二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: AC3 獅子座の傭兵 ( No.37 )
日時: 2013/05/22 15:31
名前: 白好 ◆gFpf2AyprY (ID: A6DUXQK.)

第二章『レイヴン始動編』開幕

3:00
エル・レグルス起床

いつもの耳障りな音が俺の眠りを妨げる

「もう朝か……」

俺はいつものようにベットから降りると歯を磨き、顔を洗う
そして専用のパイロットスーツ、ヘルメット、メガネなどをカバンに敷き詰め、自分の部屋を出る
まだ薄暗い街中をバイクで駆け抜けてから、ブリーフィングルームに入った

4:00
ブリーフィングルーム

「遅かったな」

そこには既に俺以外の男がいた
仮面を被った男が

「遅れてすまない、ところであんたは?」

男は名乗り始めた

「私はジェイだ、今回君のミッションパートナーに選ばれた」
「俺のパートナー? そうだったのか、宜しく頼む」

ミッションパートナーというのは僚機のことだ

『既にお二人ともそろっているみたいですね』

ブリーフィングルームに響く若い女性の声
俺は何となく分かってはいたが問いかける

「あんたがレインか?」
『はい、それでは早速ブリーフィングを開始します』

Re: AC3 獅子座の傭兵 ( No.38 )
日時: 2013/05/25 02:59
名前: 白好 ◆gFpf2AyprY (ID: uwFalb0C)

手元のディスプレイが起動する
そこにはアリーナのマップ等が出ていた

作戦場所マップはコーテックス運営のアリーナ、敵の数は不明です』

俺は質問をブツける

「敵勢力はどこだ?」
『ただのレジスタンスです』

ジェイも問う
「彼らの目的はなんなのかな?」
『分かりません、ただ敵対する勢力を撃破しろとのことです』

その後は順調にブリーフィングは進んでいき、予定よりも遙かに早く終わった

「10分もかからないブリーフィングってなんだよ……」
「エル君はこの後どうする?」
「あ〜……飯ですかね、起きてすぐに来たんで」
「そうか、では私はここで待機しているよ」
『それなら私はシャワーを浴びてきます』
「別に言わないでいいだろ……」

そして俺は朝飯を取った

Re: ARMORED CORE獅子座の ( No.39 )
日時: 2013/11/09 10:00
名前: 白好 ◆gFpf2AyprY (ID: QAv7imQ6)

4:50
ACガレージ

アリーナ近くにある高さ約15mで外装は白色の巨大倉庫のような物の中に入る
中は生コンで囲まれていて殺風景ではあったが、目前には巨人と見間違うような物があった

「おっとレイヴンか、重役出勤か?」

整備長が話しかけてきた
実は此処に来る予定は4:20で約30分の遅刻
本来なら遅刻なんてしないんだが……

「うっせ、道迷ったんだよ」
「だっさwwwwwww」

遅刻理由を言った瞬間、と言うか喰い気味に言いやがった
このやろう撃ち殺してやろうかと思ったが踏みとどまる
彼がいないとACの整備が出来ないからだ、俺はACの操縦と管理は出来るがACの整備は出来ない
まぁ撃ち殺したら捕まるだけだが、そう思いながら二階に上がる
二階は工事現場で使われるような足場に頼りない手すりがあるだけだった
怖くはなかった、と言うかこんなのに恐れていてはまずレイヴンになれていないし

「RAVEN! ACの装備を黙視で確認してくれ!」
「急に発音良くすんな」

右腕には1000発のマシンガン、左腕には投擲銃、そして両肩には中型ロケットに垂直ミサイルと注文通りのアセンブリだった

Re: ARMORED CORE獅子座の ( No.40 )
日時: 2013/07/10 13:04
名前: 白好 ◆gFpf2AyprY (ID: uwFalb0C)

フレームもいつも通りクレストとミラージュの物を使用している、ナイリア社の物は使用していない
その訳は親父がナイリアで働いていると言うのは前にも話した、ナイリア社の物はかなり高性能だが値段が高い
そんなのを新人が付けてみろ、確実に横流ししたと思われる、だから付けない事にしている

「エンブレムもそれでいいか? 一応言われた通りにやったが」
「完璧、さすがだな」

ACの肩には黒の中に一匹の白いワタリカラスがいるエンブレムが描かれている
これは俺が要望したもので、身の潔白を証明するためにこのデザインにした
それにしても想像通りの出来だ、思わずニヤけてしまいそうだ

