二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: バトルスピリッツEXS 「オリキャラ募集!」 ( No.11 )
日時: 2013/04/11 22:44
名前: ノヴァ (ID: HDoKOx/N)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode

Dr.クロさん、了解しました!早速今回から出させていただきます!



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転送が終わり、リュウセイが眼を開けると、目の前には広大なフィールドが広がっていた。
「ここがバトルフィールド……」
「どう、驚いた?」
突然近くからサクラの声が聞こえた。しかし当の本人はフィールドの反対側という、かなり遠くにいる。普通なら聞こえない距離だ。
「ここ、お互いに声が聞こえるように設定されてるから、普通に話しても大丈夫だよ!」
「えらい親切設計だな……」
ターン1
「じゃあ先行は俺から行くぞ。スタートステップ! ドローステップ。メインステップ、ライト・ブレイドラ、炎楯の守護者コロナ・ドラゴンを召喚!」
まずは手始めに、低コストスピリットを並べてみる。これで相手のアタックを防ぐこともこちらのカードのコスト軽減も出来る。
「ターンエンド」
ルール上第1ターンはアタックが出来ないため、ターンエンドせざるをえない。
ターン2
「よしっ、気合い入れるよ!」
サクラは頭に巻いたハチマキを締め直す。ちなみにあのハチマキは、サクラ曰くハジメの物らしい。
「スタートステップ! コアステップ、ドローステップ。……メインステップ!まずはバーストセット! そして、バリ・バーンを2体召喚!」
サクラのフィールドにバリ・バーンが2体現れる。
「ターンエンド」
ターン3※ここからは特に目立つシーンを除き、メインステップとアタックステップ以外のステップごとの掛け声は省略します。ちゃんとやっているのでご安心を。
「(やっぱ動かないか……。)メインステップ! マジック、三札之術を使用!」
三札之術は、メイン効果で2枚ドローし、さらにデッキを一枚オープンし、赤のスピリットなら手札に加えるマジックだ。
リュウセイはデッキから2枚ドローし、オープンした輝龍皇ヘリオスドラゴンを手札に加えた。
「バーストセットしてターンエンド!」



「なるほど、この先の展開が楽しみね」
クロはディスプレイを眺めながら呟いた。
「ここにいたか、月闇」
その声で振り向くと、そこには封李が立っていた。
「あら、何かしら?」
「別に。ただバトスピセンターに来たらオマエがいただけだ」
「ならいいけど。ところで、封李はこの勝負、どっちが勝つと思う?」
「俺は陽昇だと思う。あの伝説のカードバトラー、陽昇ハジメの妹だ。あいつの実力なら勝って当然だ」
「その情報なら知ってるわ。と言うより、皆知ってると思うけど」
「なら、オマエはどう思うんだ」
「私は、あのリュウセイって人だと思うな」
二人は会話を一通り終えると、再びディスプレイを見上げた。



ターン4
「メインステップ! ネクサス、暗雲射す鬼ヶ島を配置して、アサシン・ドラゴンをレベル2で召喚!」
アサシン・ドラゴンLv. 2BP 4000
「ターンエンド!」
ターン5
「メインステップ! ライト・ブレイドラをもう1体召喚。そしてマジック、チャージドローを使用!」
チャージドローは、メイン効果でデッキから2枚ドローし、さらにデッキを2枚オープンし、その中の強化を持つスピリット/ブレイヴカードを全て手札に加えるカードだ。
リュウセイはデッキから2枚ドロー。そしてデッキをオープンし、輝きの聖剣シャイニング・ソードとブロンズ・ヴルムを手札に加えた。
「ターンエンド」
ターン6
「そろそろいきますか。メインステップ! アサシン・ドラゴンをレベル1にダウンして、暗雲射す鬼ヶ島をLv. 2にアップ!」
アサシン・ドラゴンLv. 1BP 3000
「そして、マジック三札之術を使用!」
サクラはデッキから2枚ドローし、オープンしたダークナイト・ドラゴンを手札に加えた。
「アタックステップ! アサシン・ドラゴンでアタック! 暗雲射す鬼ヶ島の効果で、コロナ・ドラゴンを指定アタック!さらに自身の効果でBP +4000!」
「コロナ・ドラゴンでブロック!」
アサシン・ドラゴンLv. 1BP 7000
コロナ・ドラゴンLv. 1BP 2000
コロナ・ドラゴンはアサシン・ドラゴンに剣を振りかざすも、アサシン・ドラゴンの刃の一太刀で破壊される。
「ターンエンド」
ターン7
リュウセイは、ネクサス、星見の三連塔をレベル2で配置しターンエンド。
ターン8
「もしかしてリュウセイ、私のバーストが怖いの?」
「下手にアタック仕掛けて、そっちのキースピリット呼んだら元も子もないじゃん」
すると、サクラの目付きが突然変わった。
「(まさかあいつ、俺がこうなるのを見越してたのか!?)」
「メインステップ! 暗雲射す鬼ヶ島をレベル1にダウン。そして、ダークナイト・ドラゴンを召喚! 召喚時効果、自分のライフを一個ボイドに置くことで、相手のBP 6000以下のスピリットを破壊する。よってライト・ブレイドラを破壊!」
ダークナイト・ドラゴンは、自分の剣にエネルギーを集中させ、そこから放った斬撃で、ライト・ブレイドラを破壊した。
「ま、まさか!?」
「そう、そのまさか! ダークナイト・ドラゴンの効果でライフが減ったので、バースト発動!」
そのとたん、空が突如雷雲に包まれた。

「黒く染まりし爆炎の覇王、その力、解放せよ! 黒炎の覇王ダーク・ドラゴン・バゼル、召喚!!」