二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅲ 四天王編 ( No.681 )
- 日時: 2015/03/02 22:07
- 名前: sisimai ◆zL/tqIs4.k (ID: lY3yMPJo)
第181話 守護者とディエーチディーオが揃う時
亜夢「・・・」
歩美「・・・」
零夢「あ・・・」
ユウナ「やっと・・・」
亜夢「歩美!」
歩美「亜・・・夢・・・」
唯世「亜夢ちゃん!」
亜夢「やっと・・・会えた・・・。歩美。会いたかった・・・。」
歩美「ずっと、ずっと・・・」
歌唄「唯世。今はそっとしておきましょ。ようやく家族が会えたんだから。」
唯世「・・・。そうだね」
亜夢「ずっと、寂しかった。気が付いたら一人ぼっち・・・。」
歩美「目が覚めたら真っ暗で・・・。」
二人は抱き合う。
そこへ零夢とユウナが二人を抱く。
零夢・ユウナ「おかえり・・・。二人とも…。」
4人は泣き続けた。同じ顔で。
小町「600年の時を経て・・・」
ほのか「姉妹が再開した・・・。」
梓「ヤバい。泣けてきた・・・」
真理亜「感動。後は世界へ戻るだ・・・」
メロエッタ「これでディエーチディーオそしてそれぞれのロックとキーの守護者がそろった。」
テルー「次は二つの世界をよみがえらせるだけ」
ラン「どうやって?」
ミキ「そうだよ。確かに方法はいくつかあるけどさ。メロエッタ・・・じゃなくてシュ・ゴ・キャーラ様のお力で夢をかなえたり・・・。」
スゥ「でも、それには何かを代償にしないといけないんですよねぇ?」
セレナ「何故前任のディエーチディーオがしゅご界にいないかご存知?」
キセキ「何故だ?」
ハッピー「フローラス様はメフィスヴァーデイン。それ以外のしゅご神はジ・アースと共に眠ったの〜」
リーブ「つまり。ハーウェルに・・もう一度会えるの?」
メロエッタ「そうだ。しゅご神の大きな力を使って二つの世界を。元の姿に戻す」
瑠獅昂弩「そう簡単にはいかないと思うぜ。」
小町「瑠獅昂弩!さん・・・」
瑠獅昂弩「600年前のあの事件。あれはただの闇じゃない。」
歩美「魔界神・花戸砺亜のちか・・・ら・・・」
亜夢「歩美?」
瑠獅昂弩「それに歩美には無理だ。」
小町達は思った。
歩美が、今ここにいる歩美は以前フォーガトゥンを名乗っていた時よりみ弱々しいこと。
瑠獅昂弩「たしかに600年がたっているがそんなことは問題じゃない。歩美の真の体にそんなことは無理だ。」
イクト「病気」
メロエッタ「それはもうずっと前に治した。」
瑠獅昂弩「いや。治せてない。違うか。病気じゃない。確かに病気は治した。だけど長年歩美を苦しめているのは花戸砺亜様にかけられた天界の呪い。そしてそれを止められるのは俺だ」
メロエッタ「つまり。貴様を歩美に戻せと?」
瑠獅昂弩「ああ、そうだ。」
亜夢「ダメに決まってんじゃん」
瑠獅昂弩「俺は瑠舞羅みたいに花戸砺亜様をよみがえらせる気はない。歩美には生きてほしい。花戸砺亜の分まで。」
歩美「戻って・・・。るし・・・あ・・・ど・・・。わたしに・・・」
亜夢「歩美!」
歩美「どの道…私は生きないといけない。たとえ騙されていたとしても。」
瑠獅昂弩(歩美・・・。花戸砺亜にあったのか?)
歩美(あったよ。意識の中で。とてもきれいな人だった。)
瑠獅昂弩(あの姿が花戸砺亜の最後の姿。15歳だった。)
歩美(・・・)
瑠獅昂弩は再び歩美の中に消える。
亜夢「よかったの?」
歩美「ええ。あのひとは大丈夫。信用できる・・・。私ももう大丈夫。早くお家へ帰ろ?皆で。」
亜夢「そうだね。みんなで!」
唯世「帰ろう!」
歌唄「私達のいるべき場所」
イクト「いるべき時代」
零夢「守るべき家族」
リリカ「共にいるべき仲間のもとへ」
鈴華「夢をかなえるために」
リーブ「この600年の借りをかえそう」
ユウナ「輝くために」
亜夢「今!!」
次回 しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅲ
第二幕 アミュエスの光たち
第8章 四天王編
「最終回 第182話 よみがえれ 二つの世界」