて・・・こういう子だから・・・。)


次回予告

ヨル「完全に俺のこと忘れてるにゃ・・・。
   ちなみにフォーガはな!」

ダイヤ「ダメよ!ヨル!」

ヨル「はッ!あぶねー」

ダイヤ「あれ?フォーガの様子が何か変よ?」

次回 しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅲ
「第146話 TEARS OF MASK〜思い出のあの場所で〜」

ヨル「そういえば・・・ここって・・・」