「レイヴン、今連絡が入った! 出撃準備をしろとの事だ!」
「分かった」

そう言ってコクピット内へ飛び移る
各パーツの接続に抜け目はないか、武装にはちゃんと弾薬が入っているか等の確認を簡易的に行う

「確認終了、完璧だ」
『レイヴン時間です、出撃してください』
「了解……交渉は決裂したのか」
『残念ながら、ちなみにジェイさんはレイヴンの中でも1、2を争うACパイロットです』
「……?」
『要するに、油断してると報酬が無くなりますよ?』
「……ヤベッ」

Re: ARMORED CORE獅子座の ( No.41 )
日時: 2013/07/10 13:36
名前: 白好 ◆gFpf2AyprY (ID: uwFalb0C)

『所で、出撃はまだですか?』

……あ、ハッチ開けて貰うの忘れてた

「整備長、ハッチを『みなまで言うな、今やってるよ』今とてもあんたを雇って正解だと思ってる」

ちなみに彼は御歳59
ほかのレイヴンに解雇されたところを俺がブン取った
何でも『天才整備士が来たからあなたはいらない』と言われたそうだ
でもこの人を越えるくらいの整備士って誰だ?

『開いたぞ』
「あ、すまないな」
『では、出撃お願いします』
「了解」

格納庫を出て、長い通路を通ると広いドームが目前に広がっていた

「これがアリーナか、デケェな」
『驚いたかな?』
「少しぐらいは」
『さすがは噂の新人かな?』
「そりゃドーモ……そろそろ来るみたいですね」

レーダーには四つの敵反応と一つの友軍反応があった

『それじゃあ、行こうか』
「言われずとも」
『頼もしいな、『アンタイトルド』これより任務を遂行する』

ジェイのACが戦闘モードに移行した

〔メインシステム、戦闘モードを起動します〕
「こちらエル・レグルス、『ベールィ』これより戦闘を開始する」

アリーナ防衛 ( No.42 )
日時: 2013/07/20 12:40
名前: 白好 ◆gFpf2AyprY (ID: uwFalb0C)

OPERATION CODE:FIGHTING DOGS
RAVENs NAME:ELLE・REGULUS、JAY
OPERATION TARGET:ENEMY ANNIHILATION

作戦名:戦う犬
レイヴンズネーム:エル・レグルス、ジェイ
作戦目標:敵の繊滅

Re: ARMORED CORE獅子座の ( No.43 )
日時: 2013/09/22 18:28
名前: 白好 ◆HKd.S8Pft6 (ID: nWdgpISF)

戦闘モードに移行したと同時に北のゲートから二機のMTが現れた
MTはそれぞれ俺とジェイに向けてミサイルを撃ってきたがどちらも避けた
そして投擲銃を二発撃ち、命中した

『……!』

そしてMTはパイロット諸とも爆散した
俺は人を殺した、だが別にそんなショックじゃなかった
初めて人を殺したわけでもないし、これからもっと殺さなければならない
なにより殺らなければこちらが殺られる、簡単なことだ

「思った以上に早く増援が出てきたな」
『聞こえているかな?』

さっきから無言で動こうとしないジェイから通信が入った

「なんだ?」
『君の実力がどれ程のものか知りたくてね、今アリーナに存在する敵を出来る限り迅速に排除かつダメージを抑えられるか……やって見せてくれ、それに応じて此方も動くとしよう』

ということはつまり……

「それなのか? 俺の僚機になった理由は」
『そう言うことになる』
「なるほど……」

俺に課せられた第二の試験ってところか……

「上等だ、やってやるよ」
『そう言うと思ったよ、見せて貰おうか……君の本気を』

Re: ARMORED CORE獅子座の ( No.45 )
日時: 2013/11/18 16:36
名前: 白好 ◆HKd.S8Pft6 (ID: QAv7imQ6)

あの会話から約2分後には敵のMT部隊を全滅させた、マシンガンや投擲銃もあまり使わずEO主体で攻めてみた

「AP8367って……あれ? 元のAPがどのくらいだっけか?」
『被弾数0……!?』

レインの驚いた声で分かったが、俺は一発も被弾していなかったらしい
弾幕も薄かったしミサイルも遅かったから別に驚くことでもない気がするんだが……

「にしても、これぐらいじゃ終わる訳無いよなぁ…」
『敵の第二波、第三波接近……アンタイトルドのすぐ近くです!』

やっぱりな、さすがに弱い者虐めは好まないが仕事だし……楽に殺してやるか

「ジェイ、付近に敵が……」

……レーダーの敵反応が、無い? 今の一瞬で……?

