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第184話　忘姉万年補欠　その女、慈海翼子。

亜夢「だ、誰？」

小町「さぁ…？あーちゃん知らない？」

梓「600年以上生きてるんだから知ってんだろ？」

歩美「しらない。興味ない。見たことない。」

？？「ひどいっく〜！！この忘姉で大きな役職をしていた恩人を忘れたって言うのかっく〜！？」

亜夢「だから誰！？」

ヨックー「知らないなら教えてやろうっく〜！ヨックーの名前は慈海翼子！自称・忘姉万年補欠　次回予告のヨックーっく〜！口癖は「く〜」！覚えておけっく〜！」

ほのか「は、はぁ・・・・」

やや「きゃはは！テンションあげあげぇ！いぇ〜い！」

ヨックー「いえ〜いっく〜！あ〜。本物のイクト様に会えるなんてヨックー幸せっく〜♪」

イクト「は？」

歩美「早く本題に入れ」

ヨックー「そんなに急かさなくても分かるっく〜歩美ちゃんは怖いっく〜・・・。」

歩美「わたくしには時間がないのです。瑠獅昂弩もよみがえり、瑠舞羅の本格的に動き始め。そして何よりアミュエスが生きていることです。これ以上眠っているわけにはいかないのです。」

一瞬誰もが目を疑った。フードの下から見える歩美の髪が藍色になっていたことを。目が藍色になり、左目の白目の部分が黒くなっていたこと。顔の左半分が黒いあざのようなものに覆われていたことを。

フードの下の人物が一時的に歩美ではなくなっていたこと。

亜夢「え？あゆ・・・み？」

亜夢は目をこする。

もう一度見ると歩美は元の姿に戻っていた。ピンクの髪。黄色っぽい亜夢と同じ目。

なんだったんだろう・・・

小町達四天王は大きな違和感を抱く。

歩美の発した【アミュエス】という言葉。この星の名前。でもその言葉はもう一つある。
小町がもともと住んでいた春日谷市。二体の女神像。その片方。【守護神・アミュエス】
そして歩美の左側にできた黒いあざのようなもの。
もう片方の謎の女神像と同じものだった。

真理亜「どうなっているの？」

沙羅「みなさん！」

小町「沙羅ちゃん！」

ほのか「お久しぶりです沙羅さん」

梓「今まで何してたんだよ。」

真理亜「バカ梓。この星について調べてもらってたんだ。」

梓「は？バカ梓ぁ？」

カナ「喧嘩は今やめ〜い！」

沙羅「やはりみなさんの推測通りこの星は400年以上前から存在していました。しかし、2000年前。正確には2600年前に滅んでいたんです。」

小町「滅んだ？」

アレン・カレン(聖悪戦争・・・）

次回予告

ヨックー「お久しぶりっく〜！慈海翼子ことヨックー。完全復活っく〜！生イクト様に会えたっく〜！
　　　　　でも、サラちゃんも話。気になるっく〜。
　　　　　歩美ちゃんのことも。
　　　　　そして何より、アレンちゃんとカレンちゃんの言っていた【聖悪戦争】が気になるっく〜。」

次回　しゅごキャラ♪忘れられた姉Ⅲ
「第185話　語られる2000年前の出来事」

ヨックー「ヨックー大復活っくぅ〜！！！」