ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

第147話　ＴＥＡＲＳ ＯＦ ＭＡＳＫ〜イクトVSフォーガ フォーガの正体〜

イクト「俺のココロアンロック　キャラなり　ブラックリンクス」

小町「あれが・・・キャラなり・・・。」

ほのか「猫・・・・」

梓「猫のコスもかっこいい・・・。」

真理亜「いい大人が少女的な変身を遂げ猫コスとは・・・。」

小町「えぇ〜？いいじゃん！シャキーンって感じで！」

イクト「俺に言うな」

ヨル「イクトぉ〜。さっさとやろうぜぇ！」

イクト「わかってるよ。・・・。スラッシュクロウ！」

フォーガトゥン「・・・。破弾」

スラッシュクロウの衝撃ははもちろん。イクトの武器である鉤爪もろとも破壊した。

イクト「！！！」

ヨル「こいつヤバいにゃ！どうするっ？」

イクト(待てよ。よく考えればあいつは拳銃なんか使ったか？それに、600年でこんなに差が開くものか？)

フォーガトゥン「破弾・・・。全てを破壊する弾・・・・。」

「そうだ・・・。そのまま全てを壊せ。あの男を消せ。あのガキ達も・・・。全てを壊せ・・・。生き残るのは俺のお前のみ・・・。」

フォーガトゥン「黙れ！」

小町「フォーガ？」

フォーガトゥン「黙れ・・・・黙れ黙れ！俺の中から消えろ！！」

「消えないさ・・・消えるのはこの世界・・・。お前の記憶…。」

フォーガトゥン「・・・・。」

ほのか「あ、あの。大丈夫ですか？」

フォーガトゥン「・・・・・」

フォーガトゥン(誰なんだ・・・お前は・・・。俺・・・俺は・・・・
。『あたし』はただ・・・みんなに会いたいだけなのに・・・」

バタリ・・・
ガシャーン！
フォーガはその場に倒れる。
それと同時につけていた仮面が割れる。

真理亜「ちょっと！しっかりしてください！」

梓「大丈夫かよ！？」

フォーガはフードで顔を隠し呪文のようにこう言う」

フォーガトゥン「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」

ダイヤ「フォーガ！」

イクト「おい！しっかりしろ！フォーガ！」

フォーガはゆすられてもこう言い続ける

フォーガトゥン「ごめんなさい・・・。」

イクト「フォーガ！っ・・・歩美！！」

フォーガトゥン「・・・・」

フォーガは何も言わなくなった。『あゆみ』その三文字を聞いてから。

小町「あの、イクトさん・・・。フォーガは？」

イクト「気を失っているだけだ。」

小町は見た。
仮面の下のフォーガトゥンの顔を。

この前見た藍色の猫毛(イクトの顔)とも、探偵のように金髪で赤い瞳の少年の顔でもなく、長くきれいなピンクの髪。とてもきれいな顔立ちの『少女』。

そして、梓も見た。
歩美と呼ばれる少女を抱くイクトが、とても悲しい表情をしているのを・・・

次回
しゅごキャラ♪忘れ垂れた姉Ⅲ
第2幕　アミュエスの光たち
第7章　ＴＥＡＲＳ ＯＦ ＭＡＳＫ〜仮面の涙編〜
「第148話　ＴＥＡＲＳ ＯＦ ＭＡＳＫ〜仮面の涙〜」