『どうした? 敵の所在について何か掴めたのか?』
「……!」

俺の目に飛び込んできたのはアンタイトルドの周りに横たわる大量のMTの残骸だった

『それにしても意外……いや、やはりと言った方が良いかな?』
「…………? なんのことだ?」
『君の操縦技術のことだよ、【奇跡の生還者】君』

懐かしい呼ばれ方だな、とても吐き気がする良い呼び名だ

Re: ARMORED CORE獅子座の ( No.48 )
日時: 2014/01/11 06:18
名前: バレッダ ◆HKd.S8Pft6 (ID: E616B4Au)
参照: テメェが疲れたのなんか知らねぇよツイッターに呟いてろ

「ありがとうございます、出来れば"二度と"その言葉を口にしないようにしてくださいね」
『おっと、怒らせてしまったみたいだな、失礼した』

当たり前だ、逆にキレない方がおかしい
……他の皆を殺したのは俺でもあるんだからな

「分かってもらえたら結構だ」

突然レインから通信が入る、その声はかなり焦っていた

『レイヴン!お喋りはそこまでです!』
「どうした? 何かあったのか?」
『残り60カウント後に大量の敵MTがアリーナに!』

まだ……!? 本当にただのレジスタンスか!?

『しかもかなり囲まれているみたいだ、どうする?』
「どうするったって……あんたはどうなんだよ」
『このミッションを受けたのは君だ、作戦は君が建てるんだ』

くそ……皮肉を言ったあげく作戦は投げやりかよ……!
そう俺がイラついていたとき、また別の通信が入る

『オペレーター、状況は?』
『え……あ、敵の数は不明、残り20カウント後にアリーナに到達します』

レインが状況を説明した後、アリーナのハッチが開いた

『手こずっているようだな、手を貸そう』

そこには赤く塗装された拡散レーザー武器腕を搭載した逆関節のACが立っていた

Re: ARMORED CORE獅子座の ( No.51 )
日時: 2014/03/23 19:41
名前: バレッダ ◆HKd.S8Pft6 (ID: E616B4Au)

あの機体は見覚えがある
昔、俺がアリーナに行ったとき戦っていた赤い機体

「ゲド……だったか?」
『覚えてくれていたか、光栄だな』

なんつーか……紳士的だな、当時はホモだゲイだなど騒がれてはいたが特にそういった雰囲気は感じない
……覚えていてくれた?

「俺を知っているのか?」
『昔、私の試合を見に来ていたじゃないか』

なるほど……この人は信用できる、そう思っていたらジェイも回線に入ってきた

『久しいなゲド、いつぶりだったか』
『覚えていないな、俺がアリーナに参入したときから音信不通になったこと以外はな』
『あの時はすまなかった、ただ私にも事情があったんだ』
『……まぁいい、ここで出会ったのも何かの縁だ、ミッションの時は気軽に呼んでくれ』
『あぁ、そうさせてもらおう』

なんださっきの間は、まさかあの二人はそういう関係だったのか?……いやそれは無いか
そんなどうでもいいことを思ってたらアリーナの扉が開いた、増援が到着したらしい

『あまり私の前に行かない方が良い、当たるぞ』
「了解、後ろは任せると良いぜ」
『なら私はその後ろを守らせてもらおうか』

solder.procimar.com ( No.52 )
日時: 2015/03/21 00:21
名前: solder.procimar.com (ID: ZIOjz2Vv)
参照: http://solder.procimar.com

【AFP=時事】ケニアの村で8日、呪術師が死者の蘇生に失敗し、その理由として「疲れたから」と言ったことから待ちわびていた村人たちが1日を無駄したと激怒した。(AFP=時事)

inesmergel.com ( No.53 )
日時: 2015/04/10 02:09
名前: inesmergel.com (ID: T1OugAgl)
参照: http://inesmergel.com

’13年9月、ブエノスアイレスのIOC(国際オリンピック委員会)総会。世界が固唾を呑んで見守るなか、ジャック・ロゲIOC会長が「トーキョー」と東京の勝利を告げたとき、歓喜の輪の中心にいたのは、東京五輪招致委員会“チーム・ニッポン”を率いた猪瀬直樹・東京都知事だった。だが、わずか3か月後、都知事選での5000万円の資金借用問題が火を噴き、猪瀬氏は辞任を余儀なくされた……。 五輪招致レースのさなか、最愛のゆり子夫人を亡くす悲運に見舞われるも、東京への招致に成功。政治家として絶頂に上り詰めながら、一転、奈落の底へ。あれから、早1年。猪瀬氏は今、何を思うのか——。(週刊SPA!)